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2010年3月

2010年3月31日 (水)

グロサリーの鮮度

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


グロサリーチーフに言った。
 
 「グロサリーの商品だって、実は腐っているんだ。
  お前には、この商品が腐って見えないのか?。」

  そんな内容の事を言ったと思う。

 これが、生鮮だったらどうだ。

  1カ月も微動だにしないで、売場を埋め尽くした商品が、腐らないでいる
  わけが無い。

  数日で腐るから、日付管理をして、お客様に食べて頂くために、売切る。
  結果として、回転が早まり、売上と利益がついてくる。

 「青果」しかり、「鮮魚」しかり、「精肉」しかり、だ。そして、「デイリー」もしかりだ。

  これらと同じ「目線」で、商品を視る、と言う事。

 そして、腐り始めた商品は、どんな価格でも、この場から売切って、消すこと。
 その、死んでいた場所に、新たな商品を投入し、息を吹き返させること。

  600坪~700坪の店舗面積で、ワンストップショッピングを標榜し、
  店舗運営しようとすると、在庫日数の良し悪しは、店舗の命と言える。

 それは、どの部門にも言える事だ。

  死に筋商品で売場を覆い尽くすことは、「場」の死を意味する。
  結局、売場の死、商売の死を意味する事だ。

  だから、動いている商品を仕入れ、動かなくなった商品は、売切り排除する。
  その継続が、売場を活性させ、流動させ、生き返らせるのだ。

 常に、入れ替わり、活性し、流動することが、生への条件であり、繁栄の条件。
 だから、死に筋があることは、「場」の死を意味し、衰退の道を歩むことになる。

  それを、死と捉えて、敢えて売場から撤去できるかが、
  これからの商売の岐路となることだろう。

 同じ屋根の下で、生鮮とグロサリー、惣菜、ベーカリーが営みを共有する。
 同じ企業が、同じ営みをするのに、なぜ、同じ目線で見る事が出来ないのか?

  600坪の面積に、死に筋を敢えて、温存出来るスペースなどは無い。

 それは、グロサリー商品群の高回転を促す事で、早急に解決される事だ。
 そして、その部分に関しては、従来の積上げを更に構築する事ではなく、
 従来の商売の枠を超える、、「挑戦」をすることで、初めて見えてくる領域だ。

  この事に関しては、ブログ仲間の「ふるた」さんの記事にも記載されている。
  http://kazu428.dtiblog.com/blog-entry-132.html

 グロサリー部門での、「売切り」の発想。
 この導入により、グロサリーの数値が大きく変化させられると思われるのだが。
 
  読者の皆さんは、如何お考えですか?。



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2010年3月30日 (火)

追随する者

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、「利用されると言う事」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-2f31.html
 今日は、その続編。

 言ってしまってから、後悔した「スウィートポテト」の30ケース。
 15万分の在庫を出し切って、「ひな祭り」を終え、
 当初、1日50個ずつ販売し続けて、ようやく日付オーバーを免れるという
 危うい状況だった。

  この単品の1日の売れ数は、なんと5個。

 その10倍売り続けなければ、廃棄ロスが出てしまう。
 言ってしまってから後悔しても遅いが、仕入れたら、売切るだけだ。

  そして、こんな時ほど、意外な力を得るのである。
  
 以前の「トマトスープ」の時もそうだが、いろいろな人が「支援」してくれるものだ。

  そして今回も、バイヤーが作成した媒体が到着した。
  計4つの媒体が送られてきた。

 15万分の大胆売場作りで、1日80個はコンスタントに売れていた商品が、
 その取り付けで、1日なんと、150個の売れ数に化けてしまった。
 それは、「ひな祭り」を経過した後も、どんどん増していく。

  “日付オーバーの廃棄だけは、避けられそうだ”

 との、危機感から一転し、

  “早急に追加発注しなけば”

 という現状に急変してしまった。
 そして、3月月間の販売目標を、1500個から3000個へ大きく修正した。

  そして、例のバイヤーが来店した。
 
 「すごい事になってますね。こんなに売れるとは思いませんでした。」

  「誰が売っていると思ってるんだ。」

 そして、それを聞きつけた基幹店舗の店長(かっての部下)が反応した。

  私同様、まずは30ケース納品し、ダイナミックな展開を開始した。

 翌日のデータで、基幹店舗は、80個程の売上を記録した。
 そして、その翌日が、100個。着実に近づいてきている。

  私は、即、反応した。

 「スウィートポテト」を、多面展開した。
 青果の焼き芋の売場、ギフトコーナーにも展開した。

  翌日の結果は、当店147個、基幹店舗141個。

 かろうじて、勝った。

  そして、翌日、あっけなく当店は負けた。

 基幹店舗150個に対し、当店は80個。息切れしてきた。

  私は、基幹店舗(かっての部下)に電話を入れた。

 「いやぁ~、スウィートポテトは負けたよ。どんな売り方をしている?。」

  「えっ、昨日のデータを見てないのですが、てっちゃんに勝ちましたか?。」

 「完敗だよ。うちのダブルスコアの販売数量だ。どんな売り方をしている。」

  「バイヤーから聞いて、てっちゃんの売り方を真似しているだけですよ。」

 流石だ。
 この、反応が大切なのだ。

  「他人に出来て、自分に出来ない訳がない。」

 そこから、挑戦とは、始まっていくもの。

 更に私は、お彼岸にチャンスあり、と見て、
 6個入りの、お彼岸お土産パックをつくって展開した。

  それが、彼岸入りにヒットし、その日は171個のレコードを樹立した。

 しかし、その翌日から、「スウィートポテト」は、急速に終息していった。

  追随する者。

 一方で、追随する者を育て、その一方で、追随を逃れようとする。

  “自分を追い越す人材を育てる”

 なんと、楽しい事か。

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2010年3月29日 (月)

彼岸の墓参り

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、春彼岸の「お墓参り」に帰省してきた。

 帰省と言っても、帰る家はなく、お墓があるだけだ。
 
  いつも思うが、田舎には、自分を育ててくれた「自然」が存在する。
  私が「自然」を思う象徴は、「吾妻連峰」だ。

  特に、冬の吾妻連峰は、雪に覆われた西側の壁として、圧倒的な存在。

   “この自然を前にして、人間の存在の意味とは”

  そんな「悟り」を感じ取ってしまうほど、私にとっての山々は、大きな存在だ。

 春彼岸の「吾妻連峰」は、まだまだ冬の厳しさの残る景色だったのが嬉しい。

どんどん変わっていく故郷だが、お墓周りだけは変わらない。

 いつ行っても、のどかな景色と土の匂いが残っている。

 そして、今回も、無き父との会話を持った。

  *決して、亡霊として出てきたわけではありません。

 以前のブログ「父の存在」でも記したhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_2de6.htmlが、
 墓参り毎に、父と会話してくる。

 そして、今回も、私の後押しをしてくれた。

  「そのまま進め。」 と。

 それは、私の「心の鏡」のようなもので、
 
  私自身が迷えば、父との会話にも、迷いが生じ、
  私自身に迷いが無ければ、その回答も明快だ。

 だから、最近は、結論を以って、墓参りに行く事にしている。
 それまでに、自分の結論を下してから、父と逢う事にしている。

  それは、「生き方」の問題だ。

 父との会話も、「生き方」に関して。
 父と会話する事も、私の「生き方」。

  生き方に関して、父と会話出来る幸せ。
  それが、生前だったら、どんなに嬉しい事か。
  
 しかし、生前には絶対に心通わす事の出来ない壁がある。
 それが、お互いの自尊心なのだろう。
 
  父の死後、私の中から、自尊心が消えた。
  父の死から、「素直さ」を学んだのだろう。
  それは、父が、死を以って、私に伝えたかった事だ。

 そして、昔から普遍の地である、「お墓」の前に立つと、
 私自身の「心」も、その説得力が、更に増すのである。

  “心が洗われる”

 そんな心境になれる。

 年に数回、心を洗う行為は、大切な事なのだと、いつも思う。

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2010年3月28日 (日)

「規模」のメリット

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日、「彼岸商戦2010」を記した。

 本日は、その続編。

 新しい店舗での「春彼岸」。
 以前の店舗で、毎年春彼岸を経験してきた、
 今年は、初めての店舗での春彼岸。

  定位置を変えずに、変化をみる事を、「定点観測」というとすれば、
  定点観測ほど、わずかな変化に気づくものだ。

 それは、定点観測を止めた時に、はっきりと気づくものなのだ。
 今回は、仮説を立て、販売計画を立案し、部下と共有し、実現した春彼岸。

  しかし、打ったものの、響かない。

 売上金額が小さいと言う事は、「響き」に大きく影響してくるものだと、思った。
 
  かってのお店では、これだけの「手」を打てば、これだけの「響き」が戻ってきた。
  しかし今回は、その予測が立たないばかりか、「響いた」のかどうかも見えない。

 額が大きくなればなるほど、その変化も大きく。
 額が小さければ小さいほど、その微妙な変化を感じ取らなければならない。

  要は、売上の大きいお店にいると、アンテナが鈍感になってくると言う事だ。
  常に、敏感に張り巡らせておかないと、変化が流されてしまう。

 「規模のメリット」とは、そんなところにも現われてくるのだ。
 
  大きいから、発言力が増す、と言う事だけでなく、
  大きいから、変化が見えやすく、今後の行方を予測しやすい。

 しかし、それも、慣れ。
 「規模」に、慣れる。

  規模と言うよりは、その「動向」に慣れる、と言う事だ。
  要は、「変化」である。

 そして、何より大切なのは、その「微妙な変化」に応じて、
 我々も、「微々たる変化」を、し続けなければならない、と言う事だ。

  大きく変えることは、意外と簡単な事。
  頭を変えれば、済む事だから。

 「微々たる変化」とは?。

  周辺地域のお客様が、一気に大きく変わるか?、と言う事。
  地域お客様の嗜好が、一気に大きく変わるか?、と言う事。

 年を重ねるごとに、少しづつ少しづつ、微妙に変化していく、と言う事。
 それに合わせて、我々の商売も少しづつ少しづつ、変えていかねばならない。

  その事が少しづつでも出来ていれば、ある突然、大きく変えなくて済むのだ。

 毎年、毎月、少しづつでも、良くなっていく事。

  商品部バイヤーにも、店舗運営者にも、同様の事が言える。

PS
 久しぶりに、にゃんにゃんの写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannnyann103/




