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2010年1月 5日 (火)

信頼の「板金工」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、女房が車の事故に巻き込まれた。

 幸い、大きな怪我もなく、車も大きな損傷は無かった。

  状況としては、左車線を走行中に、右車線から追いぬいてきた車が、突然
  車線変更して女房の車と接触し、相手の車があわてて元に戻ったという状況。

 状況としては、相手が一方的に非があるという内容だったらしい。
 あわてている女房に、私は保険会社や警察への対応の仕方を教えた。

 その後、相手の保険会社との会話になった時に、相手にこう言われたらしい。

  「お互いに走行中の車同士の場合は、保険割合が、0:10にはならない。」

 納得の行かない女房は、叫んだ。

   「ふざけるなぁー!。」

 女房の「気の強さ」は、私をも凌ぐ。

 この、“鬼の一声”で、全てが決まった。
 全ての「非」は、相手にあり、保険比率も、0:10で決着した。

 そしてその後、修理工で修理する段階に入ったが、
 さて、信頼できる修理工を、どう探すか?。

  以前、いろいろと車の修理に関して、お願いしていた修理工の方がいたが、
  現在、彼は、その修理工場を退社して、現在不明の状態だ。

 仕方なしに、今の家を建てていただいた「ハウスメーカー」の社長に聞いてみた。
 彼も、家を建てて以来の付き合いで、この地域に関しては、いろいろと詳しい方
 なので、いろいろと知恵を借りてきたのだが、以前に紹介された修理工の方も、
 もとはと言えば、このハウスメーカーの社長から教えていただいた方なのだ。

  そして、上記のような話しをして、信頼できる修理工はいないか?、との問いに、
  やはり、以前紹介した修理工が一番信頼できますよ、ということだった。

  ハウスメーカーの社長が言うには、以前に車が故障した時に、わざわざ遠くま
  で車を引き取りに来てくれたらしい。
  
  そして、しっかり直してくれて以来、いつでも信頼して、車に関してのトラブルは
  全て任せている、と言う。

 “やはり、彼しか、いないか?”

  ハウスメーカーの社長に、携帯電話を聞いて、かけてみた。
  彼は、現在、別の修理工場に勤めたいた。

  誠実な彼と話をしていると、

   “やはり、信頼とは、人と人との関係なんだなぁ~”

  と思ってしまう。

  以前のブログで、「信頼のGS」を記した。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-a3ea.html

  やはり、そこでも、ガソリンスタンドでは無く、そこの従業員そのものだった。

   どこそこの企業で直してもらう、という事ではなく、
   どこの、誰に、直してもらう、ということが、
   サービスを受けるに側にとっては、大切な要因なのだ。

  あのお店で買い物をする、という要因から、
  あのお店の、誰から、購入する、という要因へ。

  小売業も、お客様との関係が、そんな方向へ向かっていくのだろう、と思う。
  いや、そうさせていきたいものだ。

 

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