代替えの利かないマネジメント
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
チェーンストア理論から言えば、店長が変わってもマネジメントは普遍である。
それは、正しい事であり、企業として普遍のマネジメントの確立は理想でもある。
こぞって、企業はマネジメント手法を導入し、マニュアル管理を強化してきた。
しかし ・ ・ ・ 、
店長や部門チーフが変わって、マネジメントや数値がブレるのは何故か?。
それは、マニュアルとはあくまでも “型” に過ぎないからだ。
本来の目的があって、その達成の為に、万人向けに「マニュアル」が確立された。
だから、まずは、目的の共有が最優先の課題となる。
それから、その目的に沿ったマニュアルの確認を個人個人がチェックする。
そして、最後は継続と徹底だ。
このように、マニュアルによる仕組みを定着させるには、
・ 「ルール作り」
・ 「周知徹底」
・ 「継続」
のサイクルをどうまわしていくかだ。
いずれにせよ、店舗での「周知徹底」と「継続」がポイントであり、
この二項目の徹底度合いで、定着度合いが決定する。
そして、店舗に委ねられた瞬間から、
現場の「知恵」と「意志」に左右される。
それが、現場の人間の力であり、
それが 「現場力」 と呼ばれるものだ。
そして、その「現場力」を引き出していくのが、
現場を統括するマネージャーの仕事であり、
組織の方向性を示し率いるのがリーダーの仕事である。
全ては、マネージャー、リーダーの肩にかかっていると言っても過言ではない。
マニュアルは、いくらでも代替えが利くが、
マネジメントには、代替えが利かないのである。
同様に、代替えの利く「店長」と、代替えが利かない「店長」もいる。
“あの人以外は、この仕事を任せられない”
“あの店長以外は、このお店を任せられない”
そう、言われているか、思われているか。
そこには、本来のリーダー・マネージャー以上の何かが存在する。
それが、「信頼」。
“あの人なら、やってくれるだろう”
“あの店長なら、競合を叩きのめしてくれるだろう”
マニュアルを遂行するだけではなく、
新たなものを「創造」する力。
期待以上のものを「創造」する力。
ますます、この業績の中、そんな店長が必要とされていくのだろう。
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