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2010年3月27日 (土)

彼岸商戦2010

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


春彼岸商戦。

 この企業に入って、一番「力」を入れた今回の春彼岸。

 52週販売計画を打ちたて、それに沿って、店舗計画の概略から部門計画へ。
 情報収集にも目を向け、仮説を立て、販売へ臨む。

  だから、今回の彼岸動向も、日別に売場展開が変化していく。
  いや、3連休とは言え、日別展開を変えなければ、変化に乗れない。

 52週販売計画の、事前計画の段階から、「仮説」を立てて臨むことが、
 今まで見えてこなかった、日別の流れ、部門別の流れ、お店の流れを
 より詳細に掴むことができる。

  掴む、というより、掴もうとする意欲だ。
  そういう「アンテナ」を張っているところには、必ず、引っかかるものがある。

 土曜日から始まる3連休で、日曜が春分の日。

  この事と、従来からの高速道路割引と、現状の世情からの「仮説」。

  当然、彼岸商戦は、「金」「土」の前半型で推移し、日の後半から月にかけて、
  Uターンへ切り替わるお客様動向という「仮説」から、部門別単品別の流れの
  「仮説」へ連動すれば、3日間同じ販売計画、販売レイアウトなどあり得ない。

 そして、私の「仮説」以上に、後半の尻つぼみが激しかったと言う事だ。
 昨年実績の無い店舗で迎える「春彼岸」動向が、更に拍車をかける。

  しかし、そんな環境だからこそ、「仮説」が更に大切になってくる。

 52週販売計画とは、その「仮説」を、更に追求することに他ならない。

そして、今回の春彼岸を通じて、見えてきた事。

 ますます、ミニマム化している、と言う事だ。

  食品ギフトは、2000円以上のものは、明らかに後退し、
  菓子ギフトの、1000円以下のものは、あっという間に品切れした。

  落雁も、3段重ねなどよりも、食べれる「餡入り落雁」に人気が集中。

  逆に、煮物商材などは、一部品切れ状態になる単品も発生。
  刺身類は、簡便型の盛り合せよりも、「まぐろ」「たこ」「ほたて」の単品へ。

 手作り志向の進行と、好きな単品のチョイス購買。
 更に、ゴミ問題も背後に隠れた買物行動が現れていた。
 そこに、家中派も加わって、イベント離れがどんどん加速していく。

 さて、次回の大イベントの「ゴールデンウィーク」と「子供の日」「母の日」
 今年は、5月1日~5日の5連休と、例年よりも小規模(?)。
 ますます、例年以上に短期集中型の「GW」となる。

  さて、どう仮説を立て、販売計画へ連動させるか?。

PS
 久しぶりに、にゃんにゃんの写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannnyann103/





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2010年3月26日 (金)

「個人戦」「団体戦」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


本日は、昨日の続編。

 システム関連の方との会話から。

  お互いに、現在は、「転職」しての企業だった。
  転職理由はお互いに異なるが、転職後は、共に知名度は落ちた。

 企業の知名度が落ちると、どうしなければならないか?。

  自分の、知名度を上げなければならない、と言う事だ。

 自分の知名度を上げる、とは?。

  個人の力量(能力)を、上げようと努力する事。

 企業に知名度に頼らず、
 「自分は、この市場で、いくらの価値があるのか?。」

  常に、この問いに直面していく、と言う事だ。

  “自分の、市場価値”

 その事に関して、彼は言った。

  「元同僚とよく会うが、彼らとは、“個人戦”では負けない。」

 一兆円企業とは、団体戦では到底太刀打ちできない。
 しかし、一対一での個人戦では、負ける気がしない。

  大企業に一員であるかぎり、どうしても守備範囲は狭められ、
  市場を取り巻く全体像の、ほんの一部しか手掛けられないのが現状。

  中小での一員となると、市場の守備範囲を広げなければならず、
  更に、同僚と守備の交差する部分も、たくさん発生してくる。

  また、「教育の場」も、人事のシステムに乗って、黙っていても与えられる。
  自ら進んで「手」を挙げなければ、教育の場にありつけない我々とは違う。

 その意識の差が、いつの間にか大きな差となって、
 個人戦での手数の差になって、表面化してくるのだと思う。

 それは、決して大手とは言えない企業が、大手の出店を機に、
 企業としての結束力を高め、大手に負けないサービスを武器に、
 従来以上の売場と、お客様対策により、業績を改善させる姿を創り出す。

  特に、我々小売業は、団体戦とは言え、店舗に置き換えれば、
  たかだか地域の2k商圏での、お客様の奪い合いの戦いだ。

 現在の選挙制度と同様に、小選挙区で、地域一番になれば良い事だ。

  結局は、企業規模の大小ではなく、店舗という個人戦での一対一の戦いだ。
  そして、その積み重ねが、企業力となって現れる。

 個人の実力を磨く。

  それは、個人が自らの身を、市場という世界にさらされ、
  市場の風に磨かれて、初めて可能となる世界なのだと思う。

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2010年3月25日 (木)

“変化”を観る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで「システム関連の方の来店」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-0ede.html

 本日は、その続編。

 システム関連の方が、再度来店された。

  データからは、何も生まれない。
  「仮説」を持って仕事をするから、データで検証できる。
  データで検証するから、新たな「仮説」が生まれる。

 前回は、そんな内容だった。
 そして、彼にリクエストを出した。

  「競合店対策として、一番効果のある単品に行く付くデータがほしい。」

 どの単品で「手」を打つのが、競合店にとって、一番ダメージが大きいのか?。

  これがわかれば、最小限の苦労で、最大の効果が発揮される。
  この単品が、10品わかっただけで、競合対策の商品面は完了する。

 そして、今回彼には、更にリクエストを付け加えた。

  正確なデータではなく、前後の「変化」の見えるデータであってほしい。

  “打った手で、どう変わったのか”

  “前後の変化から、効果測定をする”

 この世は、全て、変化しながら、進化している。

  その変化を、どうキャッチするか?。
  その変化に、どう乗っていくか?。
  変化への対応から、更に、どう変化したのか?。

 競合の出現によって、売上が変化する。
 周辺顧客の変化により、売れ筋が変化する。
 時間帯別来店顧客の変化により、商品動向が変化する。

 一年365日、日々刻々と状況は変化している。
 その変化に合わせて、我々の商売も変えていかなければならない。

 その変化を、データから、どうキャッチできるか?。
 また、打った手が、どう周辺顧客の集客に変化を与えたか?。
 それが、わかるだけで、暗中模索の中に、わずかな光明が見えてくる。

  小売という商売は、面白いもので、
  ある一時から、どんどん売上が変化していくものだ。

 それまでは、どんな手を打っても、どんな特売を打っても、
 数値効果がなかなか現れずに、一進一退を繰り返していくものだが、
 ある一時に、従来の均衡が突然崩れて、一気に数値変化が起こる。

  その結果、ようやく、今までやってきた事が、
  正しかったのか、誤っていたのか、の結論が出てくる。

 従来は、それが、その大きな変化の後でしか、検証出来なかった。
 今後は、それを、途中段階から、データ上に数値化出来ないのか?。

  それがわかれば、一筋の光明として、自分の仮説を検証できる。

 是非、そんなデータシステムを、開発してほしいものだ。



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2010年3月24日 (水)

福島西エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


福島市内エリアの最新店舗をMRしてきた。

 ここでも、「Y社」と「MV社」の戦いが熾烈だ。

  一昨年オープンの「MV社」に対抗して、昨年オープンの「Y社」。
  どちらも単独店舗のオープンと、両者らしくない出店であり、お互いに商業
  集積を利用したトータルマーケティングの強みを活かさない出店である。

  どちらも、店舗面積600坪程度であり、ある意味実験店舗なのかと思われる。
  そして、両企業とも、このタイプの店舗を今後の店舗戦略の主力タイプと捉え
  力を入れて出店攻勢をかけていくのだろうと思われる。

まずは、「Y社」。

 この企業のど真ん中をいく店舗である。

 基本レベルは高い。
 店舗レイアウトや、商品構成、更には売場維持能力も高く、午後2時で必要以上
 の売場作りをしていない。

 おそらく、この後、4時以降からどんどん魅力ある商品が出現してくるのだろうが、
 まだ、この段階では、全体的にボリュームのある売場では無かった。

 しかし、売場がボロボロかというとそうではなく、しっかりメンテナンスはされており
 、タイムリーな売場変動がこれから起きるだろう予測が立つ。

 但し、お客様に対してのメニューの提案に力を入れているようで、入口の青果ト
 ップから、精肉での2か所を含めて、計3か所でのレシピと野菜の陳列を展開し
 ていた。
 特に、精肉売場では、セミ多段の4尺で野菜の陳列もされており、相当力を入れ
 たメニュー提案のしかただ。
 ここまでしてしまうと、逆に精肉売場の魅力を失ってしまうのではと心配してしま
 うほどの陳列提案だった。

  “原理原則”を失ってしまったのだろうか?、と思う私が古いのだろうか?。

 価格的には、新店とは思えない程、指定売価を順守しており、初年度から利益
 追求を要求されているのが伺える。

次に、「MV社」。

 やたら駐車場が賑わっているなぁ~と思いつつ入店。
 鮮魚売場から、長い行列が出来ていた。

 何事かと思いつつ、20メートル先まで行くと、なんとたまごを78円で販売。
  
  “それは行列をつくるわなぁ~”

 更には、野菜やその他食品群の売価も、前出の「Y社」を圧倒。
 売場も全般的に、「SM」のコンパクトさを失わず、売場維持能力も低く無く、
 1K商圏の固定客をしっかり捕まえた店舗運営をしているのがわかる。

  “こんなMVが隣に出来たら、いやな存在だなぁ~”

