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2009年12月29日 (火)

上司としての“譲れない”能力

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店長は、万能か?。

 若い世代ほど、店長万能説にこだわる。
 しかし、ベテラン店長ほど、自らの役割を敢えて、絞り込んでいる。

 それは、八方美人的な能力を放棄しながらも、ある特別な技能に関しては、
 絶対に譲らない「能力」。

  ベテラン店長には、必ず「これは!」という能力があった。

 イベント時の旬の提案力。
 青果の野菜のテーマ別展開力。
 部下、パートさん達への、説得力。
 上司の指示命令の部下への徹底力。
 課題解決への、取り組みと解決力。

  等々、いろいろな能力で、キラリと光るものを持っていた。
  しかし、弱い部分も持ち合わせ、無理に補強しようともしていない。

 逆に言うと、自分の弱点を、若い部下にフォローさせ、力を借りていた。

  今にして思うと、ベテランで実力店長ほど、それが作戦だったのだと思う。
  敢えて、実力を隠し、部下の力を引き出していたのだと思う。

 以前、あるチーフに言われたことがある。

  「えっ、店長なのに、知らなかったのですか?。」

 私は、答えた。

  「当然だ。店長は万能ではない。鮮魚出身だから、魚に関しては、まだまだ
   負けないだろう。しかし、パンを焼く事も出来なければ、スライサー回す事
   も出来ない。出来ない事の方が、圧倒的に多いだろう。だから、なんでも
   店長に頼るな。店長が全てだと思ったら、誤るぞ。」

   「しかし、・ ・ ・ 。」

  「絶対に負けない事が、一つだけある。」

   「それは、君ら部下の能力を引き出す力だ。」

  「これだけは、誰にも負けない自信がある。」

   「私は、パンは焼けないが、パンを焼く君の力を最大限に引き出す力は
    誰にも負けないだろう。」

  “部下の力を、最大限に発揮させる能力”

 そして、

  “部下の力を、引き延ばしていく能力”

 私は、自分自身を、そう思っている。
 実際にどうかは、わからない。

  だが、自分自身を、そう固く信じている。

  そう、信じているから、「厳しい」事も言う。
  厳しくした後には、必ず、関わりを持っている。
  その後の、部下をフォローしている。
  立ち上がったかどうかを、見届けている。

 基本的には、立ち上がってきた人間は、認めることにしている。

  だから、私と関わりを持った人間たちは、当初は、そっけなく、厳しい上司に
  映るかも知れない。

 しかし、一度認めた人間は、厚い信頼を寄せる事にしている。
 
  それは、敵味方に関わらず、だ。

 人間、必ず、「光る」ものが、誰でもあるはずだ。
 その、「光る」ものを、自分に妥協せず発揮する人間。

  私は、そんな人間の力を、最大限に引き出していきたいと思っている。

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