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2009年11月 2日 (月)

足利エリアMR②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


11月中旬に足利エリアに開店する「T社」。

 栃木県では元気のある企業だ。
 
 競争激化の足利エリア。そして競合ひしめく(本当にひしめいている)地域への
 出店であり、採算を試算しての戦略的出店なのか?と疑ってしまうくらいだ。

 このエリアで戦い、揉まれる事により、企業としての競争力と販売力を更に高め
 ていく、という成長志向を持っての出店も理由の一つとすれば、流石だ。

 今回は、「T社」出店に先立って、迎え撃つ競合各社の状況をMR。

まずは「M社」。

 出店当初より、価格志向を前面に打ち出し、商品の絞り込みとパート化による
 コストコントロールにより低価格を実現させてきた企業(店舗)だ。

 この日も、夕方5時過ぎのMRでも結構集客はしていたが、買われている物は
 野菜の価格品や特売品が中心であり、単価アップと粗利コントロールは厳しい
 なぁ~といった感想。

 競争が厳しくなればなるほど、店舗としての集客の部分と利益創出の部分の
 バランスが崩れ、低単価、価格品集中のスライドし、当初計画の利益確保が
 出来ない状況に陥るものだが、おそらく、この店舗も同様だろうと思われる。

 ただ、この時間帯で、店内のマネキンさんが4名も頑張って試食販売している。
 相当、力を入れた量販日でもない限り、4人も店内にマネキンはいれないだろう。

  “今日は、何の日?” 考えたが、おぼつかなかった。

次は「T社」。

 新規出店する「T社」ではなく、リージョナルチェーンの「T社」。

 まじめな企業である。この時間帯でも従業員が店内で売場管理をしている。
 更に、手直しその他の売場メンテナンスにも「手」が入っている。

 立地的には非常に不利な場所であり、競合状況からみても、隙間の固定客
 以外の来店は無いだろう。

 新規「T社」の出店に備えての売場強化を特別している訳ではないが、基本を
 しっかり定着させていこうとする姿勢は学べる。

更に「Y社」。

 東北の雄も、慣れないエリアで開店当初は苦労したようだが、本来の強さを
 発揮してきている。

 この日も地域では一番の集客力を誇っていた。
 更に、生鮮中心の品揃え、鮮度、またグロサリーの品揃え、メンテナンスは
 抜群であり、やはり総合力では一歩も二歩も抜きん出ている。

 問題は、青果の価格だ。
 以前から感じているが、この企業がここでの優位性を回復すれば、集客は
 不動のものとなると思われるのだが。

 商品を絞らず、人件コストを下げず、売場メンテナンスを維持しながら、低価
 へ向かう。難しいところなのだろう。

最後は「A社」。

 スーパーマーケットというより、このエリアでのデパートメントの位置づけか。

 よって、なんでも屋でもあるが、この時代では全て中途半端になってしまう。
 それは、食品ゾーンでも同様であり、かっては斬新なレイアウトで、それだけ
 で買物の楽しさや、優越感があったのだが、商品一品一品で競う現代では、
 その「単品」での競争力な無い。

 お客様は、店舗という「器」を買いに来るのでは無い。
 器も大切だが、家庭で豊かな食事を楽しむ為に来店する。
 その、豊かさを提案できる「単品」であり「提案」を受けに来店するのだ。
 そういう意味では、出店当初から進化していないのが残念だ。

今回は、足利エリアに、
 11月中旬に来店する「T社」を迎える競合店の状況をMRした。
 
 「T社」が出店すれば、たかだか3K程度の一本の道路沿いに、5店舗が
 ひしめくという状況だ。

 個人的には、「対岸の火」でありたいと願うばかりだ。

PS
 足利エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/asikagamrni/



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