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2010年1月

2010年1月31日 (日)

日光冬の旅

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の休日。

 前日から、「明日は快晴」の予報を受けていたが、まさに雲ひとつない快晴。
 即用意をして、日光方面へ出発した。

 北関東方面から見る「男体山」は、鬼の爪痕がクッキリと残り、本当に男性的な
 容姿だが、男体山に近づき、側面を周り、裏側に回ると、その容姿を大きく変え
 ていく。

  見る角度、見る方向によって姿を変えていく男体山が、まさに「男の山」。
  残雪がその変容を更に際立たせ、改めて男体山の男らしさを知らされた。

 この時期の平日は、観光客も少なく、戦場ヶ原まで行く道のりも貸し切り状態。

 日光へ向かう道は、ほとんどが鹿沼からの例幣使街道を利用するが、この街道
 の「杉並木」は、本当に心を癒してくれる。

 この街道を行く車も、ほとんどがゆったりろドライブを楽しむリズムで走行するた
 め、今市までの長い道のりが、また楽しくてしょうがない。
 
  例幣使街道を今市まで往復するだけでも、快晴の日のドライブを堪能できる。

そして、「男体山」。

 普段見なれた男体山だが、積雪を受け、鬼の爪痕をクッキリと際立たせた下界
 からの眺めとは逆に、近づけば近づくほど、男体山は容姿を変化させ、中禅寺
 湖からの姿は、とても、あの荒々しい表面の顔とは思えない程に、穏やかな姿
 を、中禅寺湖に映し出している。

 そして、その穏やかな姿が、後ろへ回れば、中禅寺湖を守る深い傷を露出させ
 、中禅寺湖と関東方面の冬の快晴率を守る役割を、人知れず担っているのが
 わかる。

人は、全てを背負って、表の顔に現れる。

 だから、自分の顔には、責任を持つ事が大切だ。
 そして、その顔を、他人がどう見るか?。

  遠目からの姿だけで、理解したつもりになるな、という事。
 
 よく、「森を見て、林を見て、木を見よ」 と言われる。
 今日の、男体山を見て、その事を改めて理解する。

  表の顔、脇の顔、裏の顔。そして、遠目の顔。
  それぞれに、役割があり、表情を変え、全うしている。
  いずれも、同じ「男体山」だ。

 一人の人間が直面する場面場面は、その人間にとっては、そこが全てだ。
 他人が、見たくない、聞きたくない場面でも、本人にとっては、そこが全て。

  男体山を、自分の部下を思えるか?。

 癒しのドライブだったが、そんな癒しがあるから、
 魚の目の余裕が生まれるのだろう。

PS
 日光冬の旅の写真を掲示しました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nikkou1001/

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2010年1月30日 (土)

引き継ぎ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、店舗異動に伴い、店長間での引き継ぎを行った。

 前日が、行った先での引き継ぎ、
 後日が、来る店長との引き継ぎ。

  そして、疲れた。

 店長として、同じ店長仲間の話しを聞き続ける事の疲労感は予想以上だ。
 まだまだ、自分の問題として捉えていないのだろう。

  いや、捉えるだけの、時間的切羽詰まった状況になっていないのだ。

 そして、それは、後日の来る店長との引き継ぎでも、同様だった。
 来る店長も、私の話しを、ほとんど聞いていない。

  それだけ、他人の店舗運営と、自分の店舗運営を割り切っているのだと思う。
 
 だから、他人のやり方には、耳を貸さない。
 自らのやり方への変換を、どう詰めていくか、を考えるから疲労するのだろう。
 そして、ここだけは、二人とも真剣になったという部分がある。

  従業員に対する、評価、給与、一人一人への将来の展望の引き継ぎ。

 行った先での私の引き継ぎのポイントも、今度来る店長のポイントも同じ。
 そこだけは、引き継ぐ相手から、詳細に引き継いだ。

  特にパートさんの今年の時給、定年とその延長とその後の時給の変動。
  今年の各部門の人員体制と、過不足の発生、更には内部トラブルの有無。

 ここだけは、しっかりと事実を掴んでおく必要がある。
 店長が変わった直後、上司が変わった直後に、トラブルは噴きだすものだ。
 
  それは、その上司が故に、絶妙のバランス感覚で均衡していたものが、
  簡単に崩れる瞬間が、前任者との引き継ぎ直後だと言う事だ。

 その絶妙なバランスで均衡を保っていた感覚だけは引き継ぎたい。
 それは、異動するごとに、店長として一番トラブルを感じていた部分だ。
 だから、そこだけは、どんなに疲労していようが、その皮膚感覚は
 絶対に逃さない、という店長としての嗅覚があるのだ。

  そして、最後に具体的なのは、節分の販売計画の引き継ぎ。

 これは、ほとんど引き継ぐ店長の仕事と思っている。
 だから、引き継ぐ店長の意向もあるだろうが、節分当日の店舗運営を任される
 新店長の初めての仕事として、責任を以って臨む必要がある。

  引き継がれる店長の頭は、すでに新天地へ向かっている。

 それは、致し方無い事だろう。だから、異動していく店長へは責任は問えない。
 私は、それは、当日を迎える店長として、当然の仕事であると考えている。

 そして、それは以前のブログ「行動する」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-4dd1.htmlでも記した。

  先日いなかった部門チーフ、とりわけ惣菜チーフとは詳細に詰めた。

翌日は、迎える立場での引き継ぎだ。

 これも疲れた。

 なぜか?。

  引き継ぐ店長も、私の話しを聞いていない。
  休日を利用して来店している為、当然なのかも知れないが。

 但し、前述の「人」の部分に関しては、お互いに詳細を詰めた。
 彼も体験しているのだろう。引き継ぎの一番のポイントを。

  だから、その部分は妥協しなかった。
  一番多くの時間を割いて、一人一人を詰めた。 
  特に、今年を以って定年退社するパートさんたちの部分に関しては、
  どんな経緯で退職していくのかを、微妙なニュアンスを感じようとしている。

 店長の引き継ぎ。

  その部分を曖昧にしては、引き継げない。




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2010年1月29日 (金)

鍋バイキング

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで「バイキングの評判」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-6db9.html

 週一回の「築地直送」を、鮮度で刺身に潰して売切る手法。
 実施当時は、話題性もあり週ごとに拡大していったが、
 冬場を迎え、刺身需要が減退するなか、鮮度で売切る販売方法が
 縮小均衡していった。

  先日、縮小均衡に陥った「刺身バイキング」を見て、鮮魚チーフと会話した。

 「随分、(刺身バイキングの)賑わいが無くなったな~。」

  「ええ、当初の賑わいから、落ち着いちゃいました。」

 「刺身で食べたいという、気温、季節じゃねぇよなぁ~。」
  
  「寒いですからねぇ~。鍋商材は売れているんですけどねぇ~。」

 「良し決まった。来週から、築地直送商材を、鍋バイキングで売切ろう。」

 従来は当日入荷の築地直送品を、午後から刺身に潰してバイキングで売切った。
 来週からは、午後から、鍋商材としてP198円、3P500円で売切る計画へ変更だ。

  良いと思って始めた「築地バイキング」だが、日本の季節の中で永遠では無い。
  季節に合わせて、お客様の嗜好に合わせて、常に変化させていく。

 「ズレているな」、と思ったら、即変えていく事も大切な事だ。
 そして、翌週。チーフが言ってきた。

  「店長、今日の築地直送フェアから、早速、鍋バイキングをやります。」

 このスピードと実行力が、大切なのだ。

  開店後の展開は、従来通り築地直送品を鮮度感を優先してバラ売り。
  午後からは、鍋材用に調理された単品が15アイテムほど、P198円で展開。
  組み合わせ自由で3P合わせて500円での展開。

 このような単価と組み合わせで、果たして売れるのか?、と思いながらの展開。
 しかし、実施直後から、刺身バイキングほどのインパクトは無いが、コンスタント
 に組み合わせて購入していくお客様が途切れなかった。

 築地直送という、商品部主導の商品調達をベースに、
 店舗が目の前のお客様の変化に対応して、販売方法を変えていく。

  販売方法を変えていくプロセスで、販売技術を習得していく。

 この積み重ねが、現場力を養っていくのだろう。
 現場の若者が、自らの引き出しを増やすということは、このような事を言う。

 そして、鮮魚チーフに聞いた。

  「鍋バイキングの動きは、どうだ?。」

   「はい、結構売れてますね。調理した分はいけそうです。」
   「ただ、売れたものと、売れないものが明確で、今後の課題ですね。」

 それで、良い。

  課題が見える、という事は、成長の伸びしろが有ると言う事。






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2010年1月28日 (木)

一泊旅行

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、栃木県那須エリアに宿泊した(MRではありません)。

 女房と休日を合わせ、久しぶりの「一泊旅行」となった。
 
 女房とは、いろいろ車で出かけるが、宿泊込みの旅行となると、5年ぶりだ。
 現在の企業に転職する際に、この機会に、と言う事で「九州」に旅行して以来だ。

  那須はよく行くエリアで、「今更宿泊まで」、とも思ったが、
  「一泊する」という心の余裕は、日帰り旅行とは、全然異次元のものだ。

 女房と良く行くレストランで夕食を摂ることをメインに考え、素泊まりで宿泊できる
 場所を、女房の知り合いの方から紹介していただき決めた。

 このレストランは、いつ行っても接客サービスが行き届いており、食材も厳選され
 た物を使用し、一流シェフの料理に、いつも感心させられる。

  この日はホテルの閑休日でもあり、ほとんど貸し切り状態だった。

 食事に関しては、以前からメニューを送付していただき、決めていたものがある。

  「松坂牛のいちぼのあぶり焼き」。

 いつも、ここのメニューは、希少価値のある限定品を出してくれるのが嬉しい。

  お尻の肉だが、サシも入り、とは言っても赤みでさっぱり。
  バルサミコソースと天然塩で食べる、「いちぼ」は、食べ応えがあった。

 やはり、牛肉は、肉厚に限る。
 表面のカリカリした焼き加減と、内部のレア部分の「味」のコントラストが良い。

 肉を食べれない女房は、「白身魚とホタテのグリル」を注文していたようだ。
 たっぷりと2時間かけて夕食を摂り、その後、ホテルに戻った。

  ホテルでは、お風呂三昧が、今回のテーマ。

 ここのホテルのお風呂は、ジャグジー、サウナ、露天風呂、打たせ湯等豊富だ。

  私は、計3回お風呂を利用したが、ジャグジーから入り、サウナで汗をかき、
  露天風呂で頭を冷やし、最後に体を洗い、お風呂を出る。

 この1クールで、体は、相当温まる。
 そして、それを、3クール繰り返したら、
 逆に疲れがたまってしまったようだ。

  翌日の朝食。

 バイキング方式だったが、単品の素材は、いずれも美味しかった。
 中でも、ご飯が美味い。
 そして、味噌汁も美味い。
 更には、青菜の漬物が、また美味い。

 いずれも、たっぷりと、お替わりをして、満足を得た。

  1月某日の休日。
  外は、大寒波が到来していたが、
  私の心は、新たな挑戦への意欲で溢れていた。

PS、那須の一泊旅行の写真を載せました。どうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nasuno/