 そんな「MV社」だ。

  この企業もどんどん進化しているのだろうか?。
  しかし、そう期待して見続けると、巨大規模の店舗ほど、生鮮の店舗運営
  能力が劣るのも事実。

  この企業が分社化して、強い分社ほど生き残る戦略なのだ。
  そう考えると、それも正しい選択だと言う事だ。

 そして、この日のこの店舗の活気は、前出の「Y社」を大きく凌ぐ。
 店長が店内放送で、お買い得品をどんどんマイクで語っている。
 従業員も、午後2時の本来ならアイドルタイムなのだが、全員店内で大わらわ
 だ。

  やはり、企業は現場力、店舗力。

 最後は、ここに行きつくものなのだ。

PS
 福島西エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/hukusimanisimr/


 

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2010年3月23日 (火)

いよいよ、春到来

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「暑さ、寒さも、彼岸まで」

 昔から、言い古されている、諺(ことわざ)。

 まさに、その言葉通り、彼岸を迎えるまでは、3月にしては雪の多い日々が
 続いた。

 私は、今年の2月から彼岸までの「春へ向かう道のり」に関しては、
 「温暖化を逆行した“年”」だったのではないか、と思っている。

  やはり、諺には、長年の知恵が込められているのだろう。

 いろいろと、紆余曲折があって、ようやく「彼岸」を迎えるのだ。
 それは、人類の文化が始まって以来、変わらぬ四季の移ろいなのだろう。

  そして、地球の季節とは、太陽の位置がど真ん中に位置するよりも、
  少し遅れて、気温がついてくる。
 
  夏至の6月に遅れて、7月末に熱帯夜が続き、
  冬至の12月に遅れて、1月末に大雪が襲う。
 
 だから、春彼岸に遅れて、4月末に本当の春が到来するのだろうと思う。
 4月末といえば、ゴールデンウィークに代表される「初夏」の季節。

  「春」が一番好き、という日本人は多いが、
  本当に好きな時期は、この「初夏」の時期なのだろうと思う。

  わたしも、春が好きだし、その中でも「初夏」は一番好きだ。

 この時期が、「春」のど真ん中なのだろうが、日本人はどうしても「旬」の
 先取りが大好きな民族だ。

  だから、彼岸を以って、「春本番」と位置付けてしまう。
  しかし、春のど真ん中は、季節的には、「初夏」の4月なのだろう。

 さて、これから梅雨が始まる6月までが、日本で一番気持ちの良い季節を
 迎える。

 そんな季節感を感じながら、お店という一つのブランドを固めていきたいと、
 思っている。


 

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2010年3月22日 (月)

「DNA」を植え付ける

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前は、事あるごとに行っていた「MR」。

 しかし、現状では、なかなか見れる状況に至っていない。
 それは、私自身の心境的なものが大きい。

  “まだまだ、人さまのお店に行ける現況では、ない”

 それは、実態として、どうなのか、という事実ではなく、
 あくまでも、私自身の心境的なものだ。

  それは、どういう事か。

 他店や周囲に合わせて、自店の取り組み方を変えていく、
 という競合対策の、日々具体的対応に至るまでの、大きな柱が
 まだ立っていないのだ。

  「店舗運営に、自分の“DNA”を植え付ける」

 それが、ある程度の形になり、安定するまでに、半年はかかるだろう。
 それまでは、他店を見るが、それに応じて、日々対策を打っていく、
 その状況に至るまでには、達していない。

 時間をかけて醸成していくしかないのだが、まだまだ、言葉が通じていない、
 という現状とのギャップが大いにあるのだ。

 いぜんおブログで「お客様の道Ⅱ」や、「バランスを取り戻す」を記して、自分の
 所信を売場のレイアウト上に落とし込んで、自分なりの考えを形に変えて、実行
 してきた。

 更には、「所信表明」や「方針を伝える」を記しながら、考え方や取り組み方を
 自分の言葉で伝えてきた。

  しかし、だ。 
  
  「あ、うん」 の呼吸が伝わらない、もどかしさ。

 かっては、

  「いよいよ春到来だ。きゅうりの関連で、もろみ味噌を取っておけ。」

  と言えば、翌日には、もろみ味噌が10ケース程カット台の上に積まれていた。
  それを私が、気持ち良く、きゅうりの前に関連として積むのである。

 また、

  「行楽シーズンには、味付けいなりが売れるから、デイリー平台のサイドに積
  ぞ。」

  と言えば、翌日には、10ケース納品されていた。
  それを、私が、徹底してボリューム陳列するのである。

 言う方も、言われる方も、売場展開の姿が見えているのである。

  “言葉が通じる”

 とは、要は、形や結果が見えているから、その過程の共通認識が出来るのだ。

  今は、その形を、「点」として、点描を打っている段階なのだ。
  それが、いずれ、「線」となり、「面」となり、濃淡が出来てくる。

 それが、私の言う「DNA」だ。
 
 そう言う事を、一つ一つ積み上げていく「楽しさ」を享受しながらの、毎日だ。


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2010年3月21日 (日)

いつもの“ファミレス”

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いつも行く、ファミリーレストランがある。

 特に私は、個人でも家族でも、平日の利用が多いのだが、いつも「ニコニコ」
 笑顔で対応してくれるウェイトレスさんが、たくさんいる。

 今の住居に越して以来の利用だが、このファミレスも、経営者が変わり、味が
 変わり、ひどい時があった。

 女房などは、この味の後退に、思わず「ご意見カード」に“不味い”と記載したり
 して、尚更、顔が知られてしまったようで、私達が行くと、更に笑顔が増すのであ
 る。

  立派なのは、そのご意見カード以来、味が良くなったと言う事だ。

 それは、そのお店だけなのか、それとも全社的に素材を見直したのかわからない
 が、確実に変化した。それも、直ぐに。

  ここの定番の「ランチ」は、価格・味ともマッチしており、ファミレスはここと決めて
  いる。

  そして、ご飯もおいしく、ランチを注文すると、ご飯は「お替わり自由」。
  私は、いつも、ご飯を3杯お替わりするのだが、いつもニコニコ対応してくれる。

 しかし、先日、ある事に気がついた。
 
  通常、平日しか利用したことが無かったのだが、先日初めて「日曜日」に
  利用してみた。

  そうしたら、いつもの「ニコニコウェイトレス」が誰もいない。
  逆に、見た事も無い「ウェイトレス」が、テキパキと動いていた。
  当然、我々の顔なども、わかっていない。
  だから、いつもの笑顔も無い。

 不思議なもので、この事だけで、日曜はやめよう、と思ってしまう。

  「いつもの人がいるお店」

 レストランなどは、味、美味しさも大切だが、それ以上に、

  「いつもの人、いつもの味、いつもの雰囲気」

 このキーワードで、集客力が変わってくるものだ。

  “朝のお客様との信頼関係を築こう”

 私の固定客つくりの「流儀」だ。




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2010年3月20日 (土)

ある、読者の方との出会い

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある読者の方が来店された。

 以前より来店の機会があれば行きたい、との意向は伺っていたが、
 今回実現したわけだ。

 ある店舗で「レジチーフ」をされている方だが、店長から、スペースを頂いて
 商品の売り込みまで要請されていると言う。

 現在はこのように、販売の担当者だけでなく、レジの担当者が販売計画に
 携わり、商品計画、発注、陳列、売り込み、数値検証まで完結させるという
 試みがされているのだろう。

 かっては、東北の「Y社」では、店長平台と称して、店長が店舗の横の連動を
 駆使して、部門の縦割りを壊して売場計画を立案し、部門合同展開をしていた
 が、世の中は更に進化して、チェッカー平台が設けられているらしい。

 だからなのだろう、レジ周辺よりも、店舗内の「販売」の領域に感心を示して、
 熱心に見ていた。

  そんな姿を見ていると、私も、燃えてくる。

 ホワイトデー間近の売場とはいえ、バレンタインほどの熱は入っていなかったが、
 売場での仕掛けた部分や、部門の枠を取り払った「関連販売」のポイントの売場
 の「考え方」等を、その売場の現場の前で説明をした。

 本人も、レジの仕事ではなく、レジ平台の販売に関しての“悩み”が相当負担に
 なっているらしい。

  だから、どんどん質問してくる。

 だから、私も、「考え方」を中心に、売場の事例を通して、販売計画の立て方
 を説明する。

  商品とは、いろいろな方達の「分業」によって、結果、消費者の方の食事に
  たどり着く。

  生産者の方やメーカーの方が、ある意図をもって生産された商品は、それ
  だけでも、商品価値があるのだが、その価値だけで販売していたのでは、
  同業他社と同じ価値でしか提案されず、差別化にはならない。

  私が目指しているのは、同じ商品でも、その企業、その店舗で更に付加価
  値を付け加えて、「お客様に、更に美味しく食べて頂く為に」、消費提案をす
  ることが、そのお店のロイヤリティーを高め、同業他社との差別化に貢献
  できると思っている。

 付加価値というと、鮮魚の調理技術を加えて、値入を高める事のように思わ
 れるが、そう言う事ではなく、消費提案という情報を付加価値として加え、生産
 者が意図した「価値」に、更に付加価値を付け加えることが、その店舗の力で
 あり、競合との戦いに勝つ抜く「術」だと思っている。

  そして、そのキーを握っているのが、「女性」だ。
  それは、販売者でもあり、消費者でもあるからだ。

 我々男性は、販売のセミプロかも知れないが、女性はまさしく消費のプロ。
 毎日毎日、食事に、どう変化を持たせ、飽きさせずに美味しく食べて頂くか
 を考え続ける存在だからだ。

  自分のお店で、自分が企画した食事提案の売場は、全てアマチュアの
  意図したものだと思っている。

  「カレー」に「福神漬け」、「焼きそば」に「紅生姜」とか。
  アマチュアの発想でしかない。
  
  大切なのは、そこから「先」だ。
  その、我々男性の知らない「領域」に、女性の消費のプロとしての情報を
  付加しなければならない。

 その事を、彼女には伝えた。
 そこから先の付加価値を、レジという役割を飛び越えて、いち消費者として
 提案していくことが大切ですよ、と。

 後日、彼女からメールが届いた。

  「社員でも無い、タダのパートに、いろいろと話をして頂いてありがたい」と。

 「社員」も「パート」も、私には、「アルバイト」も関係無い。
 一途な熱意があれば、私の仲間だと思っている。


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2010年3月19日 (金)

