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2010年2月11日 (木)

梅干しの効能

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


異動前に、かってのお店の薬剤師の方との会話から。

 梅干しの強いお店だった。

 たまたま薬剤師の方が事務所周辺にいたので聞いてみた。

  「うちのお店は、やたら梅干しが売れているんだが、何故かね?。」

   「あら、そうなんですか?。そう言う意識の方が多く住んでいるのかしら。」

  「梅干しは、体に、どんな効果があるの?。」

   「梅干しの効能は、多いですよ。疲労回復、消化促進、胃腸殺菌、二日酔い
   など、アルカリ食品の王様ですよ。」

  なるほど、ここ数年、私も梅干しの効果を認めざるを得ない現象がある。

   近くのレストランで、良く「カレー」を食べるのだが、そのメニューに、必ず
   梅干しが出されるのだ。

   かっては、食べ放題とは言え、梅干し嫌いの私は、手を出すことは無かった。
   ある時、何かの拍子で食べてみた梅干しだったが、食した後は、必ず胃腸の
   調子が良くなったのだ。

   それ以来、そのレストランに行くと、目いっぱいカレーを食べ、目いっぱい梅
   干しを食べると、不思議にも、消化促進が順調で、胃もたれなど起こさない。

  かっての記事でも、「1日1個のりんご」によって、食事療法を体験していた私
  は、日本古来の食材、特に言い伝えの多い食材の効能には、一利あることを
  認めざるを得なくなっていた。

   病人には、おかゆと梅干し。
   梅干しで、朝茶をいただく。

  また、私の食生活に、梅干しという強力なアイテムが加わりそうな気配だ。

 そして、薬剤師の方が、更に付け加えた。

  「梅干しとは直接関係無いけど、脳梗塞の予防策として従来から、塩分の取り
  過ぎに注意することが言われてい来たけど、人間にとって、塩分も大切な要素
  で、本来全ての動物は、海から陸に上がってきたわけで、人間にとって塩分は
  体を調整する大切な機能を持っているんですよ。」

 特に、日本人は「米」を主食とし、ナトリウムを摂る機会が少ない為、味噌汁や
 漬物で塩分を補完していたのは、やはり、単なる日本人の嗜好の問題ではなく、
 明確な理由があったのだと言う。

  核家族化がどんどん進行し、家の中での、祖母や母親からの食事の知恵が
  断ち切られた現代において、もう一度、食事を考える事は、我々スーパーの
  在り方を示す確実な指針と言える。

 規制緩和が進み、薬剤も扱える資格制度が導入されてきているが、もっと身近
 な食材とその効能によって、より健康な暮らしの情報源を発信できるかどうかが
 大きな差別化となるのだろう。

 そして、それを、現在の店舗レイアウト上に、どう配置するかによっても、食品
 スーパーの存在価値が問われる事になっていくのだろうと、考える。

  食品スーパーとは、胃袋を満たす食材を鮮度と価格で提案する時代から、
  ドラッグも含めて健康を満たす食材の提案へ大きく舵を切っていくだろう。

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