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2009年12月20日 (日)

「ポールポジションン」を大切にする

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、青果のアルバイトに、こんなことを指導した。

 青果で扱っている、鍋用のスープ。
 全品で5アイテムほど有する。
 そして、売れ筋、死に筋も明確になってきた。

  売れ筋単品は徹底してスペース拡大し、死に筋商品は1フェースに縮小。
  鍋用スープの展開の私の流儀だ。

  そして、各部の鍋用スープも、各コーナーでダイナミックの展開する。
 
 何故か?

  素材売場で鍋用スープを購入するお客様は、ほぼ素材も購入するから。
  そして、鍋用スープは、高粗利商品でもあるからだ。

 そして、陳列の仕方にも、私なりの流儀がある。

  上部の袋部分を両手で伸ばし、お客様が取りやすいように、右手側の耳部分
  の線をしっかり伸ばして、右手(商品から見ると左肩)を前に出して整列させる。

  そうする事によって、アルミ製袋で、お客様が痛い思いをせずに、スムーズに
  鍋スープを購入出来るからだ。

 だから、一番初めに売れていく部分は、どんなにスペースを拡大しても、一番右
 手の商品がら買われていく。

  私は、この一番右手部分のポジションを「ポールポジション」と呼んでいる。
  商品にとって、最高のポジションだからだ。

 そして、常に、このポールポジションに商品を置いていくように手直しをする。

  通常だと、商品が一品でも売場にあれば、品切れではないが、
  このポジションに商品が無いということは、欠品と考える事だ。

  大変厳しい見かただが、単品を最後まで売切る、と言う事は、
  このポジションに最後の一品まで置き続けることで、売り切れるのである。

 これは、本当の話だ。

  いかにお客様は、売場での買いやすいポジションに対して、敏感に反応するか
  と言う事でもある。

 商品が、お客様に対して、「語りかけているか?」。

  語りかけている単品は、必ず手に取りやすい状態で陳列されているものだ。

 

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