 

 

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2010年1月27日 (水)

今年の「私の方針」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の内示の時に、人事部長が私に言った。

 今回の経営方針発表会では、店舗異動者は、自分で立案した店舗運営方針を
 発表して頂く。

  “当たり前の事ではないか”

 しかし、それは、店舗異動の無い店長の場合である。
 今回の私の場合のように、店舗異動の店長の場合は、前任の店長が作成した 
 店舗運営方針を、新任の店長が発表する。

 人事異動と経営方針発表会とのタイミングの悪さからくる不都合だが、
 従来は、これで通してきた。

 その不都合を考慮し、人事部長が、店舗異動者も赴任先の店舗運営方針を
 自ら作成した原案を自らの言葉で発表することを前提として、店舗運営方針会
 の日程の調整をする、という。

  経営方針を受けて、店舗の今年1年間の方針を、店長が作成する。

 至極もっともな事を、今年は当り前に実施する。

  それだけ、自ら考えた方針の重要さを、考慮したわけだ。

 着実に、組織の力を信じた経営形態へ転換してきているように思える。
 
  そして、若手の台頭。

 商品部バイヤーも、大幅に若手に切り替わっていく。

  新しい“血”の台頭だ。

 販売部の店長も、今年3人の新任店長が誕生した。
 入社6年目を迎える私など、ベテラン店長になってしまった。
 当然、ベテラン店長としての役割も、変わってきている。

  昨年末から始めた、店長向け「販売情報」も、今年は本格的に各部と連動して
  作成しなければならない。

  とりわけ、販売促進部との連携は必須であり、

   特売を軸とした「販促情報」
   販売を軸とした「店舗情報」

  そして、

   商品を軸とした「商品情報」

  この3つの情報を軸に、いかに簡潔に、連動して、受け手の販売部が行動しや
  すい有効な情報を提供できるかだ。

  その中で、私は、店舗の部門チーフの声を、いか本部や商品部へフィードバッ
  クしていくかが、今年の、自身の課題と捉えている。

  更には、その結果としての展開事例のファイリングを通して、全店の販売事例
  を共有し、販売力を高める事で、店舗競争力を底上げしていく。
  要は、店舗運営を兼務しながら、店舗運営部の役割も果たしていく。

   誰に頼まれたわけでもない。

  しかし、これだけの新人店長が店舗で活躍していくわけだ。

   頼みにされる存在、として、どう役割を果たしていくかだ。

  店舗運営方針の発表とは別に、私の心に誓った、私の今年の方針である。






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2010年1月26日 (火)

次年度予算

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


次年度予算作成のシーズンだ。

 店舗案の送付が迫ってきた。

 私はいつも、毎月の営業実績のトレンドを、パソコンに記入し、直近の数値動向
 から、次年度予算の部門別昨年比と、粗利率を決定している。

  「次年度」をどう見るか?。そして、
  「次年度」へ向けての予算を、どう見るか?。

 そして、昨年も「強さとは?」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-8070.htmlを記し、来年の予算について書いた。

 それ以来、「KOZO」さんとの巡り逢いも出来たのだが、その時も、次年度予算で
 は昨比割れで組まざるを得ないと記したが、今年もまた、厳しい予算を提出せざ
 るを得ない。

  しかし、今は売上に重点を置くか、粗利に重点を置くかが問われる時代でもあ
  る。

 そして、粗利重視で物事を構築していく組織作りを完成させる時期だと考える。
 粗利とは、店舗損益で、利益を創出できるか?、と言う事だ。

  それが、今後、当面の店舗運営者としての、使命でもある。

 店舗損益の最大の数値は、「売上・粗利」であることは間違いないが、コンパクト
 な組織運営で、最大の利益を創出することが、これからの競争力になっていく。

  それが、店舗運営の、永遠の「基本」でもある。
 
 その「基本」が盤石だからこそ、価格訴求面での競争力に勝っていくのだろう。
 そして、そのことに対して、従来数ヶ月を擁して、店長会でも大いに議論してきた。

  コスト改善の指標でもある「売上生産性の改善」。

 おそらく、どこの企業でも、次年度の課題は、そこにあるのだろう。
 逆に、そこを議論しなければ、次へのステージへは立てないと言う事だ。

  そして、昨年記した「強さとは?」が意味を持ってくる。

 その記事を、もう一度、引用したい。

「“強さ”とは?。

 失敗しても、必ず立ち上がる「心」の強さであり、
 失敗を通じて、成長し続ける「心」の強さなのだ。

 全力を尽くしても尚、失敗や敗北に直面する。
 そのときに、自分を支え得る「思想」こそが、「強さ」の基準だ。

 そして、その強さを部下に伝えていく姿こそ、最高の教育となる。

  叩かれても叩かれても常に前を向き、明るい未来へ向かい、人々を律する
  姿勢を失わない姿こそが、最高の部下教育だ。」

 従来から、小売業は売上至上主義であり、競合出店といえども、予算達成と
 言えども、売上昨年割れの段階で「敗北」のレッテルを貼られてしまう。

 そして自らも、その事を以って、敗北のレッテルを自分自身、自ら率いる組織に
 下してしまう。

 しかし、その時に自分を支える「思想」を軸に、自らを、更には組織を成長させて
 良く「強さ」を持つ、という事が大切なのである。

  それが、自ら崩れていく「自滅」への道を歩むのか、
  自らの「思想」に助けられ、「成長」していくのか、

 の瀬戸際になってくるのだ。





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2010年1月25日 (月)

宇都宮石井エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


宇都宮石井エリア。

 宇都宮駅から東部。新四号線から内側のエリアは、従来道路整備が進まず、
 アクセスの悪さから宅地も進まなかったが、最近の道路整備開発が進み、宅地
 化も進んで、土地開発が活発なエリアだ。

 市場から東へ直線道路も整備され、益々宅地化が進もうとしている地域であり、
 更に競合店の出店も考えれる地域でもある。

まずは「O社」。

 O社のアップグレード店舗の先駆けとなった店舗である。

 改装オープンして5年以上が経過しており、すっかり定着した店舗ロイヤリティ
 ーは、入店するお客様の客層も定着させているようだ。

 アッパークラスの様相のお客様が、ゆったりと落ち着いて買物できる店舗演出
 が、客層を決定しているようだ。

 だから、ガツガツした価格訴求感を感じさせる陳列は無く、あくまでも上品に陳
 列されている。

 だから、安さ感は無いが、単品を見ると決して割高ではないのだが、どうしても
 割高感を感じてしまうのは、店舗の外装、内装、照明、BGMの影響だろう。

 そして、それで良しとする企業姿勢が、強く出ている店舗である。

次に、「T社」。

 前出の「O社」から直線にして数百メートル。

 「O社」とは逆に、庶民的なお店であり、安さ感の演出がふんだんだ。
 そして、この企業は、新規出店にも力を入れ、昨年も足利エリアへの出店を
 果たし、精力的に拡大路線を歩んでいる。

 更に、販促面でも知恵を絞り、イベントのタイミングでの強力な販促力を駆使し
 て集客力を高めている。

 強化部門として「精肉」に力を入れ、週末での牛肉の半額セールや、店舗レイ
 アウト上での、「精肉」の買い回りを優先させた配慮が色濃く出ている。

 そして、昨今の精肉のフォローを受け、お客様からも支持を高めていると思わ
 れる。

最後は「Y社」。

 衣料品まで含めて約900坪を有し、食品スーパーとしての充実度は十分だ。

 しかし、周辺立地で住宅地が少なく、他競合店から比べると立地面での不利
 さは隠せない。

 しかし、最近の「Y社」の販促面での強化を受けて、この日も「ぞろ目市」のチラ
 シが入り、水曜にしては集客力が高かった。

 食品スーパーとしての基本と、販促面での価格的魅力が重なり、競争力を再度
 高めてきていると言える。

 また、セルフレジへの対応も早く、この日もお昼時で4台の稼働であり、セルフ
 レジ稼働率を高めていけば、コスト構造改善が進み、利益体質が進んでいくと
 思われる。

 食品、雑貨での食品ゾーンでの基本レベルは相変わらず高く、惣菜、寿司の
 デリカ部門も充実しており、今後の地域開発に呼応して息を吹き返すかも。

このエリアも、今後道路整備が進めば、更に集客力を増してくる地域であり、
 競合出店の的でもあり、楽しみな地域となると思われる。

PS
 宇都宮石井エリアのMR写真です。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/utunomiyaisiimr/




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2010年1月24日 (日)

チラシと集客

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


チラシ、集客を図る為の大きな手段。

 チラシ合戦もピートアップし、どの企業も、週2回~3回平均で折り込まれる。

 先日、休憩室で、副店長と各社のチラシを比較しながら見ていた。
 そして、ある競合企業のチラシが目に入り、鍋企画のメニュー提案チラシを見て、
 私は、副店長に聞いた。

  「この鍋のメニュー提案のチラシを、どう思う?。」

   「良いと思います。売場作りのイメージが掴みやすいですね。」

 その後、休憩室で休んでいたパートさん達に、このチラシの効果の有無を
 聞いてい副店長は、事務所で仕事をしていた私のところに来て、言った。

   「店長、パートさんのチラシの事を聞いてみたら、この鍋のメニュー提案のチ
    ラシは、あまり見ないようです。逆に、違う企業のこのチラシは見やすくて良
    いようです。」

 副店長が見せたチラシは、ドラッグ企業のチラシであり、日替わり商品のみで、
 チラシのバックも淡い色で商品の写真の写りも見栄えが良く、升目状に配置され
 た単品と売価のみの、日替わり中心のチラシだ。

  私は言った。

  「お客様が見やすい、と言う事は、一見良い事のように思えるが、お買い得品が
   わかりやすいと言う事は、それだけ買われて終わりだ。チラシ本来の目的を
   理解し、チラシを集客のきっかけとして、その後の集客力と販売力を、いかに
   継続していくかが、一番大切な事だ。」

  「我々現場にとって、チラシとは集客を図る一手段であり、チラシが全てでは無
   い。チラシによって集客されたお客様に、いかにチラシ商品以外の、当店の良
   さを理解して頂き、豊かな暮らしの実現へ向けて、当店をいろいろと利用して
   もらうかが、店舗の知恵の出し所であり、現場の本来の仕事だ。」

  「だから、チラシ商品以外の、食事に必要な食材を、ワンストップショッピングを
   通して、当店で全てを調達して頂くように、売場のレベルを上げていくのが、
   本来の姿なのだ。」

  見やすいチラシを入れて、集客を図り、しっかりチラシ商品だけ買われて、帰ら
  れる。
 
  売上が下がれば、更に価格を出して集客し、チラシ商品のみを大量に買われ、
  デフレスパイラルへ陥っていく。

  チラシを入れても、集客が図れず、客数が伸びなくなってきたのであれば、それ
  は、チラシに要因があり、大きな問題として、チラシ戦略の変更を図らなければ
  ならない。

