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2009年12月26日 (土)

信頼の「GS」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ「スタッドレス」の季節だ。

 スタッドレス?

 九州南部、四国の読者の方には馴染みの少ないシロモノ。
 しかし、東北、北陸、北海道の冬には必需品。
 
 更に雪国になれは、チェーンも必需品か。
 更にその昔は、スパイクタイヤと、鉄製のチェーンでスキーに行ったものだが、
 今は、JRを降りればスキー場というスキー場もあり、便利になったものだ。

  さて、問題は「スタッドレスタイヤ」。

 週末に女房が北へ向かう為、急遽取り付けする事になった。
 まずは、どこで購入するかだ。

  と言っても、私は、ある程度、どこで購入するかを決めていた。
  しかし、その確信がまだ、無かったのだ。

 それは、近くのガソリンスタンドだ。

  えっ、ガソリンスタンドで、安心して購入できるの?。

 おそらく、皆さんそう思われるだろう。
 取り付け程度なら頼めるが、購入となると割高になるか信頼をおけないので
 は?。

 更に、そのガソリンスタンドは、地域で一番の最安値で定評のあるスタンドだ。
 ますます、大丈夫か?、と。

  そのGSは、3年前に幹線に開店し、地域最安値を売りに、集客を伸ばしてきた
  GSであり、ガソリン価格が180円まで高等した折でも、他店より安い170円で
  販売していたGSでもある。

 だから、それ以外の商品やサービスは大丈夫か?、と疑いたくなるのだが、
 
  そのGSは、何といっても「接客」が、ピカイチなのだ。

 その接客にほだされて、以前に「ブレーキパット」を交換した経緯もある。
 そのブレーキパットの効きが、めっぽう良かった。
 
  足裏感覚が良い、そんな表現がぴったりくるほど、
  足の踏み具合に応じて、速度が調整出来る、ブレーキパットだった。

  “イイ感じじゃぁ~~ん”

 そんな印象を持っていた。
 そんな経緯もあって、ある程度心に決めていたGSへ、電話した。

  「今現在販売しているスタッドレスタイヤの価格を教えてくれ。」

 それに応じて、銀行から引き出す手前、とりあえず大まかな価格が知りたかった。

   「わかりました、再度かけ直しますので。」

 しかし、なかなか返事が来ない。
 再度、こちらからかけ直した。

   「大変申し訳ございません、メーカーから返事が来なかったものですから。」
  「とりあえず、銀行から引き出す手前、大まかな金額が知りたいんだよ。」

   「そうでしたか、申し訳ありませんでした。電話代がかかりますので、こちらか
   らかけ直します。」
  「いいからいいから、いくらかかるの?。」

 そんな調子で会話が進んだ。
 
  “この人なら、安心して任せられるな”

 それほど、言葉使いや、言い回しがしっかりしている。
 それに、マネージャーとも言っていたから、このGSの責任者なのだろう。

  私は、即購入を決め、前金を払いに出向いた。

 笑顔で迎えてくれた彼は、以前から接客の良い従業員だなぁ~、と思っていた
 彼だった。

  “彼がマネージャーだったのか!”

 いろいろと、話しを進めていくうちに、以前の交換した「ブレーキパット」の話しに
 なった。

  「ブレーキパットの調子はどうですか?、異音などしませんか?。」
 
 「いいや、ブレーキの効きはすこぶる良いよ。」

  そのとたん、彼の表情が晴れた。
  満面の笑みで、直角にお辞儀をした。
  「ありがとうございます。あのブレーキは、国産で○○のメーカーなんです。
  皆さん安いので輸入ものか?、と思っていらっしゃるのですが、しっかりした
  メーカー品なんです。」

 「道理で、効きが良いと思ったよ。踏み込む力に応じて、速度の微調整が出来る
  良いブレーキパットだよね。」

  彼は、益々満面の笑みで最敬礼したきた。

 それだけ、あのブレーキパットに関しては、私の反応が気になっていたのだろう。
 それにしても、こんな低価格を打ち出すGSが、以外にも、こだわりの部品を
 使用していたのだなぁ~、という感心が残った。

  “それにしても、この商品へのこだわり、この男は信頼できるな!”

 自動車ディーラー、カー用品チェーン、そして、ガソリンスタンド。
 車に関しての修理、取り付け業者も、ボーダーレスの時代。
 
  サービスで一歩抜きんでた「GS」が、これからの主役になるのか?。

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