取り引き先さんからの一言
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、ある取引さんが来店して、言った。
「売場が、ガラッと、変わりましたね。売場に、凹凸が出てきましたよ。」
“良く、見ているなぁ~”
本当に、良く見ていると思った。
赴任当初は、徹底して、通路の確保を実践してきた。
お客様の通り道を創る事。
店舗レイアウト上、如何に店舗全体の血液の流れを良くしていくか。
その事に絞って、通路の拡大をメインに動いてきた。
そして、ある程度、お客様の流れが快調に通るようになってきた。
“いよいよ、次のステップだ”
早速、次の一手を打つ事にした。
それは、コーナーの各所に、ポイントになる商品を配置する事。
「点数」を取れる商品を配置する事だ。
今までは、「如何に、お客様の流れを良くする事」 をメインに考えてきた。
今後から、「如何に、お客様を立ち止まらせるか」 をメインに考えていく。
お客様が、流れるだけでは、売上にならない。
お客様が、止まったままでも、売上にならない。
ことほど左様に、商売とは、難しいものだ。
大切なのは、「変化」であり、「強弱」であり、「バランス」だ。
それは、「マニュアル」には、無い世界。
商売人としての、“感性” の領域だ。
それが、取引先さんから見た時に、「凹凸」 として、見えたのだろう。
売場に、突き出しをして、凹凸をつける場合もあれば、
売場の棚板を変化させ、凹凸をつける場合もあり、
商品陳列に強弱をつけ、凹凸をつける場合もある。
その凹凸も、「変化」「強弱」「バランス」の絶妙な凹凸の黄金率が存在する。
その、黄金率を、今現在探っているところなのだ。
最終的には、部門ごとに、器を用意し、商品をつぎ込み、媒体で引き込む。
それは、手作りの作品と同様に、作り上げていく楽しみがある。
それも、一人で作るのではなく、部門と共に、本部バイヤーと共に。
そこに携わる人間が増えれば増えるほど、完成した時の感動は増すものだ。
それが、お客様にとって、凹凸として映るのだろう。
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コメント
いつもありがとうございますさんへ。
主旨はわかりました。
何ものにもとらわれない、率直な感想を心がけてMRをしたいと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
投稿: てっちゃん | 2010年3月27日 (土) 23時00分
ありがとうございます。
是非お願い致します。
色々な方のご意見が聞きたいです。
ひいき目なしでダイレクトなご意見をいただきたいので、私の所在も明かさないほうがいいのかも知れませんね。
毎回コメントに対してのご回答も、ありがたいと思っています。本当にありがとうございます。
投稿: いつもありがとうございます。 | 2010年3月26日 (金) 22時14分
「いつもありがとうございます」さん、コメントありがとうございます。
黒磯のビバホームと隣接する場所に建設中の「T社」は以前から知っていましたが、24日にオープンしたんですね。
いずれMRしたいと思っていましたので、近日中にブログの記事になると思います。
私の独善的なコメントになると思いますが、後日必ず記しますので、待っていてくださいね。
投稿: てっちゃん | 2010年3月26日 (金) 21時51分
てっちゃん店長、いつも勉強させていただいております。ありがとうございます。私の知り合い達も、かなりの比率で参考にさせていただいているので、あえて過去の記事にコメントさせていただきました。失礼をお許しくださいませ。
ご存知かと思いますが、私の店がある旧黒磯エリアにT社が3月24日オープンしました。いままでの居抜きとは違い、さら地から建てた新店です。生鮮はテナントでかため、それなりにスーパーらしい作りになっています。そこで、是非、黒磯エリアのMRをお願いしたいのです。てっちゃん店長の目にどう写るのかがしりたいのです。私がお願い出来る立場ではないのですが、色々な方の目や色々な方の考えが欲しいのです。まして、たくさんの店舗を熱心にMRしてらっしゃるてっちゃん店長のご意見が聞きたい。そう思い、コメントさせていただきました。
ここでは残念ながらどこの店舗の誰なのかもお教えできません。失礼は重々承知しているつもりですが、なにとぞよろしくお願いいたします。
黒磯のある店舗のK。
投稿: いつもありがとうございます。 | 2010年3月26日 (金) 19時40分