「春」への切り替え
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今年の「冬」は、1月まではそれこそ暖冬だった。
しかし、2月に入り、“以外に「春」は遠いなぁ~” といったところか。
その、遠い春も、いよいよ間近にせまってきたようだ。
2月後半の、あるチーフミーティング時に今週末からの天気予報と合わせて
こんな指示を、チーフへ出した。
「いよいよ、この週末から気温が大きく上昇してくる。このタイミングで冬型商材
の売切りを図っていく事。」
「三寒四温で、徐々に暖かくなっていくが、今回の寒波の回復で、春型商材の
需要が大きく伸びてくるだろう。ところてんや刺身こんにゃくなども、大陳のタイ
ミングであり、このチャンスを逃すな。」
「更に、冬型商材は主力品を残して、半額処分ででも売切る事。そしてどんどん
春型商材を入れ込み、商品回転を早めていくことだ。」
「大切なのは、お店トータルでの一括しての売場切り替えであり、その連動が、
お客様への信頼を勝ち取るんだ。」
今年は、「年々速まっている旬の先取り」を是正し、旬と気温とお客様の買物の
実態とを考慮して、あまり急激な旬の先取りを控えるメーカーが多いと聞いてい
るが、それでもいよいよ春を先取りするタイミングになってきた。
しかし、間違ってはいけないのは、日本全国、まだまだ寒暖の差は大きいこと。
私のエリアと東北北海道では、まったく話しは違う。
いわゆる東日本以西では、いよいよだ、という事だ。
よく、ロスがもったいないから、もう少し置いておいても売れるだろう、という
理屈もあるが、あるタイミングを越えて、それでも売れる冬型商材は、ほんの
一部でしかない。
それ以外は、半額で売場から撤去した方が、どんどん新商品や春型商材へ
切り替えた方が、明らかに売場の活性化になり、利益にもなる。
ロスと言っても、どれほどのダメージになるだろうか。
同じ陳列場所に、新たな新規商材を入れ込んだ方が、商品回転が早まり、
ロス対策になるだろう。
そんな訳で、2月後半、春を迎えるタイミングに、店舗一斉に「春」を迎える
準備を着々と進めるべく、指示を出したミーティングだった。
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