 しかし、

  チラシを入れて、集客が図られ、客数増は図られたのであれば、その後はお店
  の問題だ。

  集客されたお客様達へ、お店の努力で、いかに当店の便利さを理解して頂き、
  売上・粗利を拡大させられるか?。
  
  それには、旬の提案や原価交渉力、タイムリーな作りたてでの鮮度アップや、
  特売商品を起点にした「メニュー提案」での食材提案により、チラシ以外の商
  品を如何に便利に買い回りして頂くか、ワンストップショッピングによって買い回
  りして頂くかを、徹底して研究していけば、必ず売上と粗利は拡大してくるもの。

 店舗という現場の人間が、そこに行き着かなければ、現場力など語れない。

  現実は、どんどん二極化している。

 チラシに頼り、どんどん低単価へ向かい、低粗利に陥り、人材を失う企業。
 チラシに頼らず、点数拡大、粗利拡大、年収拡大し、人材が育つ企業。

  何を信じ、どんな道を選択し、どうのような結果を迎えるか?。

 今こそ、現場の人間が、その事を理解しないで、どうするのだ。

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2010年1月23日 (土)

私の卒業試験

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の内示から数日。

 辞令が発令され、行動を起こした。
 次月早々のイベントである「節分」「バレンタイン」への、新店舗での行動。

  そして、

 新規異動者に贈る、私からの「卒業証書」を忘れていた。
 (以前のブログ「卒業証書」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_a610.htmlを参照)。

 人事異動する部下に対して、当店を卒業した印としての卒業証書と、皆からの
 寄せ書きからなる手作りの証書を配っていた。

 自分で、自分の卒業証書を皆に配って、寄せ書きを書け、というのも筋違いだ。
 さて、自分のこのお店の卒業を、どう挙行するか?。
 
  “月に一度の量販日を利用するか?”

 私は、そう考えた。

 今回の人事異動に関しては、副店長から店長への昇格者が2名いる。

  一人は、私の現在の部下である、副店長。
  そして、もう一人は、かっての部下で、現在、他店の副店長。
 
 私と同時に、このお店から異動する副店長に、その事を伝え、了解を得た。
 そして、もう一人の、かっての私の部下にも電話で伝えた。

  「店長就任おめでとう。ところで、俺もこのお店から卒業だし、お前も、いつの
   間にか俺の前から姿を消して、このお店から卒業したという実感が湧かな
   いだろう。」

   「そうなんですよ。正式な卒業式をやってもらってしないし、卒業証書も、店
    長から頂いていないですよね。」

  「だから、俺も含めて3人で、来月の量販日に卒業試験を行う。卒業するには
   量販日のレコードが必須だ。レコード樹立で我々は、このお店から卒業出来
   るのだ。だから、来月の量販日には、休日を利用して手伝いに来い。」

   「わかりました。喜んで参加させていただきますよ。」

 決まった。

  しかし、一番大事な事がある。
  来月の量販日には、すでに新しい店長が赴任している。
  彼の了解を得なければ、筋が通らない。
  
 私の後がまに電話した。

  「来月の量販日だが、君も初めてで、いろいろと大変だろう。我々量販日の経
   験者3人が、手伝いに行きたいと思っているが、了解していただけるか。」

 彼は、笑って答えた。

  「てっちゃん、ありがとうございます。量販日に手伝いに来ていただける事に
   対して、断る理由が見つかりませんよ。」

 私の、このお店の「卒業式」は、量販日。

  しかも、この量販日で、売上レコード達成を、「卒業試験」とした。

 そして、その事を、このお店のチーフ連中に伝えた。

  「そういうわけで、来月の量販日には、私も駆けつける。そして数値計画はこの
   通り。来月は量販レコードを狙う。そしてそのレコードを以って、私の卒業でも
   ある。当然君らは、レコード樹立を以って、私からの卒業だ。その能力の証明
   を量販日にしてもらう。量販日まで、あと2週間。全ての力を動員して、売上レ
   コードを樹立すべく行動を起こしてくれ。」

 大きなプレッシャーだ。

  こんなプレッシャーは、今まで経験した事が無いぐらい、感じている。
  そして、それは、部下の部門チーフも同様だろう。

 以前の量販日に、退職する青果チーフの送別の意味を込めて、
  「オールスターで臨む」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-f474.htmlを記し、レコードを樹立したが、今回は自分だ。

  売上レコードとは、狙ったから樹立出来るものではない。
  しかし、狙わなければ、始まらない。

   “必ず、結果を出す”

  お店全員が、同じ目的、同じ感情を共有できるか?。
  私の、このお店での、最後の大仕事が待っている。


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2010年1月22日 (金)

みんなで作る「バレンタイン」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、バレンタインの売場を設置した。

 副店長が中心になって、売場作りが始まった。
 
 今年は、昨年以上に、こだわりのバレンタインらしい。
 この催事に関しては、副店長に任せていたので、詳細はわからないが、
 こだわりシェフのチョコが、3種類もある。

 更に、こだわりホテルのチョコが1種類。
 そして、従来の高品質チョコと、価格訴求チョコ、更に親父チョコと手作り関連。

 こだわりチョコの美味しい部分のチョコの陳列は、副店長に任せ、私は価格訴求
 商材の陳列を、黙々と手伝った。

  フリーワゴンにして約8台。
  結構な量だ。

 そして、副店長が、私と相談して決めたレイアウトで、一応設置してみた。

  それを見ていたレジのアルバイトが、何やら副店長に言っていた。

 商品の売価POPを付けていた私のところに来て、副店長が言った。

  「店長、レジのアルバイトに、“ダサい売場” と言われました。
   来年は、あいつにも手伝わせましょう!。」

  かなり、落ち込んで、言ってきた。

 女性から見た売場として、何かが違うのだろう。
 
  私からすれば、ダイナミックで、わかりやすい売場だと思うのだが、
  バレンタインの主役である、若い女性が見た「バレンタイン」売場は、
  もっと変化のある、曲線的なレイアウトなのだろう。

 本番へ向けて、どんどん進化させながら、彼女達を巻き込んでいこうと思う。

  手始めに、サンプルの陳列だ。

 翌日、ある程度余裕のある時間から、レジチーフに指示を出した。

  「チョコのサンプルを作ってくれ。キャラクター物以外の全アイテムを一品
   ずつ開いて、中を見せてフィルムで包んで見本のカードを書いて表示し
   てくれないか。」

 レジチーフは、ふたつ返事で答えた。

  「了解!。」

 バレンタインチョコは、女性が購買者。
 レジの女の子達も、中身は関心がある。
 
  中身を明けながら、「アーでも無い、コーでも無い」とはしゃぎながら、
  サンプルを作ってくれた。

 整然と並べられたチョコレート達だが、手書きで書いた「見本」の文字が
 かわいらしく貼られている、サンプル品が陳列されただけで、売場に情感が
 出てくる。

  女性が主役の「バレンタイン」、更には、「ひな祭り」。

 さて、今年はどんな知恵を、店舗で共有していこうか?。



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2010年1月21日 (木)

行動する

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログで「内示」を記した。

 数日後、辞令発表。

  さて、いよいよ、行動だ。

 昨日は、引き渡し後の「節分」について記したが、
 引き継ぐ店舗の「節分」も、自分の責任だと思っている。

  早速、行動を起こした。

 異動店舗に電話したら、副店長が遅番で勤務していたので、自店の仕事を早め
 に切り上げ、異動店舗周辺の夜の競合店状況と合わせて、節分とバレンタイン
 の計画と売場作りのチェックだ。

  以前、共に仕事をした副店長とは、ツーカーの為、ちょっとした世間話の後に、
  バレンタイン売場の手直しを指示。

  更に、節分の恵方巻の事前計画と各部支援体制の指示をした。
  自店の節分に関しての計画を通して、他店の店舗計画も良く見えるものだ。

  そこに、折よく鮮魚チーフも現れた為、早速売場に出て、節分での郷土料理
  の食材の展開、恵方巻関連の売場作り、更にはいわしの展開などを確認し、
  私の意向を伝えた。

 “新しい、自分達の上司”

  そんな目で見られている「今」だからこそ、スピードが肝心、最初が肝心。

 “新しい上司が、早速、我々に対して、行動を起こしている”

  私の行動と、部下の意識が、今後の展開にドライブをかけていく。

 “新しい上司の行動に、乗り遅れるな”

  赴任当日から、同じスピードで走れる脚力になっているから、
  同じ目線で、同じ課題が見れる、そして、言葉が通じる。

 今の店舗に比べて、競合ひしめく環境である。

  それは、数人の部下の言葉の端々からもうかがえる。
  「打っても打っても、手ごたえが少ない。」

  それだけ、やりがいのある環境でもあり、自らの力量の検証でもある。

 まずは、部下の心を惹きつけられるか?。

  そしてそれから、大きな「石」を、どう転がしていくかだ。




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2010年1月20日 (水)

節分を考える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


2月3日の節分。
 
 かっては、

  節分 = 豆まき+丸干いわし

 だったが、現在では、

  節分 = 恵方巻(年間で寿司を一番売る日)

 になってしまった。

  当店でも、昨年の節分での寿司の売上は、クリスマス・年末年始を抜いた。
  
 今年の節分は水曜日。
 惣菜チーフから相談を受けた。

  「今年の恵方巻は、どうですかね?。」

 「今年は、水曜だよな。一番弱い曜日だ。昨年は110%で伸ばしたが、今年は
  昨年並みでいくか?。」

  「そうですね。水曜ですから無理は出来ないですね。しかしそうは言っても寿司
   で100万は売りますから、また他部門からの援助は半端じゃないですよ。」

 「わかっている。昨年同様の援助を他部門から集めるよ。逆に言うと、弱い曜日
  だから集めやすい面もある。」

  「また、店長のエンドレステープを活用させていただきますよ。」

 思えば、昨年の節分から「エンドレステープ」を活用し、効果があったのか無いの
 か微妙だが、それ以来エンドレステープを多用してきた経緯もある。
 (昨年の恵方巻の記事http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-2841.html

 しかし、

  今年の節分は、私はこのお店にはいない。
  そして、惣菜チーフの彼は、このお店の副店長として昇格だ。

 二人とも、他人へ引き渡した後の計画を練っているわけだ。

  “立つ鳥跡を濁さず”

 是非、そんな意欲を持って、残していきたい。
 節分後の、月に一度の量販日の計画も含めて、私の仕事だと思っている。

  万全を期して、お店としての節分の成功へ向けての枠組みは整えていく。

 節分 = 寿司の恵方巻、鮮魚のいわしと寿司種、食品の寿司関連。

  全て、私の仕事であり、私の結果として責任を持って後を譲る。

 節分を過ぎると、いよいよ売場作りと商品訴求は、「春」へ向かって加速する。
 そして、私は、新天地で「春」を迎える。





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2010年1月19日 (火)

内示

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、人事部長が来た。

 そして、私自身の内示を受けた。

  このお店に赴任以来、五年。
  いままで、数十人という部下へ、内示をしてきたが、
  いよいよ、人事部長から私への「内示」だ。

 他店への、異動。

  現店舗での、5年の在職。
  以前のブログで、「任期」を記した。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-d871.html

