信頼の「GS」
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
いよいよ「スタッドレス」の季節だ。
スタッドレス?
九州南部、四国の読者の方には馴染みの少ないシロモノ。
しかし、東北、北陸、北海道の冬には必需品。
更に雪国になれは、チェーンも必需品か。
更にその昔は、スパイクタイヤと、鉄製のチェーンでスキーに行ったものだが、
今は、JRを降りればスキー場というスキー場もあり、便利になったものだ。
さて、問題は「スタッドレスタイヤ」。
週末に女房が北へ向かう為、急遽取り付けする事になった。
まずは、どこで購入するかだ。
と言っても、私は、ある程度、どこで購入するかを決めていた。
しかし、その確信がまだ、無かったのだ。
それは、近くのガソリンスタンドだ。
えっ、ガソリンスタンドで、安心して購入できるの?。
おそらく、皆さんそう思われるだろう。
取り付け程度なら頼めるが、購入となると割高になるか信頼をおけないので
は?。
更に、そのガソリンスタンドは、地域で一番の最安値で定評のあるスタンドだ。
ますます、大丈夫か?、と。
そのGSは、3年前に幹線に開店し、地域最安値を売りに、集客を伸ばしてきた
GSであり、ガソリン価格が180円まで高等した折でも、他店より安い170円で
販売していたGSでもある。
だから、それ以外の商品やサービスは大丈夫か?、と疑いたくなるのだが、
そのGSは、何といっても「接客」が、ピカイチなのだ。
その接客にほだされて、以前に「ブレーキパット」を交換した経緯もある。
そのブレーキパットの効きが、めっぽう良かった。
足裏感覚が良い、そんな表現がぴったりくるほど、
足の踏み具合に応じて、速度が調整出来る、ブレーキパットだった。
“イイ感じじゃぁ~~ん”
そんな印象を持っていた。
そんな経緯もあって、ある程度心に決めていたGSへ、電話した。
「今現在販売しているスタッドレスタイヤの価格を教えてくれ。」
それに応じて、銀行から引き出す手前、とりあえず大まかな価格が知りたかった。
「わかりました、再度かけ直しますので。」
しかし、なかなか返事が来ない。
再度、こちらからかけ直した。
「大変申し訳ございません、メーカーから返事が来なかったものですから。」
「とりあえず、銀行から引き出す手前、大まかな金額が知りたいんだよ。」
「そうでしたか、申し訳ありませんでした。電話代がかかりますので、こちらか
らかけ直します。」
「いいからいいから、いくらかかるの?。」
そんな調子で会話が進んだ。
“この人なら、安心して任せられるな”
それほど、言葉使いや、言い回しがしっかりしている。
それに、マネージャーとも言っていたから、このGSの責任者なのだろう。
私は、即購入を決め、前金を払いに出向いた。
笑顔で迎えてくれた彼は、以前から接客の良い従業員だなぁ~、と思っていた
彼だった。
“彼がマネージャーだったのか!”
いろいろと、話しを進めていくうちに、以前の交換した「ブレーキパット」の話しに
なった。
「ブレーキパットの調子はどうですか?、異音などしませんか?。」
「いいや、ブレーキの効きはすこぶる良いよ。」
そのとたん、彼の表情が晴れた。
満面の笑みで、直角にお辞儀をした。
「ありがとうございます。あのブレーキは、国産で○○のメーカーなんです。
皆さん安いので輸入ものか?、と思っていらっしゃるのですが、しっかりした
メーカー品なんです。」
「道理で、効きが良いと思ったよ。踏み込む力に応じて、速度の微調整が出来る
良いブレーキパットだよね。」
彼は、益々満面の笑みで最敬礼したきた。
それだけ、あのブレーキパットに関しては、私の反応が気になっていたのだろう。
それにしても、こんな低価格を打ち出すGSが、以外にも、こだわりの部品を
使用していたのだなぁ~、という感心が残った。
“それにしても、この商品へのこだわり、この男は信頼できるな!”
自動車ディーラー、カー用品チェーン、そして、ガソリンスタンド。
車に関しての修理、取り付け業者も、ボーダーレスの時代。
サービスで一歩抜きんでた「GS」が、これからの主役になるのか?。
| 固定リンク
コメント