ある、メーカーさんの来店

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、あるバイヤーから電話が鳴った。

 「てっちゃん、明日、あるメーカーさんがお邪魔しますので。
 先日、てっちゃんが送ってくれた部門合同でのあらびきフランクの売場が
 とても素晴らしいと評判になりまして、是非見てみたいとの事なんですよ。」

 これは、このバイヤーから要請されていた、メーカー協賛でのインセンティブの
 かかった商品を、私の販売情報から各店へ働きかけ、企業といて量販していこ
 うとのことで、まずもって自分のお店で展開事例を作成し、バイヤーへ送付した
 ものだった。

 フランクフルトを、朝食用パンで食べる関連と、パスタで食べる関連に二つの
 提案で、売場作りをしてバイヤーで送付、全店へ送付したものだ。

  しかし、私からすれば、大いに不満の残る結果となっている。

 それは、肝心の「あらびきフランク」の販売数量が伸びてこないのだ。
 他店は、どんどん販売数量を伸ばしているにも関わらず、私のお店は
 販売情報やコラボ展開をしているにも関わらず、数量が低迷していた。

  理由は、察しがついていた。

 自分でも、カッコ良い売場だと思う。
 私が思うぐらいだから、メーカーさんは絶賛の雨あられだった。

  「こんな売場は見たこと無い。完璧ですね。」

 “そこまで、言うか?” 思わず、苦笑してしまった。

 そして、私は、彼らに言った。

  「この売場じゃ、駄目なんですよ。」

 彼らは、きょとんとしていた。
 私が言っている、意味がわからなかったのだろう。

  「この売場は、カッコは良い。しかし、肝心のあらびきフランクが売れない。
  売場には、バランスがあって、主力品は絶対的に目立たなければならない。
  この売場は、どの商品も中途半端で、主役が見えない。だからどれも売れて
  いない。後日、レイアウトを変更して、貴社の単品をもっと目立たせますから」

 メーカーさんから見れば、「我が社の商品」のスペースがダイナミックに拡大され
 量販されている売場が従来の「いい売場」だったのだろう。

 そこに、部門関係無く、食卓やメニュー用途に応じて、部門の縦割りの無い
 売場に遭遇し、感動したのだろう。

  しかし、実績が伴っていない。

 この世界、いくらカッコ良くても、結果が伴わなければ、価値は無い。
 私は、この売場を造っていて、何となく見えていた。
 しかし、各店への販売事例として、カッコ良い売場を情報として送りたかった。

  だから、何となく、売れないだろう、とは思っていた。

 “コラボをしながら、単品量販出来る売場へ、変更だ”

  いよいよ、「実」を取っていこう、と決めた。


 

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2010年3月18日 (木)

“人”をいじる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


赴任後、一カ月半。

 商品面やマネジメントに関しては、徹底して変えてきた。
 それは、商品、企業文化、企業規範は、そのお店でも変わらないから。

  しかし、そこで働く従業員は、一人一人個性がある。
  だから、上司として、部下一人一人を熟知しなければならない。

 それ故、赴任以来 “人” に関しては、いじらないできた。

  “人”とは、“商品”以上に、動向によって、効果が大きく左右する存在だからだ。
  だから、個性を知ることから始めなければならない。

  その分野だけは、スピードが第一優先ではないのだ。

 今現状、生産性の課題もあるが、それ以前に、人の個性を知った上で、“人”を
 いじらなければ、取り返しのつかない問題に発展し、後で後悔することになる。

  だから、いまだに、人の部分には手を付けていない。
  商品面では、どんどん私流の手を打ち続けているのだが。

 「“人”をいじる」とは、どういう事か?。

  あらゆる部下と、お互いに、強み弱みを理解し合い、相手の呼吸のタイミング
  を知り、そのタイミングに合わせて、モチベーションを引き出す事だ。

  また、その延長線上で人員配置を変え、更に効果的な部門バランスを取る事。
  その為の「舵」を切った私に対する信頼関係から、即効果が表面化してくる事。

 その部分には、時間をかけなければならないと思っている。
 「物」や「事」に対しては、スピードが通用するが、
 「人」に対しては、十分な時間をかけた対応を必要とする。

それは、部下にとっても、同様の事だ。

 新しい上司に変わって、自らの存在を変える、大いなるチャンスでもある。
 いや、そういうチャンスを大いに利用して、自ら変化してほしいものだ。

 そこで自ら変われるチャンスをものにすれば、まったく新しい評価を得る。
 人間関係や、自分の評価を「リセット」する、おおいなるチャンス。
 
  人事異動で、上司が変わる、部下が変わるとは、そう言う事なのだ。
  それも、千載一遇のチャンスなのだ。

  なにも、この環境、100年に一度云々の環境だけが「チャンス」なのでは無い。

 そして、それは、私自身にも言える事。

  旧店舗では実現できなかった事を、新しい環境になり、実現出来る。
  その環境の変化が、その個人の意識を変え、チャンスをものに出来る。

 そう、捉えると、私が、“人”をいじる前に、じっくり時間をかけ、チャンスを確実に
 ものにしていく事が大切なのだろう。

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2010年3月17日 (水)

マーケティングの勉強

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログで「店長会の課題」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-07a0.html

 そして先日、マーケティングの本を、ブック・オフに探しに行った。

 マーケティングのカテゴリーがあって、その中に、約20冊ぐらいであろうか、中古
 本が並んでいた。
 
  私は、早速その中の、本の厚さの一番 “薄い” 本を取りだした。
  「コトラーのマーケティング理論が面白い程良くわかる本」なるものだ。
   (中経出版 宮崎哲也さん著) 

 中を、ペラペラめくってみたら、簡潔にわかりやすく記されていたので、これを手
 に取り、購入を決めた。

  “本で学んで、実践に活かす”

 これが、私の「流儀」だ。
 だから、分厚くても、実践向きでなければ途中で放り出す。
 それが、実践としての店長業務に役立たなければ、何の価値も無い。

  “まず、これで基本中の基本をマスターして、実践に活かしてみよう”

 しかし、たかだか150ページ前後の簡潔本の為、いささか不安になってきた。
 
  “これで、本当に、実践に活かせるのだろうか?”

 あまり簡潔すぎても、形だけの実践になってしまう。
 内容の伴った実践を行う上でも、意味のある簡潔本が必要だ。

 更には、マーケティングという広大な範囲から、小売業・スーパーマーケット
 のマーケティングという絞られたカテゴリーに特化した知恵へと連動させて
 いくには、何か、物足りなさも感じた。

  “これに、小売に関する本が見つかれば、完璧だ!”

 少し、マーケティングのカテゴリーから離れたところまで出向いて探してみた。

  “あった!。これだ!”

 「教育」のカテゴリーを見てたら、その本が置いてあった。

  「日本スーパーマーケット創論」 (商業界  安土敏さん著)。

  “この二冊で、戦略と戦術が組み立てられる”

 そして、昨日、「コトラーのマーケッティング理論が面白いほどよくわかる本」
 を読み終えた。ものの2日で完読だ。

  “予想通り、簡潔で、直ぐに実践に取り掛かれる”

 それほど、簡潔明瞭で、無駄が無い。
 しかし、これだけでは、動けない。

  “コトラーの理論を、食品スーパーという世界に引き込むためには?”

 やはり、後者の「日本スーパーマーケット創論」が必要なのだ。
 そして、本日より、それを手に取り、読み始めている。

  序章
  
   「スーパーマーケットは、高等動物的システムである。」

  “なるほど、なるほど、そうだったのか!”

  乞うご期待? である。



 

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2010年3月16日 (火)

ホワイトデーでの“収穫”

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「ホワイトデー」。

 バレンタインほどは、当然盛り上がらず、プレゼント用の菓子もかなり低迷して
 いたようだ。

 日曜日にぶつかったということが、そのような結果につながったということなのだ
 ろうか?。

  いや、我々の仕掛ける意欲が、バレンタインほど無かったのだろう。
  結果として、それがお客様に伝わっていたと思われる。

 それでも、何人かから、手作りケーキ材の場所を聞かれ、更には、兄妹の子供
 さんからは、「ホットケーキミックスありますか?。」とも聞かれた。

  “お母さんへの、手作りプレゼントなんだなぁ~”

 そして、盛り上がりに欠けた今回のホワイトデーでの、数少ない明るい話題は、
 精肉のヒレステーキを使って「ハート型」に組み合わせたステーキセットだ。

 これは、前回のバレンタインで、サーロインを左右対称に組み合わせ、ハート型
 にセットで販売し、惨敗した反省を元に、もう少し少量で低単価のハート型商材
 の模索から開発(?)された、当店オリジナル商品。

 ヒレを使用している為、量目もハート型に組み合わせても、160g程度であり、
 単価も半額セールだった為、1000円前後と買いやすい価格帯だった。
 精肉では、遊びで売場に陳列していたようだが、午前中で結構無くなっていた。

  「これが売れるとは、思わなかったなぁ~。」

 精肉チーフは苦笑いして答えた。

  「そうですね。午後から、また出します。」

 午後になると、午前の3倍ほどの数量が売場に陳列されたが、午前中ほどの
 しっかり「ハート型」に成形された形から、随分と崩れた「ハート型」の商品が
 並んでいた。

  「これは、ハートになってねぇ~ぞ~。」

 「もうこれで、ヒレは完了です。どうしても下の部分は、こうなっちゃうんですよ。」

 それでも、最終閉店間際には、これらの「お遊び」商材は、完売していた。

  “女性へのプレゼント用ステーキは、ヒレに限るな!”

