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2010年1月17日 (日)

男性パート

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、20代半ばの男性が面接にやってきた。

 アルバイトでもいいから、仕事はないか?、というものだった。
 現在は無職だと言うので、アルバイトではなく、パートとして面接した。

 話しを聞いてみると、家電業界に就職したが、合併分離によって、自ら選択した
 会社の労働条件が、以前の話しからどんどんかけ離れ、悪化していったという事
 だった。

 そんな事に嫌気がさして、自ら離れ、他業種でもいいから仕事を変えたい、との事
 だった。

  最近、よく聞く話しだ。
 
 家電業界からの転職は初めてだが、男性がアルバイトでもいいから仕事を探して
 いるという話しは、最近では、よくある話だ。

  成人男性が、労働条件の厳しい「パート社員」を選択する。

 よくある話しではあるが、自分の将来を考えると、正社員としてある程度の終身
 雇用を選択するのが常識と思えるのだが、派遣社員の恒常化等を考えると、最
 近の若者の選択肢として常識化しているのだろう。

  そして、そんな人間と面接する際、私はとりわけ慎重になる。

 何故か?。

  彼の、人生が、かかっているから。
  女性だって同じではないか?と思われるが、将来、一家を背負う立場を考えると
  、それだけの収入を得ないと長続きはしない。

  まして、彼の場合は20代半ば。
  いい加減、その道で一生を賭ける仕事に就かねばならない。

 私は、彼に言った。

  「家電業界で6年間仕事をしてきて、その経験を全てゼロにして、この業界へ
   転職するということは、また新たなゼロからのスタートになるが、いいのか?。」

 彼は、言った。

  「家電業界と言っても、私が所属していた場所は、パソコン専門ですからそんな
  に仕事の広がりはありませんでした。だから6年経過しても、いち販売員として
  しか仕事をしてきません。それも転職の一要因なんです。」

 「なるほど。考えはしっかりしているな。」

  率直な考えだ。

 「この子は、将来社員にしてもいいな。」

  直感だ。

 そして、彼に言った。

  「その年なら、そろそろしっかり将来を見越した仕事をする時期だろう。君の
  かって所属した業界と違って、この仕事は奥が深い。そして、努力次第でどん
  どん仕事の責任と広がり、そして業績も含めてやりがいの持てる業界だ。そし
  て、ゼロからのスタートだが、君次第では1年後の正社員として採用する用意
  もある。それには生鮮部門で鍛えた方が、厳しいが君の為だ。どうだろう、青果
  部門でやってみないか?。」

   「はい、わかりました。やらせてください。」

 決まった。

  男性パート。

 私は、面接の際は、彼の10年後を見つめて面接をする事にしている。
 そして、場合によっては、違う道を勧める場合も、多々ある。




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