 同一店舗での店長職は「4年」がベスト。
 そんな、内容だった。

  今、まる5年を、同一店舗で在職した。

  そして、いよいよ新天地での、新たな挑戦へのスタートだ。

 このお店での、やり残したことも、多い。
 いつの異動でも、現業への後悔の念は、消えないものだ。

 しかし、新天地へ向けての新たな闘志は、
 それをもかき消して、なお燃えさせてくれる。

  思えば、現企業での、初めての異動。
 
 以前の企業では、20年在籍して、約20回の異動を経験してきた。
 
  「自分は、現在地には、長く在籍する存在では、無い。」

 いつしか、赴任地と自分の関係を、そう位置づけていた。
 そして、現企業での、5年の在籍。

  「自分は、現状に安住しているのではないか?。」

 消し去っても消し去っても、噴いて湧いてくる不安。
 現店で、4年目からは、そんな不安がよぎってきた。
 昨年は、その不安から逃れられなかった。

  思えば、ブログを始めたきっかけの、深層深いところに、
  この問いが、根ざしていたのかもしれない。

  昨年からは、自分の領域を広げようともがいてもきた。
  それは、それで、自分の可能性を広げる試金石ともなったが。

 内示を受け、今ようやく、新しい挑戦への環境変化を享受すべく
 環境を得たとの実感と同時に、5年間の環境の変化の無い自分
 に対する不安も、大いにある。

  “現環境に安住している自分に、環境変化への対応力が残っているのか”

 今一番の不安だ。

  かっての企業での20年間、
  環境変化への不安など、一時も感じたことなど無かったが、
  今一番の不安が、環境変化への不安。

 それも含めて、新たな自分への可能性を信じたいと思う。

 そして、このブログも、新たな領域へ踏み込んでいけると思っている。

  乞うご期待だ。




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2010年1月18日 (月)

鍋コンテスト

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで「社内ネットワーク」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-7dd1.html

 店長向けの週間情報も、専用のフォーマットを作成し、軌道に乗りつつある。

 そして、先週流した情報の中に、大寒を入れた。

  1月の20日が今年の大寒。
  一年で最も、寒さを大寒(体感)する日(シャレでは無い)。

 逆に言えば、この日をピークに、寒さが緩んでくる日でもある。

  “よし、鍋を仕掛けるか?”

  寒さのピークであるから、これからが鍋物シーズンとも言えるが、
  寒さがピークと言う事は、そこに向かって、お客様はさんざんホットメニューを
  食してきている。

  そして、ピーク後からは、春に向かっての「春の気配」を感じる季節へと
  向かっていく。

 だから、大々的に「鍋材」を仕掛ける、最後のチャンスと思っている。
 
  「鍋物大会」の最後の総仕上げ」

 時期的には、何も無い週。
 我々、販売側が楽しんで売場作りをしていく週でもある。

  先週送付の店長情報には、鍋物大会の売場作りをし、社内ネットワークへ
  写真を貼り付ける事を、強要した。

  それも、部門だけの展開に留まらず、店長主導で部門合同展開を実施し、
  各部門を巻き込んでの大々的な展開だ。

 社内ネットワークに関しては、従来は店舗別フォルダを使用して、各店別の
 情報貼り付けを行っていたが、将来的に、情報共有と次回イベントへの更なる
 活用を考慮し、イベント別フォルダに切り替えた。

 そうする事によって、「バレンタイン」フォルダに、各店が貼り付ける事により、
 全店の「バレンタイン」が同時に共有でき、更に次年度の売場作りに、自店だけ
 ではなく、他店舗の良さを取り入れる事も、容易に出来るようになる。

  社内ネットワークの本来の主旨は、そこにある。

 今週、すでに、数点舖が「鍋コンテスト」と題したフォルダに貼り付けてあった。

  開いて見ると、売場作りへ向けての、部門合同展開の計画書だった。

 部門合同展開には、必ず、展開計画が必要だ。
 参加部門が共有出来る、単品レイアウト計画が無ければ、進まない。
 そして、その計画をすでに、貼り付けている店舗がある。

  そんな事例が、社内ネットワークへ貼り付けられることにより、
  社内の販売事例のレベルは、どんどん加速度的に進化していくだろう。

 それを、社内ネットワークを利用して、ゲーム感覚で乗り乗りに実施していく。

  更に、今後が楽しみになってきた。





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2010年1月17日 (日)

男性パート

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、20代半ばの男性が面接にやってきた。

 アルバイトでもいいから、仕事はないか?、というものだった。
 現在は無職だと言うので、アルバイトではなく、パートとして面接した。

 話しを聞いてみると、家電業界に就職したが、合併分離によって、自ら選択した
 会社の労働条件が、以前の話しからどんどんかけ離れ、悪化していったという事
 だった。

 そんな事に嫌気がさして、自ら離れ、他業種でもいいから仕事を変えたい、との事
 だった。

  最近、よく聞く話しだ。
 
 家電業界からの転職は初めてだが、男性がアルバイトでもいいから仕事を探して
 いるという話しは、最近では、よくある話だ。

  成人男性が、労働条件の厳しい「パート社員」を選択する。

 よくある話しではあるが、自分の将来を考えると、正社員としてある程度の終身
 雇用を選択するのが常識と思えるのだが、派遣社員の恒常化等を考えると、最
 近の若者の選択肢として常識化しているのだろう。

  そして、そんな人間と面接する際、私はとりわけ慎重になる。

 何故か?。

  彼の、人生が、かかっているから。
  女性だって同じではないか?と思われるが、将来、一家を背負う立場を考えると
  、それだけの収入を得ないと長続きはしない。

  まして、彼の場合は20代半ば。
  いい加減、その道で一生を賭ける仕事に就かねばならない。

 私は、彼に言った。

  「家電業界で6年間仕事をしてきて、その経験を全てゼロにして、この業界へ
   転職するということは、また新たなゼロからのスタートになるが、いいのか?。」

 彼は、言った。

  「家電業界と言っても、私が所属していた場所は、パソコン専門ですからそんな
  に仕事の広がりはありませんでした。だから6年経過しても、いち販売員として
  しか仕事をしてきません。それも転職の一要因なんです。」

 「なるほど。考えはしっかりしているな。」

  率直な考えだ。

 「この子は、将来社員にしてもいいな。」

  直感だ。

 そして、彼に言った。

  「その年なら、そろそろしっかり将来を見越した仕事をする時期だろう。君の
  かって所属した業界と違って、この仕事は奥が深い。そして、努力次第でどん
  どん仕事の責任と広がり、そして業績も含めてやりがいの持てる業界だ。そし
  て、ゼロからのスタートだが、君次第では1年後の正社員として採用する用意
  もある。それには生鮮部門で鍛えた方が、厳しいが君の為だ。どうだろう、青果
  部門でやってみないか?。」

   「はい、わかりました。やらせてください。」

 決まった。

  男性パート。

 私は、面接の際は、彼の10年後を見つめて面接をする事にしている。
 そして、場合によっては、違う道を勧める場合も、多々ある。




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2010年1月16日 (土)

矢吹エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


約5年前に出店した「Y社」。

 すぐ隣には、競合店「L社」が存在するが、メイン道路に面し、新たな商業集積
 を有し、隣の競合店には意も解さずに出店し、圧倒的な優位性を保ってきた。

 その後、その2店舖の現状を視察してみた。

まずは、「Y社」。

 先週記した、須賀川南の「Y社」と比較すると、細部のきめ細かさが無い。
 
 同じ企業で、隣のお店で、ここまで違う店舗が存在すること自体が、
 この企業の課題を表しているのだろう。

 この企業のマメジメントレベルを図る一つの指標が、「関連販売」。

 如何に一人のお客様に、買い忘れることなく、多くの商品を買っていただくか。
 その為に、主力生鮮単品やカテゴリーには、必ず関連陳列がなされている。

 その関連陳列のメンテナンスの状態が、この企業のマネジメントレベルを図る
 重要な指標と言える。

  レベルの高いお店では、この関連陳列に、乱れが無い。
  これは、店長、副店長の意識の高さが、関連陳列に現れている、と言う事だ。

 それが、部下に伝わり、関連陳列を起点に、店舗全体のレベルが上がる。

  先週の須賀川のお店との差は、歴然としている。

 そして、その差が、鮮度、品揃え、陳列技術へ至るまで、徹底されているのだ。

次に「L社」。

 かっては、「主婦の店」として存在していたが、現在は「L社」。
 しかし、その内容は変わらないと言う。

  そして、当時から生鮮の弱さが目立っていたが、現在も同様。
  売上減退に伴い、更に貧弱になってきたな、と感じた。

 商業集積として、「本屋」「ホームセンター」等本格的な集合体だが、
 基幹となる、食品スーパーがこのレベルでは、存在価値は少ない。

  隣に競合店が出店する。

 お客様の期待は、戦う姿と姿勢。
 そこに期待が高まり、このエリアでの集客力が高まる。
 だから、予測に反して、お互いの売上も落ちずに、店舗レベルが高まる。

  「戦う姿と、姿勢」。

 これ無くして、競合を迎える「意味」は、無いではないか。
 競合が出店するという、最大のチャンスを、どう活かすか?。

  そう、捉えるか、
  格上の相手に、諦めるか。

 それは、企業のトップの姿勢でもあるし、生き方でもある。
 それは、企業の規模でもなければ、店舗数でもない。

  あるのは、個人の「意志」だけの問題。

 そして、この2店舖は、現状に妥協しあって、
 競合し合うという「チャンス」を失っている、言える。


矢吹エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yabukieria/


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2010年1月15日 (金)

勧めたい「一冊」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、いきつけの書店で、「桜井章一」さんの新書が出ていたので、
 ペラペラめくってみたら、腑に落ちる内容が満載だったので、即購入した。

 桜井章一 著  「負けない技術」  (講談社)
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062726068/tetu0358-22

 桜井章一さんの著書は、このブログの「おすすめ」でも
 「勝負哲学」を勧めているが、組織を率いるリーダーとしての店長としても
 本当に参考になる「考え方」や「生き方」が、わかりやすい言葉で書かれている。

 そして、この「負けない技術」は、わかりやすい言葉で書かれているが、
 
  内容は、結構、難しい。

 この境地に行き着くまでに、相当の経験、それも、修羅場を経験しないと
 見えてこない境地なのだ。

  私でも、そこまでの境地か、と問われれば、否だ。

 しかし、わかりやすい言葉故に、書いてある内容は、どんどん吸収できるのだ。
 そして、書いてある内容は、全てがその通りであると思う。

  この世の原理原則。
  
  ・勝ちたいという欲が、「自滅」を誘う。負ける原因の99%は、「自滅」から。
  ・この世に「答え」など何も無い。「答え」を求めるから、弱くなる。
  ・静や動を越えたところに「流れ」がある。「流れ」を軸に出来れば、強くなる。
  ・最大のピンチが「勝負所」。その「勝負所」で、人は磨かれる。
  ・決断に時間をかければ「邪念」が入る。即決で決める訓練が決断力を高める。