 今回のホワイトデーで収穫できた、新たな「引き出し」だ。

また、先日のブログ「利用されるということ」
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-2f31.html
 でも記したが、「スィートポテト」も、今回の収穫だった。

 ひな祭りでヒットしたが、その後しぼんでいくくかな?と心配していたものの、
 逆に、数量が拡大して、今では平均日販120個まで伸びている商品だ。

 この商品なども、500円玉大の小さな量目だが、美味しさは天下一品だと
 思っている。

 前回の「ひな祭り」で食したお客様の、リピート買いが定着してきたようで、
 今回のホワイトデーでも、まとめ買いをされていくお客様が多かった。

 もっとも、男性がプレゼント用に買うのではなく、女性自ら購入される方が
 ほとんどだったが。

  ホワイトデーという、女性へのプレゼントのキーワードは、

   “小さくても、美味しいもの”

  次回には、必ずヒットさせたい商品群だ。

 

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2010年3月15日 (月)

“変えていく”ということの本質

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


5年間在籍した、かっての店舗がどんどん変わっていく。

 新店長が、どんどん変えていっているのだ。

 昨日のブログで「取引先さんからの一言」を記したが、店長としての黄金率は
 マニュアルが無い為、店長毎に違うものだ。

  要は、自分の居心地の良さをベースに、レイアウトの配置を設定する。

 私は、新任の店長に、引き継ぎの時に言った。

  「5年間、たっぷりついた私の手垢をぬぐい去るのが、君の最初の仕事だ。」

 その言葉と、彼の価値観もあったのだろう。

  どんどん、売場やバックヤードを変えている。
  従来のイメージを変え、彼流のスタイルへの変化を進めているのだろう。

 それは、店長としての、“自分流”が固まっているという事でもある。

  私は、新任店長が赴任後に、一番初めに取り組むことは、
  自分流を、各所に植え付けていく事だと思っている。

 自分流を持っていると言う事は、店長としての確固たる原理原則を持っている
 という事だ。

  それは、赴任直後が一番発揮しやすいと言う事でもある。
  一番比較しやすく、違和感を感じている時期だからだ。

 日が経つにつれ、その違和感は薄れ、慣れが出てきて、
 “こんなもんだろう” という妥協が湧いてくる為だ。

  私も、現店舗を、大きく変えてきた。私流に。
  彼も、元店舗を、大きく変えている。彼流に。

 そして、私は、それでいいと思っている。

更に、その事によって、組織に緊張感が戻るのである。

 “今度の店長が、従来のものを変えている”

 その変化が、部下を揺さぶるのだ。
 そして、その緊張感も、赴任後のスピードに乗れば乗るほど、効果が高い。

  店長が従来を変える事によって、部下に揺らぎを与える。

 その効果は、組織の目を、店長に集中させる効果を生む。
 店長の行動を見守り、店長の一挙手一投足に注目する。

  更に、その変化の方向性が正しければ、組織という大きな玉は、
  急速に転がり始めるものだ。

 何事も、初めが肝心。

  その本質は、そのような事なのだろうと思う。



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2010年3月14日 (日)

取り引き先さんからの一言

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある取引さんが来店して、言った。

 「売場が、ガラッと、変わりましたね。売場に、凹凸が出てきましたよ。」

  “良く、見ているなぁ~”

  本当に、良く見ていると思った。

 赴任当初は、徹底して、通路の確保を実践してきた。
 
  お客様の通り道を創る事。
  
 店舗レイアウト上、如何に店舗全体の血液の流れを良くしていくか。
 その事に絞って、通路の拡大をメインに動いてきた。
 そして、ある程度、お客様の流れが快調に通るようになってきた。

  “いよいよ、次のステップだ”

 早速、次の一手を打つ事にした。

  それは、コーナーの各所に、ポイントになる商品を配置する事。
  「点数」を取れる商品を配置する事だ。

 今までは、「如何に、お客様の流れを良くする事」 をメインに考えてきた。
 今後から、「如何に、お客様を立ち止まらせるか」 をメインに考えていく。

  お客様が、流れるだけでは、売上にならない。
  お客様が、止まったままでも、売上にならない。

 ことほど左様に、商売とは、難しいものだ。

  大切なのは、「変化」であり、「強弱」であり、「バランス」だ。
  
 それは、「マニュアル」には、無い世界。
 商売人としての、“感性” の領域だ。

 それが、取引先さんから見た時に、「凹凸」 として、見えたのだろう。

  売場に、突き出しをして、凹凸をつける場合もあれば、
  売場の棚板を変化させ、凹凸をつける場合もあり、
  商品陳列に強弱をつけ、凹凸をつける場合もある。

 その凹凸も、「変化」「強弱」「バランス」の絶妙な凹凸の黄金率が存在する。

  その、黄金率を、今現在探っているところなのだ。

 最終的には、部門ごとに、器を用意し、商品をつぎ込み、媒体で引き込む。
 それは、手作りの作品と同様に、作り上げていく楽しみがある。
 
 それも、一人で作るのではなく、部門と共に、本部バイヤーと共に。
 そこに携わる人間が増えれば増えるほど、完成した時の感動は増すものだ。

  それが、お客様にとって、凹凸として映るのだろう。



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2010年3月13日 (土)

“利用される”ということ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、私は “利用されているなぁ~” と思っている。

 しかし、それでも、良いと思っている。

  どういう事か?。

 私を利用して、事を成就して頂ければ、どんどん利用してほしい。

 先日も、あるバイヤーから電話がかかってきた。

  「てっちゃんにお願いがあるんです。送付したリストの商品を、てっちゃん情報
  で各店へ量販するように計らってください。」

 しかし、以前からブログでも記している通り、自分で納得した商品で無い限り、
 自ら積極的に量販を勧めることは、絶対にしない。

  自分で “美味しい” と納得する事が、意志をいれる「条件」だ。

 「この商品群の中で、一番意志を入れたいと思っている商品は、どれだ?。」

  「それは、USカルビ焼肉用です。赤身ですが、チャックリブだから柔らかいし、
  どこにも負けない価格で販売できます。競合対策に持って来いなんです。」

 なるほど、USチャックリブに関しては、食べなくても「味」はわかる。
 7年前の「BSE」問題以前は、「US牛」は牛肉の主流だった。
 特にチャックリブは、柔らかく、値段も手ごろで、焼肉材料、カルビ材料として
 引く手数多だったのだ。

 「わかった。味で提案する和牛は品揃え豊富だが、現在、量販すべき牛肉は
 皆無だ。このUSチャックリブで焼肉商材を徹底量販してみよう。」

  そう言った訳で、自店の精肉部門に強力してもらって、事前販売の事例を
  作成し、販売情報に載せた。

また、こんな事もあった。

 先日、あるバイヤーが来店し、グロサリーチーフと話していた。

 「何を、ヒソヒソやってんだ?。はっきり言ってみろ。」

  「他店で、この媒体を付けて量販実験してみたスィートポテトの動きが良かった
  ので、このお店でも量販して頂きたくて、チーフと打合せをしていました。」

 見れば、500円玉大の小さいスィートポテトが、一個105円だと言う。

 「こんなの、売れる訳ねぇ~べぇ~。食べさせてみろ。」

 食べたら、なかなかどうして、美味しかった。

  「美味しいでしょう。紅あずま100%ですから。当社独占販売なんです。」

 「よしわかった。30ケース納品してくれ。ひな祭りと連動して販売する。」

  「えっ、30ケースですか?。1ケース50個入りですから、計15万分ですよ。」

 「ひな祭りで、それぐらい売れないでどうする!。売ってやるから持って来い!。」

  冷や汗が出てきたが、50ケースと言わないで良かったと思った。
  しかし、とにかく30ケース 15万の売場を造らねば。
  時間が経つにつれ、ゾクゾクしてきた。

   仕入れたら、売るだけだ。
  
  1万の在庫には、1万の売場しかできないが、
  15万の在庫には、1万の売場も、15万の売場もつくる事が出来る。

 15万の在庫があるんだから、15万の売場を創るだけだ。
 そうして、出来上がった売場には、引き寄せられたお客様が集客する。

  更に、バイヤーが用意した媒体+私の手書きの媒体も含めて、
  派手な売場が出来上がった。

 結果、10日間で1100個の販売。

  一カ月で1500個の販売予定が、15日で達成しそうな勢いだ。

 バイヤーの意志を受け継いで、店舗が販売を受け継ぐ。
 
  どんどん、利用してもらいたいものだ。




 

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2010年3月12日 (金)

“引き継ぐ”ということ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで「52週計画の検証を通じて」を記した。
 
 52週計画の元になるのが、販売促進部からでている「販促情報」。

 その「販促情報」にも、元はあるのだろうが、更に、昨年の当社の販売実績や、
 アンケート、更には一部提案もあり、なかなか参考になる部分が多い。

  しかし、本当にそれを読み解き、
  自店に具体的に売場展開へ連動しているのだろうか。

 ほとんどの店舗は、「NO」 だろう。

  私は、今年は、その「販促情報」に、一つ楔(くさび)を打つ事としている。

 くさびとは、販促情報から、具体的に店舗レベルで実行できる売場提案の事だ。

  販売計画はいろいろな情報が盛り込められ、精度が高まって、結果ヒットする。
  情報収集の無い販売計画など存在しないし、それは販売計画とは言わない。

 いろいろな情報が一つに集約されるから、お客様の買物行動が見えてくる。

  そこに、「仮説」が生まれ、お客様に提案したいと「ウズウズ」してくるものだ。

 そのためにも、精度の高い「先行情報」が必要になってくる。
 「販促情報」とは、先行情報の中でも、「核」になる情報だ。

  それは、いわゆる店舗の環境を取り巻く「3C」の中でも、
  「自社」「顧客」の2Cを取り込む情報として、情報満載なのだ。

 今年は、その情報を徹底して活用しようと考えている。
 活用し、更に付加価値を付けて、店舗販売情報として具体化させていく。
 そこには、過去の販売事例などを付加させ、成功事例の強調と、
 新規取り組み提案を連動させ、各店舗、各部門への創造力を喚起させる事。

  販売促進部の「月間販促情報」を、そんな形で“引き継ぎ”たいと思っている。

 それには、私の52週のアンテナも、敏感にしなければならない。
 52週と言っても、明確に「イベント」として計画出来るのは、半分以下。
 残り30週前後は、自力でテーマを絞りだしていくしかないのだ。
 3月などは、毎週イベントが連続して到来する為、動けるのだが、
 4月になると、月末の連休まで、何も無い。

