懇親会Ⅴ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日のブログで「懇親会」に、少し触れた。
今日は、その懇親会について。
毎月の販売会議後の、懇親会。
今回は、人事も大幅に変更され、
店長仲間、懇親会仲間も、本部スタッフや店長昇格者が出てきた。
しかし、招集メンバーは変えず、新任店長のみ今回から招き入れた。
店長として就任し、数日後の彼らから出ていく言葉には、自分が出ていない。
当然だろう。
誰にも頼る事が出来ない問題を、背負った数だけ、言葉に重みが出てくるのだ。
今回、一番の楽しみは、店長仲間が本部スタッフになり、何を言うかだ。
以前のブログで「新任バイヤーの来店」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-eb51.html
まだまだ本部の流れについていけない。そんな内容だった。
そんな彼らが、ようやく周りを見回せる余裕が少しは出てきたのだろう。
本部の内部や周囲の観察による話題が、多かった。
店長経験者から見た「本部」。
すぐさま、縦割りの世界に入っていくらしい。
出社後、すぐさま、自分の世界に入り、商品を中心にした業務へ取りかかる。
店長出身者は、まず人から入る習慣があるため、
休憩室でタバコを吹かし、周囲と世間話をし、
人と馴染んでから、自らの仕事に取り掛かる。
店舗では、そうしなければ、歯車が回らないのだ。
本部では、人と馴染まない分、潤滑油がいらないのだろうか、
即、歯車を全速力で回し始めるらしい。
それこそ、無駄な会話はいっさい無い、という。
しかし、そこにも新しい「血」が流れ始めた。
新任バイヤーが、自らの商品を売り込むために、横のバイヤーの商品力を
活用し始めたようだ。
ジャンボウィンナーを売り込むために、パンのバイヤーを捕まえて、共に
連動した販売情報を流し、共に売り込んでいこう、という企画だ。
商品とは、いろいろな人を経て、どんどん強くなっていく。
そして売場にバトンタッチし、売場もいろいろな人の手を経て、
お客様も巻き込んで、「異常値」を叩き出していく。
いろいろな人の手を経ながら、知恵と工夫が織り込まれていくからだ。
確実に、本部も変わっていく。
販売部も、新任店長を迎えて、更にフレッシュに洗われていきたいものだ。
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