引き継ぎ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、店舗異動に伴い、店長間での引き継ぎを行った。
前日が、行った先での引き継ぎ、
後日が、来る店長との引き継ぎ。
そして、疲れた。
店長として、同じ店長仲間の話しを聞き続ける事の疲労感は予想以上だ。
まだまだ、自分の問題として捉えていないのだろう。
いや、捉えるだけの、時間的切羽詰まった状況になっていないのだ。
そして、それは、後日の来る店長との引き継ぎでも、同様だった。
来る店長も、私の話しを、ほとんど聞いていない。
それだけ、他人の店舗運営と、自分の店舗運営を割り切っているのだと思う。
だから、他人のやり方には、耳を貸さない。
自らのやり方への変換を、どう詰めていくか、を考えるから疲労するのだろう。
そして、ここだけは、二人とも真剣になったという部分がある。
従業員に対する、評価、給与、一人一人への将来の展望の引き継ぎ。
行った先での私の引き継ぎのポイントも、今度来る店長のポイントも同じ。
そこだけは、引き継ぐ相手から、詳細に引き継いだ。
特にパートさんの今年の時給、定年とその延長とその後の時給の変動。
今年の各部門の人員体制と、過不足の発生、更には内部トラブルの有無。
ここだけは、しっかりと事実を掴んでおく必要がある。
店長が変わった直後、上司が変わった直後に、トラブルは噴きだすものだ。
それは、その上司が故に、絶妙のバランス感覚で均衡していたものが、
簡単に崩れる瞬間が、前任者との引き継ぎ直後だと言う事だ。
その絶妙なバランスで均衡を保っていた感覚だけは引き継ぎたい。
それは、異動するごとに、店長として一番トラブルを感じていた部分だ。
だから、そこだけは、どんなに疲労していようが、その皮膚感覚は
絶対に逃さない、という店長としての嗅覚があるのだ。
そして、最後に具体的なのは、節分の販売計画の引き継ぎ。
これは、ほとんど引き継ぐ店長の仕事と思っている。
だから、引き継ぐ店長の意向もあるだろうが、節分当日の店舗運営を任される
新店長の初めての仕事として、責任を以って臨む必要がある。
引き継がれる店長の頭は、すでに新天地へ向かっている。
それは、致し方無い事だろう。だから、異動していく店長へは責任は問えない。
私は、それは、当日を迎える店長として、当然の仕事であると考えている。
そして、それは以前のブログ「行動する」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-4dd1.htmlでも記した。
先日いなかった部門チーフ、とりわけ惣菜チーフとは詳細に詰めた。
翌日は、迎える立場での引き継ぎだ。
これも疲れた。
なぜか?。
引き継ぐ店長も、私の話しを聞いていない。
休日を利用して来店している為、当然なのかも知れないが。
但し、前述の「人」の部分に関しては、お互いに詳細を詰めた。
彼も体験しているのだろう。引き継ぎの一番のポイントを。
だから、その部分は妥協しなかった。
一番多くの時間を割いて、一人一人を詰めた。
特に、今年を以って定年退社するパートさんたちの部分に関しては、
どんな経緯で退職していくのかを、微妙なニュアンスを感じようとしている。
店長の引き継ぎ。
その部分を曖昧にしては、引き継げない。
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