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2009年12月 5日 (土)

スペースアロケーションの話し

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、惣菜チーフと話しをしている時の事だ。

 「最近、冷惣菜の商品が、夕方になると売るくなってきているね。
 あれは、敢えて、発注を抑えて、ロスを改善しようとしているの?。」

  「いやぁ~、やはぁ~、そのぉ~。はい、少しは、そうです。」

  当然、歯切れは悪い。

 「あれじゃぁ~、スペース縮小してコンパクトにしてもいいねぇ~。」

  「であれば、しっかり商品で埋めますが。心配しないでください。」

  いよいよ、訳がわからん事を言い出した。

 そのように、部門担当者が、与えられた売場を奪われようとすると、
 自らの責任と能力の無さという認識から、渡すまいとするものだ。

  既成のレイアウトと、部門売上との関係。

 それは、どこかのベースになる基本フォーマットがあり、売上に関わらず、
 全店統一のフォーマットにそって売場が与えられ、運営される。

  しかし、だ。

 本来の売上にそったスペースレイアウトでは無い為、どうしても
 不都合が発生してくる。

  それが、売場スペースを持て余したり、間延びさせたり、更には、
  売場をガラガラに空けて、ロス対策に走ったり。

  要は、そのスペースを有効に販売に活用出来なくなってしまう事だ。
  それも含めて、その部門の所有であり、その部門の自由な使い方と
  割り切れば、それまでだ。

 しかし、それでは、あまりにももったいないし、まして、冷蔵であるならば、
 電力の無駄遣いでもある(最近の村井氏の影響も大である)。

 部門の縦割り組織では、自らの商品で何とかしようという発想だが、
 店長視点でみれば、有効活用出来る商品は、はっきり言って、山ほどある。

  こんな時、私は部門担当者に、こんな風に言う事にしている。

 「○○さん、一応この売場を君の部門のスペースとして提供してきた。それは、
 当初計画では、君の部門はこんな売上予測だった。しかし、蓋をあけてみれば、
 大きな計画とのギャップが発生している。それは、君の力不足では無く、当初の
 見込み違いが大きい。この売場を自分の部門として一生懸命、命をつぎ込んで
 商売をして頂いたことには、大いに感謝している。しかし、これは誰かが判断し
 なければならない。君には本当に申し訳ないが、この売場はこの売上では荷が
 重すぎるので、私が一旦預かる事にする。今までこの売場でよくやってくれたこ
 とには、本当に感謝する。ありがとう。」

  そこまで言われれば、言われた部門チーフの顔は立つ。
  喜んでとは言わないが、納得してスペースを明け渡すだろう。

 しかし、いつの日か、もう一度この部門で効率の高い商売が復活すれば、
 再度、彼に返還してあげる、という前提も入れておかねばならない。

  それが、部門チーフとの信頼関係を、更に強化する一因でもあるからだ。



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コメント

ふるたさん、コメントありがとうございます。
店舗は生き物。当初計画通りにもいかないし、今の売上が明日達成できるとも限らない。要は、日々変化しているもの。
だから、現在のスペースがいつまでも万能なハズがないと思うのです。
それを、現場では微妙なさじ加減で数値調整しているもの。しかし、その限界に到達したなら、誰かが判断しなければならないと思っています。しかし、その「誰か」には、出来れば、なりたくないものですね。

投稿: てっちゃん | 2009年12月 6日 (日) 00時29分

おはようございます。

いつも早いですね。

どこも同じような事があるんですね。

投稿: ふるた | 2009年12月 5日 (土) 07時52分

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