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2009年12月21日 (月)

西那須野エリアMRⅡ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


西那須野駅前に新規出店した「T社」。

 「T社」だが、300坪で駅前にテナント出店。
 集客に見合った売場展開なのだろうか?。

まずは「Y社」。

 前の道路が開通し、商業集積とともに集客力が格段にアップした店舗。
 更に、この日はポイント3倍セール初日に、衣料品のキャッシュバックも行われ、
 更に集客力を増していた。

 こうなると、この企業のイベント対応力が活きてきて、生鮮も連動して高い販売力
 を誇る。

 しかし、昨年はポイント2倍セールで集客力を高め、今年はポイント3倍。
 来年は、5倍、そしていずれ10倍。
 ポイントセールとは、そう言う事だ。まさに麻薬。それが販売力の低下を招く事は
 火を見るより明らかになるだろう。

 でも、この日のこのお店の販売力にレベルは高かった。

次に「T社」。

 町のショッピングモールのキーテナントとして入居。
 店舗規模が300坪程度と狭く、品揃えが限定されてしまい、食品がメインの品揃
 えであり、この企業本来の魅力が半減されている。

 やはりこの企業は、生鮮をサブとし、ドライグロサリー、雑貨、衣料品等も含めて
 のフルラインでの品揃えがあるから集客力を維持できるのだろうと思う。
 
 それが、ワンストップショッピングで不利な品揃えを強いられると、いかんせん
 集客力は極端に弱まるものだ。

 そういう意味では、この企業は、本来は自社物件で開発した店舗での営業が理
 想だろうと思うのだが。

最後は「O社」。

 商品一品一品を、よく見ると、お買い得な商品が多いのだが、いかんせん、
 割安感が伝わってこない。
 
 逆に、割高感が伝わってくるのは、私だけではあるまい。
 
  「安さ感」

 決して、安い訳ではないのだが、安さ感の伝わる商品や陳列、展開方法という
 ものはある。
 
  そして、それは、その逆もあるのだ。

 高いトレイを使って、丁寧に商品造りをすると、なぜか手間をかけた分、価格は
 高いのではないか?、という疑問。
 逆に、安いトレイで、大量生産するイメージの商品は、安さ感が出る。

 錯覚なのだが、今の時代には、後者の選択をするべきではないか?。
 イメージの問題なのだが、安さ感の伝わるお店とは、必ず上記のように、簡単な
 商品造りで量販する単品の打ち出し方、造り方がうまい。

 この企業が、そこの部分を追求していけば、かなりの販売力を取り戻すのでは、
 と思っている。

PS
 西那須野エリアMRⅡの写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nisinasunomr/





 

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