「個人戦」「団体戦」
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
本日は、昨日の続編。
システム関連の方との会話から。
お互いに、現在は、「転職」しての企業だった。
転職理由はお互いに異なるが、転職後は、共に知名度は落ちた。
企業の知名度が落ちると、どうしなければならないか?。
自分の、知名度を上げなければならない、と言う事だ。
自分の知名度を上げる、とは?。
個人の力量(能力)を、上げようと努力する事。
企業に知名度に頼らず、
「自分は、この市場で、いくらの価値があるのか?。」
常に、この問いに直面していく、と言う事だ。
“自分の、市場価値”
その事に関して、彼は言った。
「元同僚とよく会うが、彼らとは、“個人戦”では負けない。」
一兆円企業とは、団体戦では到底太刀打ちできない。
しかし、一対一での個人戦では、負ける気がしない。
大企業に一員であるかぎり、どうしても守備範囲は狭められ、
市場を取り巻く全体像の、ほんの一部しか手掛けられないのが現状。
中小での一員となると、市場の守備範囲を広げなければならず、
更に、同僚と守備の交差する部分も、たくさん発生してくる。
また、「教育の場」も、人事のシステムに乗って、黙っていても与えられる。
自ら進んで「手」を挙げなければ、教育の場にありつけない我々とは違う。
その意識の差が、いつの間にか大きな差となって、
個人戦での手数の差になって、表面化してくるのだと思う。
それは、決して大手とは言えない企業が、大手の出店を機に、
企業としての結束力を高め、大手に負けないサービスを武器に、
従来以上の売場と、お客様対策により、業績を改善させる姿を創り出す。
特に、我々小売業は、団体戦とは言え、店舗に置き換えれば、
たかだか地域の2k商圏での、お客様の奪い合いの戦いだ。
現在の選挙制度と同様に、小選挙区で、地域一番になれば良い事だ。
結局は、企業規模の大小ではなく、店舗という個人戦での一対一の戦いだ。
そして、その積み重ねが、企業力となって現れる。
個人の実力を磨く。
それは、個人が自らの身を、市場という世界にさらされ、
市場の風に磨かれて、初めて可能となる世界なのだと思う。
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コメント
けんたさん、コメントありがとうございます。
そして「ボランティア」ご苦労様でした。
自ら求めて行動すれば、今まで見えない世界が開けてくるものです。
更に、学んだ事を、その都度仕事で実行し検証し、自らの引き出しに加えていってください。
今後とも、よろしくお願いいたします。
投稿: てっちゃん | 2010年3月26日 (金) 06時55分
こんばんわ
セミナーでてっちゃんのおかげで
つながった方々とお話しする機会が
ありました 一度電話でお話ししたきりで
てっちゃんにはお会いしたことはないのに
不思議なものです
てっちゃんとの出会いに感謝しています
ありがとうございます それだけでも
てっちゃんはすごいなあと思いました
投稿: けんた | 2010年3月26日 (金) 00時12分