  そこに、販促情報・商品情報・強化単品の合同展開等の情報を盛り込む。

 外部から与えられた「イベント」(従来のイベント)とは別に、自社企画「イベント」。
 その自社オリジナル「イベント」の醸成こそが、本来のイベントを更に深化
 させていく手法なのではないか、と思っている。

  いずれにせよ、まずは「販促情報」に、いかに楔(くさび)をさして活きた
  販売情報に進化させ、店舗連動できるか、手腕の問われる年だ。


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2010年3月11日 (木)

52週計画の「検証」を通じて

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


52週計画。

 今年度、私が最大の「柱」として位置付けている「根幹」
 それは、以前のブログ「52週の仮説・検証」でも記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-4e15.html

 52週の「仮説」を立案し、売場作り、反省を通して「検証」し、更なる「仮説」へ。
 そして、その事により、店舗レベルの情報共有レベルアップ、イベント強化、
 更には、その事を通しての部下育成。

  いろいろな意味を込めて、「自ら考え、共有する集団」 を目指していく事。

 社内ネットワークを利用して、全店で情報を共有出来る体制が整い、
 具体的に進められてきており、検証として、全店が売場作りを写真掲示し、
 情報共有する。

  いわゆる、「場」 が与えられた。

 そして、その「場」を利用して、情報を発信するお店と、情報を受信するお店。
 現状は、そのように2極化している。

  発信するものは、より多くの情報を得る事が出来る。

 この原理原則は、その通り、この「場」においても貫かれている。

  自ら発信する店舗ほど、他店情報を開き、より多くの情報を得ている。

 要は、参加している人間にとっては、より有効に活用されている、という事だ。
 得た情報を有効に次回に活かし、更にレベルアップした売場作りへ向かう。

  その「仮説」「検証」のサイクルが、どんどん加速的に増していく。

 私は、一年待たずとも、このサイクルによる格差が決定的な差になって
 現れてくると思っている。

  いや、現実に、現れ始めていると思われる。
  そしてそれは、部門の格差にも現れてくるだろう。

 「場」を積極的に活用してくる部門、そこまでの余裕の無い部門。
 
  情報を発信すれば、他店の情報(売場)も気になるのが人間。
  そして、視点の違いに気づき、視野が広くなる。
  販売担当者として、幅を広げて、成長していく。

  そこに、ネット環境を飛び越え、直接会話する「場」への広がり。
  そして、貪欲に、妥協せず、課題に取り組もうとする、「姿勢」。

 「場」を通して、それを「核」にして、企業のレベルが高まっていく。
 その「場」を、どうコントロールしながら、燃えさせていくか?。

  今後が楽しみな、「場」の運営である。



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2010年3月10日 (水)

「イベント」を通して、強くなる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


イベントに強いお店にしたい。

 そうは言うものの、それは、長い道のりでもある。

 5年間在籍した前店舗では、揺るぎの無いほどに、お店とお客様との信頼関係
 が築かれていた。

  それは、メリットでもあり、デメリットでもある。

 しかし、お互いに、安心して来店して頂ける環境として、昨年実績と照らし合わせ
 た販売計画が立案され、売場作りがなされ、それに呼応して、お客様が来店され
 計画数量が消費されていく。

  ほぼ、どんぴしゃりの計画と実績で推移していいく。

 それを築くのに、3年かかった。
 その3年間は、イベントは全て伸び続けていった。

  しかし、反省も多かった。

 伸びしろは、まだまだあると思っていた。
 それを、各部の部下と確認し、次回への糧としていった。
 伸びしろに対して、対応し強化した分だけ、更に次年度の伸びが待っている。

  “まだまだ、ここが足りない、あそこが不十分”

 強く思うほど、次回の成功が待っている。

  “これで、十分”

 イベントも、そこから、衰退が始まるのだろう。

  「昨年と同じ事を、漫然と遂行していく」

 そんな “意識” が衰退を招く。
 今、私自身が新たな環境を迎え、過去を振りかえたっ時、そう後悔する。

 先日、ある飲み会で、仲間から言われた。

  「てっちゃん、今のお店では、まだ “オーラ” が出ていませんね。」

 “オーラ?、そんなの考えてる環境じゃぁ~、無ぇ~”

  お客様との信頼関係を、イベントを通して必死に確率している途上なのだ。
  “オーラ”どころの話じゃ無いのが現実。
 
 それは、現状の「お客様」と「部下」に支えられ、現状に満足しきった自分の
 姿なのではないか?。

  「“オーラ”って、具体的に、どういう場面の事だ?。」

   「前のお店では、よく、細かい部分をパートさんへ指示を出したり、お客様
   との会話を楽しんだり、売場で会話をする余裕がありましたよ。」

  私には、今、その余裕は無い。

   私の“懐”には、まだ、何も入っていないのだから。
   その前に、まず、私流の「幹」を造っている現状なのだから。

 そして、今私は、このお店の「未来」が見える。
 それは、恐ろしく「鮮明」に、くっきりと鮮やかに、見えて来ている。

  この半年、全力で取り組んだ後に、必ず遭遇する「未来」。

 「ワクワク、ドキドキ」とは、このような事なのだろうか。




 

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2010年3月 9日 (火)

自分の「舌」を鍛える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、「フーデックス・ジャパン」に行ってきた。

 幕張メッセで開催されたものだが、これほどの出店規模の展示会は初めて。

 日本国内の出店数、展示会規模でも相当なものなのに、合わせて、海外の規
 模がすごい。

 日本エリアの倍以上はあろうか、特に「韓国」「メキシコ」「USA」の規模がすごい。

 メキシコのキッチンでのライブ料理や、韓国の出店アイテムなど、相当「力」をい
 れているなぁ~、といった感じ。

  2月の「スーパーマーケット・トレードショー」は、食品スーパー向けの、食品、
  設備、システムの総合展示会。

  3月の「フーデックス・ジャパン」は、出店対象を食品・飲料に絞りながら、範囲
  を世界に広げた展示会。

 よって、食品、食材に関するプロが集まる総合展示会といったところか。

 初めて行った私は、当初、目的を探りあぐねていたが、10分ほどで探り当てた。

  “今日は、自分の「舌」を鍛えよう”

 自分のお店でも、「自分の舌」は鍛えられるが、それは品揃えされている商品に
 限っての話だ。

 もっと世界を広げて、展示されている食材の味を確かめられる機会は少ない。

  “今日は、自分の「舌」を鍛える、良い機会としたい”

 そう割り切ったら、早速行動だ。
 
 以前のブログ「味覚について」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-5849.html

  自分の「舌」に、少しは自信をもっているが、まだまだだと思う。
  それだけ、上には上があり、世界は広いものだ。
 
 そして、「舌が肥える」ということは、本物を理解する力でもあり、
 より万人の好みを感じる能力とも連動する。

 だから、小売業に携わり、特に食品に携わる人間にとって、「舌」は鍛えなくては
 ならないものであり、我々の仕事の能力でもあると、私は思っている。

  美味しさとは、「素材」の美味しさと、「味付け」の美味しさがあるが、
  我々は特に「素材」の良し悪しについては、プロにならなければならない。

 食して、「素材」の鮮度、産地、品質、ランク等の「舌」の能力があれば、
 商品価値を理解し、バイイングや販売計画での仕掛ける能力を左右するものだ。

  それは、誰も教えてくれない「暗黙知」の能力でもある。
  本当に、これだけは、誰も教えてくれないし、教えられない能力だ。

  「果実の味」「刺身の味」「漬物の味」「チーズの味」「鍋の味」「中華の味」等等。
  これは、小さいころからの実生活で培われるものであり、私自身、仕事上で
  だれかれに具体的に教わったと言う経験は無い。

  全て、自分の自腹で食した経験だけが、自分の舌を鍛えてくれた。
  そして、それは、我々が自ら選択した商品が売れるのか、売れないのかの
  重要な判断材料になってくるのだ。

  そして、「舌」が肥えれば肥えるほど、その商品選択と販売数量の精度は
  高まってきた。

 我々は、自分の舌を鍛えるべきだ。
 この道を進んでいくのであれば、舌の良し悪しが、我々を救ってくれる。
 
 今回も、このような場を利用して、世界の味の違いを感じよう、そう思って、
 幕張メッセを闊歩した。



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2010年3月 8日 (月)

お客様に負けるな!

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


“最近、お客様に負けているなぁ~”

 2月の後半から、そんな感じがしていた。

  1年未経過の新店ほど、あるいっときから、ぐんぐん客数と売上が伸びてくる。

 それは、イベントを超すごとに、またはそのお店の強さが理解されるごとに
 強さが増してくるものだ。

  “今、このタイミングは、このお店にとって大切な時期なのではないか?”

 そんな感触を感じていた。
 そして、それが顕著に出た日があった。

  午後4時以降の集客が増してきた。
  それは、午後8時以降も継続して続いた。
  我が社が強い曜日であった。

 他店舗と比較して、本来強くなるハズの曜日の強さが出ていない。
 それは、新店故に、お客様に理解されていない事が多いのだが、
 競合店に封じ込められていた部分も大きい。

 それが、徐々に理解されてきている。

  “この期は、チャンスだ。絶対に逃がすまい”

 翌日の、11時30分からのチーフミーティングで、私は言った。

  「最近の売場を見ていると、お客様に負けている。」

  「新店には、必ず、伸びるチャンスが潜んでいるものだ。もしかすると
  今がその大いなるチャンスなのかもしれない。」

  「こんな時は、ロスを出してでも、お客様に負けるな。生鮮3部門+惣菜
  ベーカリーは、造って出した分だけ売上になってくるものだ。それまでは
  毎日同じロスを出し続けろ。毎日同じロスを出し続ければ、お客様は安心
  して、夕方買いに来てくださる。それまでの辛抱だ。それまでは、一定の
  ロスを出し続けるんだ。」

  「ロスとは、出たり出なかったりするから、お客様の信頼を得られないんだ。
  毎日一定のロスを出し続けるから、それが信頼につながり、それが実際の
  売上につながっていくんだ。伸びていく店舗は、必ず通る道でもある。」