 書いていけば、切りが無いほど、頷かざるを得ない言葉の数々。

 プロフィールに記してある桜井章一さんの著書

  「勝負哲学」

 そのコメントに
  「勝負哲学」からは、競合店と戦う店長としての「覚悟」を学ぶ。

 と記した。

 桜井章一さんの著書からは、
 一人の人間としての生き方を、おおいに学ばせてもらっている。

 そして、その言葉の数々から、自分への激励や叱咤を燃やしている。
 更に、その言葉の数々から、この世の原理原則を学び、実践している。

  「俺が俺が!」 という、生き方から
  「勝ちを譲る」 という、生き方への変貌。

 彼の言葉には、そんな生き方が、「最後に負けない人生」への方向性を示す。
 この世は、あらゆる動植物の連鎖で成り立っている。
 
 自分から出ていったものは、必ず、自分に戻ってくる。

  自分に滞留するものが多ければ、死へ向かい。
  自分を通り抜けるものが多ければ、生を得る。

 それは、人も、金も、物も、情報も、
 全てのものが、その原理原則で成り立っている。

  だから、得る事ばかりを考えると、結局は全てを失い、
  与え続けることが、最終的には、向こうから全てが寄ってくる。

 この本の「おわりに」の最後に、こんな事が書いたあった。

  「人生で負けないためには、“下の者から学ぶ” 姿勢がいかに大切か」

  上司を騙すことは簡単だが、部下は騙せない。
  なぜなら、部下はいつも上司の背中を見続けているからだ。

  自分の背中は弱点だらけだ。だから、絶対に「ウソ」をつけない。
  だから、部下には「ウソ」をつけない、ウソをついてもすぐに見破られる。
  だから、背中を見て育つ「部下の姿」は、自分の「鏡」なのだ。
  その部下の姿から、「上司の在り方」を学ぶ。

   “下の者から学ぶ”

  とは、このような事なのだろう。

 この本は、是非、読んでいただきたい「本」です。
  (別に講談社のセールスマンでは無いが)

 私の「人生観」が、全て集約されていると思っています。

 

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2010年1月14日 (木)

お年玉

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、店長仲間から、ある「お年玉」が届いた。

 以前MRし、それ以来、懇意にさせて頂いている店長からだ。

  「クリスマス・年末展開事例」

 貴重な展開事例、取り組み事例である。
 
 それを、わざわざCDに焼いて、送ってくれた。
 本当に、ありがたいことだ。

  即、感謝の電話をした。

 現代は、本当に便利になり、直接会話をしなくても、メール等で意志を伝え合う事
 が出来る。

 更に、ネットやブログ等で、不特定多数の方へ、個人情報を発信も出来る。

 しかし、私は、本当に大切な事や感謝の心の気持ちは、直接電話をかけ、伝える
 事にしている。そして、それは、当然の事だとも思っている。

  流石の、売場だ。
  特に、精肉の売場は秀逸だった。

 以前の商人伝道師のブログで、

  「情報発信者には、より精度の高い情報が集中する」

 そんな内容が記載されたことがあったが、
 確かに、その通りだと思う。

  常に、求める事のみを競い合う現代人が忘れている、人間の本質。
  いや、地球の、宇宙の、そしてこの世の「原理原則」とでも言おうか。
  与える者に、どんどん与えられていく、この世の原理原則。

 そして、それは、企業という枠を超えて、一個人が更に成長していく原理原則。
 そんな心意気と、自分のもっているものを与えられるという心の余裕。

 更には、そのような関係を持てる相手がいると言う事を、大切にしたいと思う。
 同じ、店長仲間として、企業は違えど、同じ道を歩む「同志」だから、
 同じ悩み、同じ喜び、同じ苦しみ、同じ快楽が、ある。
 それも含めて、クリスマス・年末の感動を共有したい、相手がいるという喜び。

  「人は人の中で、人を見ながら育つのであり、人は人によって伸びていくもの。
  だから、成長したいなら人に会え、それも多くの人に会え。」

 以前のブログでの記事の内容だ。

  人との出会いで、人生が変わる。
  その出会いの数で、成長が変わる。
  そして、それは、人との出会いだけではなく、
  あらゆる出会いに、言える事。

 多くの人に出会いたければ、こちらから、出向く。
 多くの情報に出会いたければ、こちらから、発信する。

  それが、自立する、と言う事。
  それが、いずれ、自律につながる。

 当然、彼には、お返しをした。
 それが、巡り巡って、新たな出会いとなる。



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2010年1月13日 (水)

人生観、仕事観

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


人生観を、一人の人間として、どう持つか?。

 私は、このことが、ひとりひとりの人間の、究極の生きる目的だと思っている。
 いろいろな物事や対象物に対しての、見方がある。

  「仕事観」
  「人間観」
  「人間関係観」
  「組織観」
  
 等々、いろいろな物事に対しての、視点。考え、思想。

  しかし、全ての根幹は、「人生観」 だ。

  人間、如何に生きるべきか。
  自分は、どんな人生を歩むのか?。
  
  その根幹があるから、目の前の岐路に立つとき、自らの人生観から判断し、
  歩む方向を決め、進んでいく。

 更には、自らの「人生観」がしっかり根付いているから、
 そこから、「仕事観」なり、「人間観」なりが、派生して固まっていく。

  自らの人生を、どう歩むのか。
  何を優先して、生き方を決定するのか。
  どんな、価値観を大切にして、生きていくのか。

 そのような、「生き方」の根幹が揺るがないから、
 そこから派生して、
  どのように仕事に取り組むのかという「仕事観」であり、
  どのように人間をとらえるのかという「人間観」が出来上がる。

 そして、その 「人生観」。

  だれから、一番影響を受けるのか?。

   父親、母親、兄弟。

  普段から共に生きてきた人たちに受ける影響も大きい。

  しかし、社会人となり、家族とのつながり以上に長い時間を過ごす組織人。

   とりわけ、自分の上司から受ける 「人生観」 ほど大きな影響は無いと思う。

  部下は、上司から、何を学んで、成長していくのか?。

   仕事のやり方、進め方、意思決定のしかた、決断のしかた、

   一番大きい影響は、上司が持つ「人生観」を学び、成長していくのだ。

   強力なリーダーほど、皆が吸い寄せられる強力な「人生観」を持つ。

  “自分の人生を、どう貫くか”

   自らの人生を、自らの人生観で貫く上司の姿こそ、最高の「見える化」だ。

   それを、入社時からコツコツと積み上げ、部門リーダーとして脱皮し、
   店舗責任者として、磨いていく。

  「人生観を磨いていく」

   我々、各組織のリーダーが、常に念頭に置く、覚悟だと思う。

 

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2010年1月12日 (火)

社内ネットワークから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで「領域を広げる」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-bbcd.html

 今日は、その続編である。

 販売情報を、店長視点からとらえ、店長自ら作成し、他店へも波及させる。
 11月中旬から、スタートし、年末まで続けてきた。

 そして、12月の店長会では、生鮮部門の年末情報を私が担当し、
 他店店長との情報共有を図るべく、事前情報を作成、報告した。

 店長会での報告は、別にしても、毎週の情報共有は、店舗へのファックスである。
 よって、各店には白黒で、更にはファックスでの表現になるため、写真情報などは
 全くもって、伝わらない情報になっていた。

 だから、ファックスを先行情報とし、更には、コピーしてメーラー便でも送付してい
 た。

  この作業を、わずか2週続けただけで、私は、総務部長に相談した。
  
   「とても効率の悪い作業なので、社内ネットワークを使えないか?。」

  そんな内容だった。
  せっかくの、情報共有のパソコン。
  整備された社内ネットワークこそ整っていないが、
  それに順ずる共有機能は、多少存在していた。

 私は、その機能に目をつけた。
 
  社内メール機能は無いが、共有フォルダにて、店舗毎に入力した情報が、
  全店で見られる機能を、有効に活用できないか?、と言うもの。

 それが受け入れられ、店舗共有のフォルダを作成していただいた。

  私は、そのフォルダの中に、私が作成する週間販売情報と、店別フォルダ
  を作成し、各店の展開事例を乗せられるフォルダを更に付け加えた。

  その旨を、各店舗へ連絡し、年末展開の写真事例を収納できる店別フォルダ
  に事例を作成し、入れ込むようにコミュニケした。

  さすがに、年末の慌しさの中で、全店が同様に敏感に反応してくれはしなかっ
  たが、その中でも、数店舗の店長からは、クリスマスからの売場展開事例を
  入れ込んでくれた。

  従来は、このような機能もなく、他店の店長の売場造りも、リアルタイムで見る
  ことは無かったが、こうやって、同じイベントの他店展開を、写真で明確にチェ
  ックできるというのは、計り知れない可能性を秘めているなぁ~と感じた。

   更に、自店の売場展開というのは、そうそう他店舗と比較できないため、
   このように、リアルタイムでの展開を比較すると、それぞれの店長の視点の
   違いが明確であり、更には自分の視点では思いつかなかった発想と展開が
   他店舗の店長の事例から学ぶ部分も大きい為、自らの売場展開を更にバ
   -ジョンアップしていけるメリットが、相当大きいなぁ~、と言う気付き。

  自分の売場を、写真を撮り、全店へ情報発信する。

   まずは、全店へ発信するのに耐えうる売場なのか?というプレッシャー。
   だから、どうせなら、立派な売場を作成してから、写真へパチリ。
   その繰り返しが、どんどん売場造りに磨きがかかる。

   次に、その為に、部門チーフとのコミュニケーションが必然的に図られ、お店
   の連帯感と競争意識が生まれる。

   最後は、こうやって情報発信する事により、他店舗展開にも意識が拡大し、
   他店舗展開をチェックすることにより、更に大いなる気付きを得られ、自らの
   売場造りに磨きがかかると言う、上昇スパイラルへつながる。

  まだまだ、そんな私の、この機能へ向けての妄想が大きい中、今年1月の目標
  を、この社内ネットワークの基礎固めとしていきたい、と考えている。

  それを、店長だけのネットワーク、売場造りを飛び越え、部門チーフへも情報
  を開放し、部門チーフの販売技術の磨きこみへつなげていきたいと考えている。

   さて、このネットワークから、今後どのような展開へ広がっていくのか?。
   大いに楽しみな、これからの進展である。

  但し、注意しなければならないのは、これもバランスが大切だと言う事。
 
   情報発信が、店長のメイン業務では、無いと言う事。

  大手になればなるほど、このような社内ネットワークが進んでいる。
  そして、そのネットワークに振り回されている企業が、多いと言う事だ。

   社内ネットワークの本来の主旨は、あくまでも、情報共有。
 
  その主旨を離れ、それに振り回される、日々の業務になるのであれば、
  無いほうがましだ。

  それを承知しつつも、可能性を秘めた今後の展開を切り開いてみたい。


須賀川南エリアのMR写真です。どうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sukagawaminami/



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2010年1月11日 (月)

須賀川南エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


東北は福島の郡山に本拠を置く「Y社」。

 流石に、本拠に近い「須賀川南エリア」のY社は、この近辺では一番Y社らしい
 売場をつくっていた。

 更には、福島市に本拠を置く「I社」が県央に飛び込んできており、元気に出店
 いている。

 そして、大手の「A社」もスーパーセンターとして出店した。
 この3社の競合展開をMRしたみた。

まずは、「A社」。

 青果入口から入店して、まず感じたこと。

  “一週間後に、閉店するのか?”

