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2010年2月26日 (金)

競合店長の来店

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、青果平台サイドの「ドライフルーツ」の売場を考えていた時だ。

 ワイシャツ姿の、30代の業界関係者?が、青果売場を見ていた。

 いつもの私なら、即名刺を差し出し、

  「あんた、誰?。何しに来たの?。」(決してこんな失礼な言葉は使いません)。

 と、追求するのだが、眼の前の考え事が重かったため、見逃していた。
 
 その彼は、青果、鮮魚(刺身)、グロサリー(エンド)、と舐めるように見て歩いて
 いたのは気になっていた。

 そして、11時30分からのチーフミーティング招集のマイク放送をして、
 各チーフを、会議室へ集めて、いよいよ気持ちよくしゃべろうかと思った瞬間に、
 レジからの電話が鳴った。

  「なんだ?。」

 「競合店の方が、店長に面会を求めています。」

  “これから(チーフミーティング)だというのに、タイミング悪いな”

 さっきの彼だと思うが、少しためらった。
 たいていの場合、ミーティングや社内業務(会議や打合せ等)をしている場合は、
 私への面会よりも、社内業務を優先し、面会は待っていてもらう。

  もちろん、アポを取っての時間指定の場合は、優先順位は変わるが、アポ無し
  の業者の方の突然の訪問や、官僚の方の訪問の場合も、私は社内業務を優
  先する事にしている。

  それだけ、業務として「人」を会うということは、事前のアポからの準備が大切だ
  と思っている。

  それは、お互いに時間で仕事をしているのであり、突然の訪問でこちらのスケ
  ジュールを狂わされる筋合いでは無い。

  だから、突然の訪問であるならば、こちらの都合を優先させて、相手には待っ
  てもらう事にしている。

  これを読まれて憤慨されている取引先の方もいようが、逆に事前のアポを頂い
  ている場合には、十分な時間を取って、おもてなし?している。

 そんな訳で、レジからの電話に少しためらったが、ミーティングを少し待たせて、
 カウンターへ向かった。

 先ほどの男性が、笑顔で迎えてくれた。

  「今度、隣のお店(競合店)に赴任しました、○○です。」

   「私は、店長のてっちゃんです。」(決してこんな名前では言ってませんので)。

  「以前は、別のお店にいらっしゃったのですね。今後ともいろいろと勉強しに
  来させていただきます。」

   「いやいや、こちらこそお手柔らかに。」

  いろいろと会話したい気持ちを抑えて、その場は終わった。
  長い、付き合いになっていくだろう。

 しかし、今の私には、目の前のチーフ達との時間のほうが、圧倒的に大切だ。
 せいぜい5分の時間も惜しんで、さっそくチーフミーティングだ。

 今日の話題は、「ひな祭り」に関して。
  
  早速、今年のバレンタインの動向からの、各部の方針の確認だった。



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コメント

佐竹っちさん、再びのコメントありがとうございます。
当社店舗の隣に、「セントラルパッケージ」を主とする精肉部門を有する競合店が出店しましたが、当社の精肉部門だけは昨年比クリアしていました。
いかにインストアパッケージに磨きをかけるか?。
更に精肉部門は、肉主体の世代にどんどん変化していく中で重要な部門として位置づけられていくと思います。
佐竹っちさん、是非、店舗の命運を背負うという意識で取り組んでください。
今後とも、よろしく。

投稿: てっちゃん | 2010年2月28日 (日) 07時38分

お忙しい中返事ありがとうございます。

返事の内容を読み、改めててっちゃん店長さんの貫禄を感じました(^-^)

余談ですが
精肉はインストア商品の比率を上げれば上げるほど売上・利益率は上がります。
アウトパックのメリットは店舗内人件費削減・アウトパックセンターによる一元管理。これくらいでしょうか。
客注に即対応できないアウトパックはお客さまの視点からすればメリットはありません。イコール客離れイコールチャンスロス。

これからも日記楽しみにしております(^-^)

投稿: 佐竹っち | 2010年2月27日 (土) 23時31分

佐竹っちさん、コメントありがとうございます。
佐竹っちさんのおっしゃることは、もっともな事です。私が部門運営者なら同じ疑問を持つでしょう。特に生鮮部門なら、特に。
しかし、店舗運営者として、部下全員に直接、または部門責任者全員に、直接伝えなければならない事もある。
それを、店長が各部へ出向いて伝える場面もたくさんあります。それは各部門個別の問題に関してはそうしています。
しかし、店舗が一つにならなければ競争には勝てない。
リーダーの「言霊」によって、直接顔を合わせた全員が熱くなって、同じ方向を向き、力を合わせることが大切なのです。
店舗の強さとは、一部門の強さだけではなく、店舗としての強さであり、それは部門間のバランスの良い強さと、部門の役割の遂行でもある。その事を理解するには、リーダーが一部門の役割を、敢えて全員に聴かせるということから始まるのだと思っています。
だからリーダーとして、11時30分にチーフミーティングを行うことには、大変な緊張感を持って臨みます。この事によって、参加した全員のモチベーションが高まるのか?、といつも自分に問いています。
そして、11時30分の理由は、午後には絶対にやりたくない。一日の中での最大ピークは午後5時。それへ向けて集客力のある売場へ変更し、売場へ出て売り込む事前準備があるからです。午後4時を売場の最大ピークへ持っていき、そこの集客力を高め、鮮魚、精肉、惣菜、ベーカリーの作り立て商材の買い上げ点数を高めていくことが、お店の利益を高める最大の行為。
そして夜は、早出した従業員はさっさと帰り、遅番は役割をこなし、しっかりその日の状況に応じて売切る。
だから、余程の事が無い限り、11時30分に決めて実施しています。それがお店のリズムとなっていくように。
そして、精肉部門は、従来は利益確保部門として捉えてきたのですが、今後はインストア部門の強みを活かして商品力を武器にイベント強化部門として核部門となるでしょう。
私も、長いコメントになってしまいましたが、是非とも理解していただきたかったのです。今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: てっちゃん | 2010年2月27日 (土) 09時19分

はじめまして。私も小売業をする一介の商人です。

毎日ためになるブログを楽しみに見ています(^-^)

なるほどなぁと勉強!
自己啓発のひとつになってます。

今回疑問に思ったことがあるのでカキコします。
11時半にチーフミーティングをするとのことですが、その時間帯は午前中でのピークタイムではないのでしょうか?

お客さまに売り込む時間帯でのミーティングは、現場の人間にとっては(特に鮮魚・精肉・惣菜)商品の作り手が一人減るわけですから、チャンスロスもあるのではないかなぁと思いました。

例えきちんとしたワークスケジューリングができていても、偶発的な作業(客注・苦情など)も頻繁になる時間帯でもあります。

競合店の店長さんは、この午前中ピークタイムの生鮮品の品揃え・売場展開を知り得る時間帯に来たのは当然でしょう。

開店時に100%の品揃えであれば時間に余裕が持てると思いますが、そううまくはいかないと思います。

お客さまの視点・チーフ以下従業員からの視点でカキコしましたうえ、間違ったことを書いてしまったらすみません。

長文失礼しましたm(__)m
これからも頑張ってください(^-^)

追記
私は精肉担当なので精肉の事も書いてくれると嬉しいです。

投稿: 佐竹っち | 2010年2月26日 (金) 22時54分

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