「絆」とは?
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
フジテレビで、以前よく話題にしていた「絆」。
語源を調べてみた。
元来は、動物をつなぎ止めておく、「紐」のことだそうだ。
「頸綱」(くびつな)、「騎綱」(きづな)、「繋綱」(つなぎつな)などが由来。
そこから、現在は、断つ事の出来な人と人の結びつきを指すようになった。
特に、親子、親戚、親友など、血縁関係を主に、本当に近い存在の関係を
ベースに、断ちきれない深い関係を指す意味として、最近見直されている。
由来が由来である為、主人と家畜との関係から発祥し、親子の血縁関係に
至っている為、どちらかと言うと、対等の関係よりは、主従関係や、上下関係
の深い繋がりや、信頼関係を表していることが多いと思われる。
それで、?。
絆を検索して、初めて知った快感により、思わず講釈が長引いてしまって失礼
しました。
この「絆」を、私のブログの記事に引用すると、
「上司」と「部下」の絆とは?。
と、言う事になる。
主従の関係の「絆」。
これは、武家社会の主従関係から「絆」が進化してきたのだろうと思う。
殿様は、自分の配下の家来の面倒を見る。守る。飯を食わせる。
家来は、いざという時の、殿様への忠誠から、戦に駆けつける。
その、ギブ&テイクの関係こそが、「絆」の基本中の基本かと、仮説が立て
られる。
その仮説から、
上司は部下の面倒を見、飯を食わせ、守ってやる存在。
部下は上司へ忠誠を誓い、普段から身を粉にして貢献する存在。
しかし、戦国時代は、まさに下剋上の時代でもあった。
力のある家来は、自分の殿様ですら、裏切り倒した時代でもある。
そんな時代だから、「絆」という言葉がより重みを増していったのだろう。
そう考えると、現代とは、能力主義へ傾き、「絆」の意味を再度認識していくべき
時代へ向かっているのか?。
しかし、戦国時代と現代とでの、一番の相違点は何か?。
当時は、まさに命がけの世界だった。
だから、「絆」にも、相応の命がけの意味合いがあったのだろう。
現代は、命までは賭けない「ルールある」ゲームの世界。
だから、「絆」にも、また別の意味合いを込めなければならない。
それは、組織を活かしていくという目的の「ゲーム」だからだ。
組織強化、そして、同時に個人の成功という二つの命題。
組織人として、この二つの命題を両立させて進化出来る事が、大切なのだ。
それでは、個人の成功とは、何か?、を問わなければならない。
それは、組織の中での、個人の存在価値を評価される、ということだろう。
それは、家庭においても、地域においても、同様なのだろうと思う。
結果として、組織強化にどれだけ貢献できたか?、が問われるのだ。
だから、個人として、組織の次世代へ伝えるべき事を伝え、組織強化を
図り続けられる存在が、上司への「絆」、部下への「絆」を深められると言う事だ。
どうです?、理解できましたか?。
ここまで来てしまうと、私にも、まとめられません。
誰か、助け舟を出してください。よろしく。
続きは、また明日。
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