 まず、商品が売場に出ていない。
 午前11時。売場に対する責任は無いのか?。

 この企業は、ハコモノ優先で出店してきた。
 
  ハコモノは、資本力で作ることが出来るが、
  販売技術は、現場力でしか向上しない。

 その現場力の競争力の蓄積を、
 誰がリーダーシップを持って推進してきたのか?。
 
 ハコモノを、他企業と競い合って作ってはきたものの、
 現場力を責任を持って高めようとするリーダーシップに欠けてしまったのだろう。

 そのハコモノが、売上とのギャップが大きくなり、方向転換せざるを得なくなり、
 更に死を早める「ディスカウント」への道を歩もうとしているようだが、
 店舗粗利5%の結末しか得られないのであれば、
 この世界から去るしかあるまい。

次に、「Y社」

 本拠地に近いエリアで、流石に緊張感の溢れる売場をつくっていた。

 この近辺では一番「Y社」らしい売場作りではないか?
 朝の品揃えも、きっちりと、揃えるべき商品を優先させ、出し過ぎず、
 夕方のピークへ向けて、着々と鮮度優先の作業を進めていた。

 売場も、日販500万を達成すべく、売場在庫を軽減できるような冷ケースの
 棚板設定や、上げ底管理、更には陳列技術も含めて、この企業は、前述の
 「A社」とは逆に、ハコモノ以上に、現場力の高さでは群を抜いている。

  大切なのは、そのバランスだ。

 ハコモノと、そのハコを活かす、商品力と販売力。そして人間力。
 そのバランスの良さは、この企業は、ピカイチだ。

  しかし、そのバランスの良さも、店舗によって
  バラツキが出てきているのも事実。

  また、世代によって、現場チーフの人間力が落ちてきているのも、事実。

最後は、「I社」。

 福島市が本拠だが、ここまで出店エリアを拡大してきている。

  “拡大し過ぎではないか?、無理をしているのではないか?”

 そんな思いがよぎったが、青果売場を見て消えた。
 
  “良く、やっているなぁ~”

 トップの「いちご」、398円、498円は無く、580のこだわりいちごのみの展開。
 立子山の特選凍み豆腐の展開に、茨城の干し芋の展開等、他社との違いを
 明確に演出しようとしているのが伝わってくる。

 店舗規模も無理をしない程度で、十分にコントロールできる範囲の大きさだ。
 
  しかし、鮮魚、精肉のアドバンテージは少なく、逆に価格メリットの提案が
  少ないかな、とも思えた。

  この規模の企業が、価格メリットも引き出さなければ、デメリットの方が
  大きいだろう。

   「集客力」と「販売力」。

  人を集客する技術、それに呼応して、人に販売する技術。
  この、バランスをもっと図っていくべきか。

 弱体化する「大手」と、後との差が狭まっている「リージョナル」、
 そして、手を広げ過ぎる「地域SM」。

 足元を、もう一度固める時期を認識しなければ、と思う。

須賀川南エリアのMR写真です。どうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sukagawaminami/


 

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2010年1月10日 (日)

日本の気候

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


この季節、出勤で店に向かって歩きながら、いつも思う事がある。

   “この冬の最中に、なぜこの地域は、こんなに快晴なのだろう”

 日本が「冬型の気圧配置」になると、かっての私は、

   “大雪にさいなまれる、緊張感のある天気”

  東北で生まれ育った私は、冬型の気圧配置は、ある意味恐怖すらある。

  しかし、現在の私は、冬型の気圧配置を天気予報で確認すると、

   “少し風が強いが、快晴の、気持ちの良い天気”

  の認識だ。

   同じ日本で、なぜ、こうまで違うのか?。

  初めて、この地に越してきて、ひと冬越した時に思った。
  
   “なぜ、冬なのに車の冷房を入れなければならないのか?”

  東北では絶対にあり得ない事だ。
  冬型の気圧配置で、太陽を拝むことは、絶対にあり得ない。
  当然、車のエアコンは、最強レベルで暖房だ。
  
  それも、フロントガラスのデフロスターを最強に設定しなければ、雪でフロント
  ガラスの内側が曇ってしまうので、やっかいだ。

 そして、冬の気候の違いが、食文化に色濃く現れるのだろう。

  海岸沿いの冬の煮魚は、黒カレイや、なめたがれい、しかし、
  山間部の冬の煮魚は、ギンダラやぼう鱈、更にはカスぺや塩クジラなど。

  そして、私は、冬の味覚はむしろ、北国のアクセス上不利な地域の味覚の
  ほうが、舌が肥えているのでは?と思う事がよくある。

  乾燥した食材の戻し方や、味付け、作り方など、手間もかかるが、味は絶品。

 冬の交通が閉ざされる地域では、保存食=御馳走 ゆえに美味なメニューが
 豊富なのだ。

 そして、それは、そのような地域での、唯一の冬の楽しみでもあるから、尚更
 一軒一軒の味が競われるのだろう。

  毎年毎年、確実に進行していく、温暖化現象。
  その都度、地域地域の食文化が、失われていき、
  更に、世代交代も進み、地域の食材メニューが消えていく。

 その事によって、我々中小スーパーの強みであった地域密着が
 どんどん弱みに変化していくのか?。

 益々、人材力が問われる時代へ突入していくのだろう。


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2010年1月 9日 (土)

ゴールを見せる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで「ターゲットを絞る」を記した。

 競合企業を絞ることで、より鮮明に、我々の仮想競合をフォーカスする事により、
 より鮮明に、戦略が浮き上がってくる。

 それは、競合に限ったことではなく、普段の仕事の中でも、この仕事の全体像を
 捉える意味でも、非常に大切な事だ。

 年末商戦でも、大切な商材の中に、「おせち商材」がある。
 私の店舗でも、25日の展開日から1月3日までの売切り日までのおよそ一週間
 で、約600万を売り上げる商材。

 いままで、売場が無いところに、既存商品のスペースを縮小し、おせちをはめ込
 み、途中納品をし、売れ行きに応じて、売場変更追加対応し、最終売切っていく。
 その過程の中で、いろいろな思惑が交差し、主力単品を品切れさせずに、高額
 商材をさばいていく。

 そして、最終的には、大きなロスやチャンスロスを発生させずに、600万を売切り
 粗利額を創出していく。

 デイリー部門にとっては、年末の大きな稼ぎ頭だ。
 このおせち商材とて、かっては、鮮魚で取り扱っていた商材。
 いまでも、鮮魚扱いの企業もあるだろう。
 それは、市場が鮮魚市場で流通しているから。

  私は、ここ数年、年末は「おせち」に関わる事にしている。 
  売上金額の大きさもあるが、粗利インパクトの大きさ、
  更には、最終売り切っていくまでの過程での変化が、あまりにも先を見越した
  読みと瞬間的な判断と、バランス感覚が必要であるからだ。

  しかしながら、それとて、いずれはグロサリーの担当者に譲らなければなら
  ない。

  今年は、グロサリーのデイリー担当者に声をかけ、いっしょに携わっていくこと
  を話した。
  一人で任せるには、まだまだ無理があるのと、彼には、それ以前に年末の
  プロパー商品の動向を学ぶことが優先順位だと考えていたからだ。

  おせち以外にも、年末のデイリー商材は、大切なカテゴリーがたくさんある。
  「年越しそば」をはじめ、煮物商材としての「さつま揚げ」「はんぺん」「おでん種」
  、更には、油揚げやすき焼き材料としてのこんにゃく類や焼き豆腐。

  まずは、その部分をマスターしてほしい。
  今年は、おせちに携わる店長の行動を見てほしい、そう思った。

  だから、おせち材料のカテゴリーに関しては、完璧な売場と売切り、そして数値
  達成まで含めて、自分に課してきた。

  更には、毎年のことだが、最終31日には、おせち売場の平台を、一台空けて
  年越しそばを展開する。
  
  その為にも、30日の商品の最大の動向と、売場変更と追加対応、または他店
  移動、そして、夜の年越しそばへの変更と、私にとっては、30日は一番長い日
  となっているのだ。

 先日のブログ「年末ドキュメント」でも記したが、
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-7879.html
 主力かまぼこの動向で、年末の集客動向を占う意味でも、大切な店舗としての
 店長の商品把握でもある。

  だから毎年、グロサリーチーフは、おせちに関しては、私に一切任せ切ってい
  る。

  バイヤー追加、メーカー追加、他店移動等は、全て私に確認し、数量決定まで
  私の判断に任せている。

 これが、私流の、年末商戦のグロサリーに関しての、部下教育だ。

  あるべき、おせち売場の始まりから終わりまでの売場の姿と、人の行動を
  見せる事により、向かうべき「ゴール」を、日別時間帯別に見せる事。

 マネジメントの原理原則である、山本五十六氏の言葉

  「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、

                     誉めてやらねば、人は、動かじ」。

  まずは、向かうゴールを、見せてやること。

  そして、おせちは、なんとか昨年クリア。
  早めの追加対応(29日の段階で判断し、30日納品)にて、主力かまぼこも
  なんとか、31日夕方までチャンスロスは無かった。
  利益貢献も大きいだろう。

  自ら携わった部分は、数値責任まで、請け負う。

 そんな姿を、部下達は、どう学んでいるのだろうか?。



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2010年1月 8日 (金)

ターゲットを絞る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


前回の店長会に、トップから、「ターゲットを絞る」旨の話があった。

 今後、当社が競合と位置付ける「ターゲット」を数社に絞る、と言う事だ。

 もちろん、既存店の競合店は多種多様だ。
 それも含めて、数社に絞る、と言う事ではない。
 個店に応じて、競合対策は、個店毎に実施していく。

  しかし、企業として、対極的に絞り込んで、集中していくと言う事だろう。

 今後の出店エリアに、必ず出現してくる企業を集中して研究しようと言う事だ。
 なるほど、当店の競合にも含まれてくる企業でもある。

  そう考えてくと、現場も考えやすいし、チラシ内容も、集中して研究できる。

 私は、早速、部下達に、その旨を伝えた。

  「今後は、競合として捉えていく企業を数社に絞って考えていく。その企業の
  チラシ内容、イベント対応、プロパー品揃え、販売技術等をいろいろな角度
  で検討し、研究していく事。」

  「それは、今後の出店エリアに必ず出現してくる競合店でもあり、格上の企業
  を目標にするから、我々の能力が、更に拡大していくのだ。」

  「だから、常に上記競合店をマークし、販売技術を整理しておくこと。そして、
  それらの企業に対して、対抗していくためには、当社、当店に足りない部分、
  必要な部分はどこか?。どこを強化すれば、絞り込んだ競合店に対抗出来
  るのか?、を自らの頭の中で整理しておくこと。」

