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2010年2月 4日 (木)

店舗最終日

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の、店舗最終日。

 日曜日は通常、全体朝礼はしないのだが、敢えて実施させて頂いた。
 
  私以外にも2人が他店へ異動するからだ。

 特に、担当者も一人いる為、例の卒業証書の「寄せ書き」を読み上げ、証書授
 与。

  パートさん達の寄せ書きの大方は、
  「入社当初は頼りない存在だったが、最近は安心してト寄れる存在になった。」
  というものだった。

 ここ一年で、部門をリードしていける存在になっていた。
 そして、それを指導した部門チーフ。

  異動する彼は、そんな事は意識する事もなく仕事をしていた事だろう。
  上司のチーフは、常に彼を、どこに出しても恥ずかしくない部下へと導いた。

 結果として、部下は他店へ、サブチーフとして栄転し、
 上司は、副店長として、このお店で采配を振るう。

  そして、副店長に昇格する上司にもまた、試練が待っている。

 新たに転勤してくる店長とのコンビとして、慣れない副店長職にあたる。
 以前のブログでも、副店長に関してはいろいろ書いてきたが、このポジションほ
 どわかりずらい職位は無い。

  彼もまた、昇格するとはいえ、大きな「壁」が待っている。

 3人目は、副店長が、店長へ昇格して異動する。
 
  「副店長」と「店長」との、決定的な違い。

 全ての「問題」が、全て集中して降りかかってくる、という事。
 今までは、店長を通して濾過された部分しか触れる事の出来なかったトラブル。
 店長以外に、耳に入らなかった決定事項。
 店長の決断後に、店舗政策として伝えられた決定事項。

  店舗に降りかかる全ての問題を、「さばいていく」という作業。

  その違いは徹底的だ。

 部下3人の、三様な試練が待っている。
 そんな3人が、全体朝礼にて最後の「挨拶」。

  そして、私の挨拶も、日曜の開店前の貴重な時間を割いている為、
  簡単に済ませた。

 その後、午後からは、身辺整理だ。
 身辺整理といっても、いらない書類の廃棄。
 バンバン、シュレッダーに入れていく。

  気持ちのいいものだ。
  いままで、捨てようかどうしようか迷っていた書類だが、
  この際だから、良い機会だから、と思い切れば、実に簡単だ。

 その間にも、いよいよな従業員の方(パートさん達)が挨拶に来てくれる。
 そして、店内に出れば、知り合いのお客様にも、最後の挨拶を交わす。

  いよいよ、閉店後。

 明日から、他人に明け渡すという意識から、グロサリーの売場の手直しを
 やっていた私は、副店長と共に、突然店内放送で呼ばれた。

  最後まで残っていたレジの連中とグロサリーの連中。そして遅番の生鮮。

 レジチーフが、特製の卒業証書を渡してくれた。
 分厚い二枚折のサイン用色紙を使用して、折りたたみになっていた。
 表紙は、

  「てっちゃん店長 卒業証書」

 とあった。

  本当に、嬉しいかぎりだ。

 いろいろな部下からの、最後の寄せ書きだった。
 社員、パート、アルバイト他。
 一人一人の顔が、思い浮かばれる。

  「いつか、ゆっくり、もう一度訪れたい店舗だ。」

 そんな感慨が、湧いてきた最後の挨拶だった。

   
 

  

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