 そう言って、鼓舞した。
 担当者も、ロスを出せば怒られ、品切れが起これば怒られ、無難な線で切り
 あげようとする。

  しかし、ここは攻め時。

 どんな事があっても、手を緩められないチャンスなのだ。
 リーダーのこんな一言が、部下の心に“火”をつけるのだと思う。

  言っている私も、相当のリスクを負い、覚悟を決めて、言っている。
  そして、出た「ロス」に対しても、責任を負う覚悟だ。

 それは、どんな覚悟か。

  部下を守る、覚悟だ。

 やり続け、結果が出るまでは、部下を、守り通す覚悟である。

  そして、それは、1部門だけの問題では無い。
  
 全部門が一致団結して、充実した夜の売場を維持していく事。
 それによって、このロスが長引くか、即結果に結び付くかの瀬戸際。

  だから、リーダー全員を前に、同じ方向を向かせる為に、
  覚悟を持って、言霊を発するのだ。



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2010年3月 7日 (日)

店長会の課題

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の店長会。

 今年度より、店長会に、新たな課題が加わった。

 毎回、1名~2名、事前に頂いた「テーマ」に沿って、書籍を読んで、発表する
 という「課題」だ。

  「店舗の総責任者である店長たるもの、常日頃から書物に親しみ、一般教養
  を身に付け、人に報告出来ないでどうする!。」

 上司の一言で決まってしまった、店長会での課題だ。
 
 事前に、各店長に「課題」は、送られてきていた。
 私の場合は、8月の店長会に「マーケティング」という課題を頂いた(トホホ)。

 更に、先日の店長会では、その上司が見本を見せると言って、自分のテーマを
 読んでの発表をした。

  「いいか、これから見本をやって見せる。最低一人1時間は発表して頂きたい。
  テーマに沿った書籍を自分で購入または借り入れ、読んだ感想と、それを実践
  した場合には、その経過報告もして、読んだ効果を発表して頂きたい。」

 流石に、店長会を仕切っているだけに、報告は流石だ。
 
  上司が選んだ書籍は、福島正伸氏の「メンタリング・マネジメント」だ。

 「管理型マネジメントでは人は育たない。『見本』『信頼』『支援』によって、自立型
 人材を育成すること。それがメンターの役割である」

 「自分で考え、自分で道を切り開いていく、自立型人材を育成すること。それが人
 材育成の目的。人材の育成のためには、あなた自身が見本となればいいのだ。
 本当に重要な問題は、他人の前で自分がどう生きるかということ。信頼され、尊
 敬されてこそ、はじめて相手はこちらの話を真剣に聞いて、自らを成長させていく
 のだ。」

  まったく、納得の内容だった。
  まさに、その通りだと思った。
  流石、我が上司だとも(別に刷り手をしている訳では無い)。

 “俺も、こういうテーマだったら良かったのになぁ~”

  「マーケティング」

 書籍は多いだろうが、小売(スーパー)にとっての「マーケティング」とは?。
 どんな本が、一番店長という立場に合っているのか?。
 探し当てるまでに、8月になってしまいそうだ。

  読者の皆さん。
  
  誰か、一番ぴったりの「マーケティング」。
  教えてください。



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2010年3月 6日 (土)

競合店幹部の来店Ⅱ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、競合店の幹部が来店した。

 彼は、このエリアの店舗を統括するマネージャーだ。
 鮮魚の部下と共に来店した。

 新たにこの地で、鮮魚を担当するスーパーバイザーと共に来店した。
 彼に関しては、以前のブログにも記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-773f.html

  新たな部下と、地域の競合店を巡回し、対策の進め方のチェックなのだろう。
 
 挨拶代わりに、彼は言った。

  「いやぁ~今月(2月)は非常に厳しい数値だ。会社潰れんじゃねぇ~かぁ~
  と思うぐらいの数値だよ。」

 2月のスタートの月曜立ち上がりの影響が、月末まで尾を引いていると言う。
 そして、しきりに本部MDの方向性の違いを嘆いていた。

  本部MDでは、この北関東では戦えない、と。

 そうかも知れない。

 このエリアには、このエリアのお客様の価値感があり、それは微妙に単品の
 嗜好に影響している。

  特に彼が嘆いていたのは、開き魚の「味」に関してだった。

 鮮魚の塩干の味比べを、新任の鮮魚スーパーバイザーと実施したと言う。
 そして、当社の「あじ開き」「ほっけ開き」「塩さば」の味を絶賛していた。

 なるほど、確かに当社の塩干の品質は、以外に吟味された単品を品揃え
 していると思われる。

 そして、その事一つとっても、各エリア毎の特性を、本部バイヤーが理解して
 それに応じた商品開発と定番決定をすること自体に、無理があるのだろう。

  その事が、いまだに地域スーパーが健闘している所以でもあるのだ。

 リージョナルが拡大し、100店舗を越えてくると、バイイングパワーとは逆に、
 地域性を失っていく。

  バイイングパワーを活かしつつ、地域性を失わない経営。

 いまだに、この壁を乗り越えたリージョナルスーパーは無い。
 
  しかし私は、この企業が持つ技術レベルは高いと思っている。

 店舖運営のフォーマットを早急に変更し、技術力のある生鮮部門と
 開発力、組織力のある惣菜、寿司が連動し、更に真似の出来ない
 惣菜の売場を強化しながら、グロサリーの人件コストを圧縮していけば、
 生鮮の価格訴求力も出していける。

  まだまだ、伸びしろの余白は多い企業だ。

 いずれにしても、捨てる部分と、得る部分を明確に分ける必要があるだろう。



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2010年3月 5日 (金)

ひな祭り顛末

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今月の3日に「ひな祭りへ向けて」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-a090.html

 就任後一カ月の、自分への評価も込めて迎えた「ひな祭り」。

  結果は?。

 微妙だ。

  だいたい、「微妙」という言葉は、私が若かりし頃(今でも十分に若いが!)は、
  無かった言葉だ。

  微妙、という言葉は、概ね自己弁護が加味されており、今回の「微妙」も、
  結果からすると、私の目標金額では無い。

 それでは、何故、「微妙」なのか?。

  仕掛けた部分に関しては、概ね、ヒットしたから。
  それも、予想以上にヒットした部分が、多かったからだ。

 青果の「パイン切り立て販売」、「サラダ材料」の展開しかり、
 海産の「ちらし寿司」、「鯛飯」、「はまぐり」しかり、
 精肉の「みすじステーキ」しかり、
 惣菜の「ちらし寿司展開」しかり、
 デイリーの「和菓子」「ピザ」「スィートポテト」しかり。

  鮮魚の「ちらし寿司」に関しては、早くも、午後5時には崩壊してしまった。
  予測以上に「いくら」「桜でんぶ」「たまご焼き」等が品薄になり、トレーナーに
  追加補充して頂く始末だった。

 それだけ、当初計画の段階でのチーフの計画数量と、現実の売場の出来栄え
 にギャップがあり、予想以上に、買いごたえのある売場が出来たと言える。

  今年が初年度であり、初めての「ひな祭り」。
 
 かくチーフも、従来の店舗での「ひな祭り」の経験でしかない為、
 どうしても、従来のイメージでしか「ひな祭り」を捉えていない。

  そこに、意志を入れた売場展開が、開けてきた。
  今回の「ひな祭り」展開は、「バレンタイン」同様に、力作だと思っている。
  それだけ、事前計画と、バレンタインでの反省を活かした段取りで迎えた。

 特に、「鯛飯」の試食販売などは、本部商品部と打合せした新しい取り組みで
 あり、この育成によって「真鯛」の売り方に「幅」が出てきたと言える。

  しかし、私自身が、まだまだお客様との信頼関係が培われていない。

 「どのタイミングでピークを迎え、どこまで継続し、どこで終焉に向かうのか?」

  そんな、「ひな祭り」の動向と、

 「どの商材が、どの程度買い回れ、どこで売切るタイミングなのか?」

  そんな、未来予測が出来ていない。

 それは、昨年の「ひな祭り」を迎えた店舗が、私とチーフで各々違うという
 条件反射の「誤差」に、微妙に影響しているとも言える。

 いずれにせよ、私は、このような道程を経て、お店とは強くなっていくものであり、
 そこで働く従業員のチームワークが醸成され、その事で、お客様との信頼関係
 が培われていくものだと考えている。

  そういう意味では、少しやり過ぎた今回の「ひな祭り」であるが、
  大いに「次への布石」を打つ事が出来たイベントだと、総括している。



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2010年3月 4日 (木)

ある、担当者の悩み

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある担当者から呼びとめられた。

 自分とパートさんの関係に関して。
 自分のせいで、パートさんが他部門へ異動した、という事だった。

 そしてそれは、前任の店長の時に進められた事で、後任の私には、どういう
 状況だったのかが、理解できないことでもあった。

 その後、本部から別の担当者がやってきて、この部門担当者とじっくり話しを
 持った。

 そこで、相当厳しい事を言われたのだろう。
 その後、彼は私と話たい事がある、という事なので、話を聞いた。

  要は、いろいろな人から、いろいろな事を言われて、本当に自分の対応が
  人を傷つけたり、いやな思いをさせてしまったのかと思うと、いろいろな思い
  が頭を巡り、どんどん深みにはまってしまっている、という事だ。

 私は、彼に、言った。

  「君が直接相手と交わした“言葉”にだけ、悩め。」

  「君を取り巻く環境の中で、いろいろな人がいろいろな事を言ってくるだろう。
   しかし、大切なのが、直接会って会話した事にだけ、悩め。それ以外は、
   全て憶測であるから、そんなのは、一切気にする必要は無い。」

  「但し、直接会って会話した事に関しては、素直に反省し、繰り返さない事。
   だから、その場で全て解決させる事。後に尾を引かないように解決する事。」

 よく、人づてに、いろいろな話が、間接的に入ってくるが、私は一切気にしない
 ようにしている。

 それは、人づてになるにしたがって、本来の趣旨が捻じ曲げられ、中間伝達者
 の都合のよい話に歪曲して伝わってくるからだ。

  だから、人づての話には、一切、心動かされないようにしている。
  
 そこで悩み始めたら、収集がつかなくなってしまうから。
 だから良く、割り切りが早いとか、丸投げしていると思われている部分もあるが、
 私は、現実、現場で直接確認した事しか、信じない事にしている。

