「善意の送り込み」から一週間
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日のブログで「善意の送り込み」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-eaaf.html
今日は、その後日談になる。
その後、そのメーカーの担当者が、たまたま当店を訪れた際に、トマト鍋スープ
の売場をみて、思わず携帯のデジカメに納めたらしい。
その話しが、当社の担当者の耳に入り、当社バイヤーからの指示もあり、別の
当社担当が、後日来店した。
理由は、
当店のトマト鍋スープの売り込みに、更に拍車をかける為。
いろいろと、媒体物や販促物を用意してくれて、より多くのお客様に食して頂く
提案をしてくれた。
「ピンチがチャンスに変わる」
“この事を言うのだなぁ~。”
更には、メーカーの情報力というのも、深いものがある事も知った。
当店の売場を、たまたまとはいえ、メーカーさんに見られている、という現実。
その事が社内情報で伝わり、店舗支援対策を別途計画していたという現実。
メーカーさんが、販促強化としてメニュー提案の、食べ比べをしている現実。
やはり、メーカーさんの情報力は、小売の比では無い。
“メーカーと、組む”
“問屋と、組む”
“市場と、組む”
たまたま今回は、送り込みからの、偶発的な発展だったが、
意図的に、もっと積極的に事前取り組みが出来ないのか?
次年度は、更に、大手が単独で商品開発を仕掛けてくるだろう。
更には、ウォルマート他、外資も価格戦略を駆使して、襲いかかるだろう。
我々、中小スーパーは?。
人間力、スピード、行動力、
そして、「連携」 だ。
自社の数値データの公開も含めて、「連携」 して、知恵を絞りだす。
それに、お店を巻き込んで、店長担当者を巻き込んで、ハリケーンを起こす。
どう見ても、我々中小が、仕組みで「大手」には勝てない。
価格という項目には、とうてい敵わない。
基本的な、店舗運営の仕組みを構築しながら、
「連携」から得られる「情報」を、優位に優位に活かしていくしかない無いだろう。
トマト鍋スープ自体は、一時の勢いは薄れてきたが、
売場展開は、更にバージョンアップして、存在感を高めている。
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コメント
ふるたさん、コメントありがとうございます。
クリスマスに関しては、とにかく疲れました。
24日は最大の売上拡大日でもあるが、夜の売場切り替え日でもある。更に年末商材の入荷もあり、バックヤードは満杯状態。
そして、これが30日まで続く。
いよいよ、我々のゴールデンウィークへの突入ですね。
投稿: てっちゃん | 2009年12月25日 (金) 09時05分
こんばんは、クリスマス商戦は、どんな調子ですか。
クリスマス商戦の勢いが、年末年始を左右するからね。
確かにメーカーさんとは、情報交換を密にしているほうが、いいですよ。
最終的には、個人と個人の関係になるから、上手に付き合っていくのが、いいですね。
投稿: ふるた | 2009年12月24日 (木) 17時29分