おせち料理
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日のブログで元旦休日を記した。
全国の読者の方から、非難を浴びそうな内容で、すみませんでした。
更に、敢えて今日は、元旦に食した「おせち」について。
おせちと言っても、品数は少ない。
「かまぼこ」「数の子」「たまご焼き」「ぶりの煮付け」「煮物」「茶碗蒸し」等々。
そして、感じること。
“年々、品数は、減ってきているなぁ~”
逆に、こうも思った。
“しかし、一品一品が、良い味をしているなぁ~”
アウトパックで購入した、「かまぼこ」「数の子」は、廉価版の商品だが、
手作りの「たまご焼き」「ぶりの煮物」「いもの煮物」「茶碗蒸し」等は、
素材一品一品が、本当に良い味を出していた。
たまごは200円前後のものを購入、ぶりも一切れ300円前後の脂の乗ったもの、
いもは親戚から頂いたもの、こんにゃくは「鹿沼こんにゃく」、しいたけは国産、
丁寧に煮込まれたり、つくられたりした料理は、やはり絶品。
そして、この流れは、今年の商品動向とも連動している。
決して大型パックでは無いが、少量でも高品質商材の堅実な人気。
逆に、昨年まで人気だったセット物、鍋セットやオードブルセット等のなんでも
揃った大型盛り合せよりも、食べたい高品質の単品の買い回り。
実際に、おせち食する立場になってみると、思う事。
“いろいろ食べるよりも、品数は少なくとも、一品一品が感動する美味しさ”
お正月を、より低コストでも、より豊かに迎える手段として、上記のようなおせち
の方が、食卓の話題と食する方の満足感が得られるなぁ~、と感じた。
そんな視点で、今後のイベント提案、お盆の提案を行っていこう。
普段よりも、ちょっと贅沢なまぐろが入った盛り合せ。
とろけるような脂の乗った、大型のぶりの切身。
しっかり味の凍みた「鹿沼こんにゃく」や「立子山凍み豆腐」の煮物。
我々は、まだまだ食材に対しての、知識が足りない。
売る事に関しては、多少、知識、知恵もついてきた。
しかし、売った商品が、どう、消費されているのか?。
年々変化していく消費活動に対して、どれだけ真剣に学んできたのか?
これは、競合との戦いの領域では無い。
ここから先は、お客様と己との戦いだ。
これが、次回イベントでの、大いなる課題となろう。
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