  だから、疑問に思えば、直接疑問のある相手へ、問いかけるようにしている。

 それが、一番現実であり、信頼のある答えだからだ。
 そして、そこで問題解決を図る。そこで、手を打つ。

  だから、後日、悩まない。

 悩むのは、全て、未来に関しての事。
 過去を悩んでも、何も生産しない。

  理想を言えば、そう言う事だ。
  理想通りにならない時もある。
 
 しかし、そういう考え方で生きていけば、大抵の事は、無事通る。
 
  周りに振り回されないで、周りを振り回す。

 過去に悩まず、未来に悩む、私の流儀。

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2010年3月 3日 (水)

ひな祭りへ向けて

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


3月も今日で3日目。

 そして、本日がひな祭り。
 我々としても、新年度のスタートでもあり、新規計画のスタートライン。

 思えば、2月より新天地へ赴任し、早くも一カ月が経ってた。

  果たして、良くなっているのか、悪化しているのか?。

 昨年比が無い分、評価のメジャーが難しい。

  よって、店舗順位で評価し、その順位を上げていく事で、自らを評価しよう、
  そう思って、日々売上データをチェックして、嬉々となっている現状だ。

 しかし、気づかないうちに漫然とイベントを過ごしてしまっていた従来とは変わり、
 より、積極的にイベントへの仕掛けを強調しようとはしてきた。

 それは、今年の私の方針
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-f1f9.html
 とも相まって、意欲的に事前販売計画を立案し、それを店舗として部下と共有し
 ながら、より密接に店舗計画から売場展開へ連動させることを、課していこうと
 する意志も固いものなのだと思う。

  そして、3月に入ってからの初イベントは「ひな祭り」。

 毎年の事だが、「ひな祭り」は、「節分」と同じ曜日。

  今年のひな祭りは、節分同様に、水曜日だ。
  当社にとっては、比較的弱い曜日。

  “火、水で展開するしか、あるまい”

 しかし、今回のひな祭りへ向けては、「バレンタイン」での前哨戦を構えた。
 
  「ひな祭り」も「バレンタイン」も、主役は女性。

 目的は違えど、購買者は女性。
 それも、本来のひな祭りから離れ、現代のひな祭りは、

  「女性が、日頃頑張る自分への御褒美を授ける日」

 へと進化している。

 その部分を、どう、毎年毎年高めていけるかだ。
 とは言っても、年間で一番「ちらし寿司」需要が高まるのも、ひな祭り。

  「手作りちらし寿司材料」「寿司屋のちらし寿司」

 この需要は、このタイミングが、年間で一番需要が高まる。

  果たして、2月からの「節分」「バレンタイン」の評価を得るこのイベント。

 この一カ月の、私のひとつの「検証」になることは、間違いないイベントだ。

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2010年3月 2日 (火)

方針会議

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日行われた、「方針会議」。

 年に一度、トップをはじめ、店長、バイヤーが一堂に会し、自らの運営方針を
 確認し合う場。

 トップが年度初めの所信表明をし、更にその方針を受けて、順次発表していく。
 
  質疑応答は無い。

 自らの計画を、単刀直入に短い言葉で表現し、淡々と進められていく。
 店舗方針に関しては、以前のブログでも記した通り、1月下旬に概要が案内
 され、販売部の方針が出され、店舗運営者としての店長の計画も立案されて
 おり、それを再度発表していくスタイルだ。

  そして、最後に、再度トップの言葉で締める。

 毎年そうだが、短い言葉で、似たような内容を、何人もの店長が発表するわけ
 だから、どうしても言葉の世界になってしまう。

  昨年同様に、トップが言う。

 「言葉では何とでも言える。しかし、本当にやれるかどうかだ。それには更に
  突っ込んだ具体策をもって進めないと、絵に描いた餅になる。今日の発表を
  是非実行し、一つ一つを徹底してほしい。それが企業の力だ。」

  更に、こう言った。

 「答えの無い時代に、自ら答えを見出していこうとする行動力が大切だ。その為
  に、我々は、皆さんが学びたいと言えば応えていく。学ぶと言う事は、これから
  の時代、成功している企業に直接行って、直接見てこなければ学べない。
  だから、どの分野でも、成功しているところへ直接行って学んでほしいし、その
  ような要望と行動を起こしてほしい。実行しようとする人間が直接行動しない限
  りは、何も変わらないのだ。だから、是非、どんどん学ぶ場を求めて行動して
  ほしい。」

 そんな内容だった。

  そして、その通りだと思った。

  お仕着せの「教育の場」よりも、自ら学びたいと思ったところへ行って学ぶ事の
  大切さは、行動した者だけが得られる知恵となって、企業に帰納する。

  私も、学びたいところがたくさんある。是非、自ら行動し、実現させたいものだ。

 更に、その後は「予算会議」。

  半期の売上、粗利予算の確認の場。

  そして、その場で、店長が微調整を行い、各バイヤーと協議をする場でもある。
  それは、バイヤーが店長の席へ出向いて、数値達成に向けて確認する場でも
  あり、店長が自店のバランスを考えて、部門間の売上、粗利の出し入れを考え
  バイヤーと連携し、微調整を実現させていく場でもある。

 毎年であれば、部門間のバランスを、必ず調整してきたが、今年に関しては
 予算は全て、その通りに引き受ける事にしていた。

 昨年実績が無い分、その予算にどう近づけるかを、店長として問われているか
 らだ。

  特に売上予算の達成に優先順位が置かれる。

 その事の確認を、各バイヤーとおこなった。
 バイヤーの席を順次訪れ、この粗利と売上達成のために、主力単品や特売の
 打ちだし方を、お互いに確認した。

 同時に、各部の具体策に関しても、簡単な殴り書きでメモし、自店のチーフと
 打ち合わせるために、その場で作成した。
 
  このように全員が集中して一同に会している場面こそが、行動に対する効果
  が、一番上がる場面なのだ。

 これによって、後日、チーフとの打ち合わせもスピードに乗って進められ、
 スピードをもって現実が変化していく場面でもある。

PS
 「新三郷エリア」の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sinnmisatomr/




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2010年3月 1日 (月)

新三郷エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


前日の女房との会話から、明日の休日、新三郷の「イケア」へ行く事とした。

 越谷レイクタウンを少し過ぎ、新三郷のニュータウンへ入ると、「イケア」が見えて
 きた。
 
 そして、Uターンして「イケア」へ向かおうとした私達の眼前に、「ららぽーと」なる
 魅力的なモールが姿を現した。
 
 血が騒いだ我々は、暗黙の了解で、車を「ららぽーと」へ滑らせた。
 結局、ここでお昼まで食べてしまうとは思わなかった。

 それだけ、我々40代の人間にとって、居心地の良い空間だった。

  規模の大きさにこだわった「レイクタウン」。
  質感の良さに価値を求めた「ららぽーと」。

 結果として、私的には、後者の空間に共感を覚えた、ということだ。

 しかし、

  食品スーパーだけの存在として見ると、

   「I社」の戦略店舗として、レイアウト上の工夫と品質志向の存在
   「J社」「M社」連合の、役割分担で共に存在価値を高めた存在

  で比較すると、私的には、後者のレイクタウンに軍配を挙げたい。

 理由は、食品ゾーンだけの集客を見ると、圧倒的に後者が勝っているから。
 そしてその理由は、「J社」の価格と「M社」の商売上手が噛み合っていることだ。

 「J社」という企業は、価格志向を前面に打ち出しながら、生鮮3部門のキメの細
 かさに欠け、基礎商圏の集客を得られてこなかったが、南相馬エリアのお店等、
 どんどん生鮮での進化が見られる。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-2c48.html

 この進化を、いち早く全社へ波及させられるか、それともその前に崩れていくか、
 そのスピードによっては息を吹き返すのだが、分社化した後の効率主義が壁に
 なってくるのではないだろうか。

まず、「I社」については、

 これだけこの中のモール自体に人が溢れているのに、このスーパーだけをと
 れば、異質の空間なのだ。
 それだけ、集客されていない、という事。

  なぜか?。

 関連会社の「Y社」に学んでいるからだろう。
 これだけ集客力のある施設を備えながら、このスーパーに集客されないのは、
 あまりにも基礎商圏にこだわる品揃えと、基礎商圏を引き付ける価格をほと
 んど意識していない売価設定にある。

 このようなモール内のスーパーは、ジョイフルHの中にある、「Jミート」に
 学ぶべきなのだ。全てを学べとは言わないが、考え方を学び、「Y社」から
 技術を学ぶ方向に向かないと、こうなってしまうのだろう。

そして、1K圏内には、「MD」社が団地内に存在する。

 この「MD社」は、徹底して「I社」を意識している。
 良くも悪くも、その姿勢が大切だ。
 その姿勢に、お客様は支持をするからだ。

 決して居心地がいいとは言えない。快適、爽快、買いやすい、行きやすい、
 そんな言葉とは無縁の「MD社」だが、背に腹は代えられないお客様志向を
 十分に考慮した戦略であり、背に腹は代えられない私も、利用する頻度が
 高まっているのが現実。

 これで、接客力と清潔さが付いてくれば、今後脅威の企業なのだが。

最後に、本来の目的だった「IKEA」(イケア)。

 スェーデンから来た、家具屋さんだそうだ。

 ホームセンターや家具屋さんといった、住雑貨の巨大店舗は、ニュータウンに
 は必須の存在だ。

 それは、新しい暮らしに必要な、新しい道具は、必ず一度は揃えなければなら
 ない。
 
 だから、ニュータウンに出店した巨大住雑貨店は、10年間は持つ。
 
  ニュータウンがほぼ埋まり、街が完成すれば、そこから先は、食品スーパーの
  出番。

 一度揃えた家具は一生持つが、衣住が安定すれば、その先は胃袋だ。
 その胃袋も、経年とともに変化する。そして、品揃えも変化する。

 この日の「イケア」も、若いカップルやベビーカーを押した20代男性の姿が目立
 っていた。

 そして、4月までこの勢いは続くのだろう。このお店は、まさに今が「旬」と「ピーク」
 を同時に迎えた店舗と言える。

PS
 「新三郷エリア」の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sinnmisatomr/




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