  「それが、今後、君らの将来に大きな意味を持ってくるハズだ。」

 全般的に、競合を見るという、従来の視点から、
 集中的に、競合を絞って見ることにより、より具体的に研究できる
 土壌が固まった、と言える。

  逆に、あまりにも絞って考え過ぎると、足元をすくわれる要因にもなるが、
  将来的には、格上企業を絞って捉えていく事により、我々の眼も肥えてくる
  だろう。

  更には、我々現場同志の情報力をもって、相手企業の考え方も含めて、
  いろいろな情報を、より絞って収集しようとする「意志」が働く。

  現場の話題も、数社から、絞った2社程度で捉えると、より具体的にコミニュ
  ケーションを交わすことが出来る。

  今回の、クリスマスから年末にかけての商戦。
  そのチラシも、我が社と合わせて3社の比較に絞って比較することにより、
  より多くの細部の「差」が明確に浮き出てくる。

 そうして見えてきた、今回の年末商戦での3社の違い。

  まだまだ、チラシ創りに関しても、雲泥の差を感じたのである。




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2010年1月 7日 (木)

おせち料理

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで元旦休日を記した。

 全国の読者の方から、非難を浴びそうな内容で、すみませんでした。
 更に、敢えて今日は、元旦に食した「おせち」について。

 おせちと言っても、品数は少ない。

  「かまぼこ」「数の子」「たまご焼き」「ぶりの煮付け」「煮物」「茶碗蒸し」等々。

 そして、感じること。

  “年々、品数は、減ってきているなぁ~”

 逆に、こうも思った。

  “しかし、一品一品が、良い味をしているなぁ~”

 アウトパックで購入した、「かまぼこ」「数の子」は、廉価版の商品だが、 
 手作りの「たまご焼き」「ぶりの煮物」「いもの煮物」「茶碗蒸し」等は、
 素材一品一品が、本当に良い味を出していた。

  たまごは200円前後のものを購入、ぶりも一切れ300円前後の脂の乗ったもの、
  いもは親戚から頂いたもの、こんにゃくは「鹿沼こんにゃく」、しいたけは国産、

 丁寧に煮込まれたり、つくられたりした料理は、やはり絶品。

 そして、この流れは、今年の商品動向とも連動している。

  決して大型パックでは無いが、少量でも高品質商材の堅実な人気。
  逆に、昨年まで人気だったセット物、鍋セットやオードブルセット等のなんでも
  揃った大型盛り合せよりも、食べたい高品質の単品の買い回り。

 実際に、おせち食する立場になってみると、思う事。
  
  “いろいろ食べるよりも、品数は少なくとも、一品一品が感動する美味しさ”

 お正月を、より低コストでも、より豊かに迎える手段として、上記のようなおせち
 の方が、食卓の話題と食する方の満足感が得られるなぁ~、と感じた。

 そんな視点で、今後のイベント提案、お盆の提案を行っていこう。

  普段よりも、ちょっと贅沢なまぐろが入った盛り合せ。
  とろけるような脂の乗った、大型のぶりの切身。
  しっかり味の凍みた「鹿沼こんにゃく」や「立子山凍み豆腐」の煮物。

 我々は、まだまだ食材に対しての、知識が足りない。

  売る事に関しては、多少、知識、知恵もついてきた。
  しかし、売った商品が、どう、消費されているのか?。
  年々変化していく消費活動に対して、どれだけ真剣に学んできたのか?

 これは、競合との戦いの領域では無い。
 ここから先は、お客様と己との戦いだ。

  これが、次回イベントでの、大いなる課題となろう。



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2010年1月 6日 (水)

NHKの紅白から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


元旦。

 ここ数年、元旦は休日だ。
 元旦営業が増えていく中、頑なに元旦休日にこだわる。

 そして、元旦は、前日にHDDに録画した「紅白」を見ながら、おせちを食す。
 
  これが、私の元旦。

 しかし、やはり紅白だ。
 年に一度、歌番組を見る者にとって、やはり紅白は最高のパフォーマンスを
 見せてくれる。

  出演するエンターテイナーも、ここぞとばかりに気合の入ったパフォーマンスを
  発揮し、それを支える演出、大道具、小道具。

 やはり、紅白は、日本で最高の歌番組だと思う。

  そして、今回の紅白の主役は、「世界の矢沢」 だったのだろうと思う。

 紅白の後半。

  白組の主役級の「嵐」のスペシャルステージの最終インタビュー時に、突然なの
  か、計算された演出なのかはわからないが、嵐のインタビューを断ち切り、突然
  場面が変わった。

  なんと、矢沢永吉が、NHKホールの入口から、従業員の歓迎を受けながら入場
  してくるではないか。

 なんとも、カッコイイ演出ではないか?。

  そして、何の打ち合わせも無く(事前打ち合わせは十分すつくしたのだろう)、
  いきなり、「時間よ止まれ」だ。

  それも、字幕に関係なく、自らのリズムで詩を刻む。
  それを機に、字幕が消え、すっきりした画面が現れる。

 更に、もう一曲歌って、それこそ、「嵐」のように去って行った。

  そして、紅組の定番、石川さゆりの 「津軽海峡冬景色」で、
  女の「ドス」を利かせ、

  最後は、白組のトリ、サブちゃんの 「祭り」 でフィナーレを迎える。

   「男は、そうさ、祭りで、男を磨くんだ」
   「山の神、海の神、いのちを本当に、ありがとう」

  我々は、この年末商戦で、男を磨けたのだろうか?。
  
   そんな想いで、紅白を見ていた。

  そして、やっぱり、今年も、白組だろうなぁ~と想いながら。

 私個人としては、紅白の中盤に出てきた、

  坂本冬美の、「また君に恋してる」

 が非常に良かったなぁ~と思いながら、何度も繰り返し、聴いている。


  “なんとしても、来年も元旦だけは、休日を勝ち取りたい”

  いつも、年頭に想う、誓いである。

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2010年1月 5日 (火)

信頼の「板金工」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、女房が車の事故に巻き込まれた。

 幸い、大きな怪我もなく、車も大きな損傷は無かった。

  状況としては、左車線を走行中に、右車線から追いぬいてきた車が、突然
  車線変更して女房の車と接触し、相手の車があわてて元に戻ったという状況。

 状況としては、相手が一方的に非があるという内容だったらしい。
 あわてている女房に、私は保険会社や警察への対応の仕方を教えた。

 その後、相手の保険会社との会話になった時に、相手にこう言われたらしい。

  「お互いに走行中の車同士の場合は、保険割合が、0:10にはならない。」

 納得の行かない女房は、叫んだ。

   「ふざけるなぁー!。」

 女房の「気の強さ」は、私をも凌ぐ。

 この、“鬼の一声”で、全てが決まった。
 全ての「非」は、相手にあり、保険比率も、0:10で決着した。

 そしてその後、修理工で修理する段階に入ったが、
 さて、信頼できる修理工を、どう探すか?。

  以前、いろいろと車の修理に関して、お願いしていた修理工の方がいたが、
  現在、彼は、その修理工場を退社して、現在不明の状態だ。

 仕方なしに、今の家を建てていただいた「ハウスメーカー」の社長に聞いてみた。
 彼も、家を建てて以来の付き合いで、この地域に関しては、いろいろと詳しい方
 なので、いろいろと知恵を借りてきたのだが、以前に紹介された修理工の方も、
 もとはと言えば、このハウスメーカーの社長から教えていただいた方なのだ。

  そして、上記のような話しをして、信頼できる修理工はいないか?、との問いに、
  やはり、以前紹介した修理工が一番信頼できますよ、ということだった。

  ハウスメーカーの社長が言うには、以前に車が故障した時に、わざわざ遠くま
  で車を引き取りに来てくれたらしい。
  
  そして、しっかり直してくれて以来、いつでも信頼して、車に関してのトラブルは
  全て任せている、と言う。

 “やはり、彼しか、いないか?”

  ハウスメーカーの社長に、携帯電話を聞いて、かけてみた。
  彼は、現在、別の修理工場に勤めたいた。

  誠実な彼と話をしていると、

   “やはり、信頼とは、人と人との関係なんだなぁ~”

  と思ってしまう。

  以前のブログで、「信頼のGS」を記した。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-a3ea.html

  やはり、そこでも、ガソリンスタンドでは無く、そこの従業員そのものだった。

   どこそこの企業で直してもらう、という事ではなく、
   どこの、誰に、直してもらう、ということが、
   サービスを受けるに側にとっては、大切な要因なのだ。

  あのお店で買い物をする、という要因から、
  あのお店の、誰から、購入する、という要因へ。

  小売業も、お客様との関係が、そんな方向へ向かっていくのだろう、と思う。
  いや、そうさせていきたいものだ。

 

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2010年1月 4日 (月)

今年の年末商戦から、何を学ぶか。

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



クリスマスから続く、たかだか10日間の長い年末商戦。

 ようやく、その商戦が終焉し、一年間のお客様の評価を受け止め、
 新たな年の幕開けがやってきた。

 そして我々は、この、一年で最大の商戦から何を学ぶのか?。

  今年の商戦の一番象徴的な事例が、一昨日の「年末ドキュメント」で記した
  「かまぼこ」の動向だ。

 従来のデータから割り出した品揃えと数量。
 ベーシックでスタンダードな低価格の主力かまぼこ。
 更には、品質、原材料、容量等で各サイズ、各価格帯の品揃えが発生する。

  今年は、従来のデータの積上げが大きく破壊され、
  アイテムの数量バランスが大きく崩れてきた。

  それは、毎年毎年、絶妙なバランスで構築されてきたものであり、
  そのバランスは、毎年確実に揺るぎのない経験値として確立してきた。

  そのお客様との信頼関係が、今年は一気に吹き飛んでしまった。

  それだけ、高単価の高級かまぼこの動きが無くなり、
  逆に、低単価のベーシックがかまぼこが、品揃え当初から吹き飛んだ。

 豊富なおせち商材ではあるが、近年のかまぼこ、伊達巻集中が、今年は更に
 進み、更には低単価のかまぼこ、伊達巻、おせちセットへ集中した。

 それも、品揃え当初からその傾向が顕著であった。

  決して、おせち需要が減退したわけでは無い。
  価格差以上に、何の違いがあるのか?、という疑問に対して、
  お客様が明確な回答をもって、今回の年末商戦へ臨まれたと言う事だろう。

 それは、おせちだけの動向では無かった。

 年末商戦の商品動向は、決して低迷していたわけではない。
 ただ、高単価商品の動向が極端に低下し、スタンダード商材へ完全に移行し、
 その流れに追いつけなかっただけだ。

 お客様も、スタンダード商品に関しては、品切れ前に購買しようとし、
 前倒しで購入していく。

 その動向が、我々に、ある「錯覚」を起こさせた。
 
  “今年は順調に動いている”

 しかし、それはベーシック品だけの問題であって、全般的な流れでは無かった。
 
 更には、〆縄飾り、鏡もち、刺身盛り合わせ、まぐろ、かに他全般的な動向と
 なって、我々の眼前に現れた。

そして、もうひとつの事実は?。

 ワンストップショッピングの概念が崩れてきている、と言う事だ。

 我々スーパーマーケットは、ワンストップショッピングの利便性を追求しながら
 成長してきたと言ってもいい。

 それだけ、お客様はワンストップの利便性から、多少の品揃えの差、価格差に
 関しては、購買に関しての大きな障害にはならないだろうというバランスから、
 店舗規模拡大と、利益追求の両面を両立してきた。

