グロサリーの鮮度
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
グロサリーチーフに言った。
「グロサリーの商品だって、実は腐っているんだ。
お前には、この商品が腐って見えないのか?。」
そんな内容の事を言ったと思う。
これが、生鮮だったらどうだ。
1カ月も微動だにしないで、売場を埋め尽くした商品が、腐らないでいる
わけが無い。
数日で腐るから、日付管理をして、お客様に食べて頂くために、売切る。
結果として、回転が早まり、売上と利益がついてくる。
「青果」しかり、「鮮魚」しかり、「精肉」しかり、だ。そして、「デイリー」もしかりだ。
これらと同じ「目線」で、商品を視る、と言う事。
そして、腐り始めた商品は、どんな価格でも、この場から売切って、消すこと。
その、死んでいた場所に、新たな商品を投入し、息を吹き返させること。
600坪~700坪の店舗面積で、ワンストップショッピングを標榜し、
店舗運営しようとすると、在庫日数の良し悪しは、店舗の命と言える。
それは、どの部門にも言える事だ。
死に筋商品で売場を覆い尽くすことは、「場」の死を意味する。
結局、売場の死、商売の死を意味する事だ。
だから、動いている商品を仕入れ、動かなくなった商品は、売切り排除する。
その継続が、売場を活性させ、流動させ、生き返らせるのだ。
常に、入れ替わり、活性し、流動することが、生への条件であり、繁栄の条件。
だから、死に筋があることは、「場」の死を意味し、衰退の道を歩むことになる。
それを、死と捉えて、敢えて売場から撤去できるかが、
これからの商売の岐路となることだろう。
同じ屋根の下で、生鮮とグロサリー、惣菜、ベーカリーが営みを共有する。
同じ企業が、同じ営みをするのに、なぜ、同じ目線で見る事が出来ないのか?
600坪の面積に、死に筋を敢えて、温存出来るスペースなどは無い。
それは、グロサリー商品群の高回転を促す事で、早急に解決される事だ。
そして、その部分に関しては、従来の積上げを更に構築する事ではなく、
従来の商売の枠を超える、、「挑戦」をすることで、初めて見えてくる領域だ。
この事に関しては、ブログ仲間の「ふるた」さんの記事にも記載されている。
http://kazu428.dtiblog.com/blog-entry-132.html
グロサリー部門での、「売切り」の発想。
この導入により、グロサリーの数値が大きく変化させられると思われるのだが。
読者の皆さんは、如何お考えですか?。
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