 しかし、今年は、この両面の追求が命取りになる事を学んだ。

  カテゴリーで安い企業、安いチラシに関しては、買い回るという買物行動だ。

 これによって、弱いカテゴリーをそっくり持っていかれる動向だった。
 だから、集客はするが、単価が大幅にダウンする企業。
 単価は下がらないが、大幅な客数減に陥る企業。
 部門バランスが大きく崩れ、弱い部門が鮮明に出てしまった企業等。

 従来は、ワンストップを実現させるべく、その中での戦略で粗利ミックスを実現
 させてきたが、その戦略が崩壊すつつある事を、学ぶ年となったようだ。

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2010年1月 3日 (日)

“呼吸”を学ぶ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


クリスマスでの青果での一場面。

 かねてより計画していた「パイン切り立て販売」。
 毎年実施しており、今年も計画。

 今年は、トレーナーが、3点舖同時実施を、本部として企画し、
 また、全店パイン販売の強化を図り、
 自らも、私のお店で実演販売に参加してくれた。

 そして、彼とペアを組むのが、今年の新入社員の2名。
 以前のブログ「教育の絶好の機会」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-cbe7.htmlを記した2名だ。

 彼らの成長に関しては、トレーナーも評価していた。
 
 その評価の内容が、

  「店長、彼らの歩くスピードが、早くなりましたね。」

 その言葉で、彼の言いたいことは、概ね理解できた。
 一つ一つの仕事に、目的と意味が理解でき、
 一日の仕事の流れが見えてきた、と言う事の評価だ。

  私は、いろいろな経緯を経て、青果と鮮魚のトレーナーには信頼を寄せている。

 そして、新入社員に、私は言った。

  「○○君、今日は、トレーナーの“呼吸”を学ぶんだぞ。
   仕事のリズム感、緩急のリズム感、そして、判断のリズム感だ。」

   “呼吸” を学ぶ。

  難しい表現と思うなら、別の言い方をすれば、

   “リズム感”

  場数を踏んで、経験を積まなければ、漂ってこない“匂い”が、リズム感だ。

 そのリズム感とは、
  
  店長が持つ、リズム感、
  チーフが持つ、リズム感、

 それぞれ違いはあるが、作業のリズム感、決断のリズム感、会話のリズム感、
 いろいろなリズム感があり、その全てのリズム感が、部下にとっては、一番の
 教育になると、私は思っている。

  そして部下は、以外に、このリズム感を、上司から一番に学んで実践する。

 その、最たるものが、「ものまね」だ。

  上司の、特徴的な言い回しや、言葉使い、更には、表情のくせなど。

 それを真似ることによる、リズム感の習得。
 
  しかし、それは、一つのリズム感を捉えているに過ぎない。
  大切なのは、場面によっての、リズム感の変化なのだ。

 それは、一日を通して、共に時間を過ごさなければ、見えてこない。
 そして、今日と言う、ライブ販売を共に過ごす機会は、二度と来ない。

  そんな、機会を、黙って見ているのか、
  敢えて、知らせて、意識させるのか。

 それによって、受けとる方は、まったく逆の受け取り方をするものだ。

  要は、チャンスと捉えるか、見逃すか?。

 上司には、それも含めて、機会を与えるという役割があるのだ。


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2010年1月 2日 (土)

年末ドキュメント

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


12月の31日。

 厳しい年末商戦ではあるが、31日だけは、クリアしなければならない壁がある。
 それは、私にとっては、心の支えでも、ある売上金額の「大台」である。

 このお店の店長として、2年目から乗せてきた金額だ。
 ある年は、31日だけクリアし、またある年は、30日、31日とクリアしてきた金額。
 どんなに低迷しても、この大台だけは、乗せなければならないと、思ってきた。

 この日は開店の出だしから、「ちょっとスローペースかな?」、と思っていたが、
 12時の段階で、相当厳しい数値が現実に現れてきた。

 開店直後から、冬型の好天に恵まれ、お客様の出足が悪かったのか。

  「今日は、最後まで、わからないな。」

 もちろん、大台へ向けての予測だ。
 相当、厳しい場面が、後半にやってくるだろうことは、確かだ。

  売場は、各部門が全精力で演出している。
  あとは、お客様を迎えるだけ。

 しかし、昨日の動向とは裏腹に、際物(おせち、年越し蕎麦等)が動かない。
 ここの動きは、今年は早め早めで推移しているのか、今日の動きは鈍っていた。

  ようやく14時を過ぎてからだろうか、本格的にお客様の動向が、年末商材へ
  向かってきたのは。

  刺身、お寿司、蕎麦等の動きが本物になってきた。

 その後は、一進一退だった。
 大台のペースに近づき、遠のき、まったく縮まらないペースで推移した。
 1時間ごとに、内心、もどかしさが募ってきた。

  しかし、私は、天気、お客様動向、商品動向から、
  必ず夜の8時まで、お客様は来てくれると信じた。

 何故か?

  主力のかまぼこが、予定数量まで達していなかったから。
  私は、年末動向、更には、最終日の動向を、主力のかまぼこの動きから
  判断する。

  主力のかまぼこは、嘘をつかない。
  毎年、正直に、きっちり数量を合わせてくる。

  31日の主力単品のかまぼこは、前半でどれだけ売れようが、売れまいが
  ほぼ定数で毎年推移するものだ。

  その主力かまぼこ。
  今年は、29日の段階で、早々とバイヤーに追加注文した。
  それ以前の動向が良すぎて(逆に高単価品が動かなかった)、29日の最終
  投入の段階で、「明日の4時には完売してしまう。」と判断した。

  その主力かまぼこが、まだ底が見えていない。

   「このかまぼこが無くなるまでは、お客様は絶対に引かない!。」
 
  そう信じていたから、このままで31日は終わらないと判断していた。
  私は、生鮮惣菜の各チーフに、値下げを極力引っ張るよう、指示した。

   「必ず、この後、波がくる。値下げは6時まで我慢しろ。」

  そして、売上の大台への期待も、まだまだ捨てきれない。
  売上とは、商品という弾(たま)を持つから、創ることが出来るのだ。

  焦って値下げに踏み切り、弾が無くなった段階で、ジ・エンドだ。
 
   「売上の大台には、弾は欠かせない。」

  最終のお客様の波が来るまでに、どれだけの弾を売場に残せるかだ。
  ここから先は、お客様との我慢比べだ。

 そこからは、私同様、全員が必死になった。

  ようやく、4時以降からの動向で、主力かまぼこにも底が見えていた。

  各チーフも、だんだんと焦りの色が出てきた。
  「本当に、売り切れるのだろうか?。」
 
  そして、6時から、各部の値下げが、精肉を皮きりにスタートした。
  更に、まぐろ類、サクもの類、そして牛肉に移り、盛り合せへ、最後は寿司。

 お客様の流れが、うまく各部へ流れ、だらだらと午後8時まで続いていった。

  そして、午後9時。
  最終のチーフミーティング。
  売上は、どう見ても、大台に10万届かない。

 「残念ながら、今日の最終は、大台に10万足りない。ここ3年間続けてきた
  大台も、まだわからないが、この年を持って割ることが確実だ。しかし、各
  部門とも精一杯よくやってくれた。その結果としてのこの数値を素直に受け
  止めるしかない。」

 今日初めて、部下には、弱みを見せた。
 そして、この言葉で、各チーフの顔は救われたという表情に変わった。
 私は、この言葉をもって、大台への夢を断ち切った。

 その後、最終11時を終える部門(グロサリー)への援助を、生鮮各部からの
 協力も得て、ようやく閉店、更には11時に近づいてきた頃だろうか、売上報
 告を担当する部下が私に言った。

 「店長、最終大台に乗りましたよ。」

  「何っ、本当かっ!。いくらだ。」

 「大台に+1万です。」

  「やったぁ~~っ!。」

 “みんなの力だ”

  そして、従業員だけの店内へ、店内放送。

  「従業員の皆さま、本日の最終売上は、大台に乗りました。」
  「皆さんの全員のおかげです。御苦労さまでした。良いお年を!。」

 一体何が、売上の大台へと押し上げたのか?。
 リーダーが諦めかけた結果を、部下の力で実現してしまう。

 大晦日。

  最後の最後まで、気を許せない時間が続き、皆の力が共鳴した瞬間だった。


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2010年1月 1日 (金)

新年を迎えて(10年)

新年、あけまして、おめでとうございます。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



お客様の評価は、いかがでしたか?。

 まずは、素直に受け止めることだと思っています。

  そして、いろいろと聞こえてくるのは、今後のこの業界の行く末。

 クリスマス・年末商戦を見ても、価格破壊へ急速に向かっている現実。
 
  それは、今年の幕開けにふさわしい前兆であり、一気にそこに進む
  大手企業の存在が明らかになったことでもある。

  そして、大手の一角は、解体に向かうとも言われている。

 スーパーマーケット出現の発端が、価格破壊であったことを考えれば、
 この業界が向かう方向に、価格破壊は付いて回るのは当然の事だ。

 とは言っても、商売として安定成長するには、それ相応の利益を創出し、
 業界としての成長をしていかなければならない。

 そうしながら、スーパーマーケット自体が、いろいろなフォーマットを試作しながら、
 利益創出のフォーマットを、時代時代で開発してきた。

 その繰り返しの中で、価格という柱で、縦割りのレイアウトを寄せ集めて現在の
 スーパーマーケットの形がある。

 それは、今後も変わりなく、進行していくだろう。

  そんな中で、店舗を、常に一つの「生き物」として、横串をさしていく「店長」という
  存在の有無が、今後の競争力の鍵になっていくのは、明らかだ。

 なぜか?。

  今後、益々、現場での創造力が低下していくから。
  大手を中心に、価格破壊が進行していく。
  
   益々、現場は、人件費コストを奪われ、考える時間を失い、
   価格という切り口でしか商品を見れなくなってくる。

  如何に、低いコストで商品を並べられるか?、
  これが、店長の最大の仕事となる。

  これでは、次世代が成長していかない。
  「商売」というお客様との、心理学の世界が存在しなくなる。

   そして、自らの仕事に対して、戻るところを失うのである。
   更に、その事に対して、一時の集客が戻り、自分達の能力の誤解が始まる。

   そうして、底なし沼に足を踏み入れるのである。
   どんどん、価格という麻薬を打ち続け、ついには、内部崩壊していく。

 何が、それを阻むのか?。

  店長という、店舗の横串を刺していく存在と、
  店長を中心に、考え、行動する集団の存在。

  常に、眼の前の状況を、自らの組織の力を利用して、
  乗り越えようとする組織運営の立案者の存在が、問われている。

 それは、企業の数や規模の問題ではなく、質の問題だ。
 更に言うと、企業風土の問題であり、経営者の姿勢の鏡でもある。

  そんな時代に突入していく。
  大手を解体させ、吸収していく時代に突入したことを
  肌で感じさせる時代の、幕開けとなるだろう。



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