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2009年11月13日 (金)

レジの販売戦略Ⅱ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで「レジの販売戦略」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-1a78.html

 そしてその後、11月8日の日曜までが最終販売日に設定され、これをもって
 テディベアーのぬいぐるみの販売は終了となった。

 結果は?。

  あの量販日に70個7万の売上を記録し、他店の追随を許さない数量と金額の
  格差をつけたにも関わらず、じりじりと他店に迫られてきた。

  お客様の飽き、または買い疲れ、そして、我々の油断、更には他店舗の
  必死の追い上げ。

  そして、なんと、10月を終了した段階では、数量1位のお店に18個の差、
  金額1位のお店に1万の差で、逆転を許していたのである。

  その時点で、数量、金額とも2位の状態。
  あれだけ差をつけて引き離していたのに、だ。

  ウサギとカメの競争ではないが、まさにそれを地で行く展開になってしまった。
  そして、その状態で敗北すれば、その例え(たとえ)を永遠に伝え続けられ、
  我々は伝説の敗北者としての“烙印”を押されてしまう。

  それだけは、何としても、阻止しなければ。
  我々一同は、もう一度巡ってくる「量販日」に賭けた。

 レジ一同も、そのことは重々承知であり、次回量販日でのお買い求めを伝える
 「カミカミマイク放送」をしつこく流していた。

 また、店内の鮮魚と惣菜の売場に展示したぬいぐるみや媒体物に、次回量販
 日で更にお得なコメントを書き込み、PRに余念が無かった。

 私も毎日、前日までのデータをアウトプットし、コメントを書き込んでレジに渡して
 いた。

 それが、いつしかレジのパートさんにまで伝染していったようだ。

 ある日、レジのパートさんから尋ねられた。
  「店長、テディベアの販売金額は、現在何位なんですか?。」

 社員だけではなく、パートさんまで興味を持って状況を知りたがっている。
 量販日へ向けて、レジ全体が過熱していった。

  そして、当日。

 思いのほか、数量は伸びていかない。
 12時を過ぎても、10個程度の販売。

  「前回とは違うな。やばいぞ。」

 前回は12時で、約30個は販売していた。
 今回は、出だしが鈍かった。

  しかし、お客様の買え控えからの、この日の購入意欲は旺盛だった。
  午後になり販売が伸びてきて、従業員の買い上げも伸び、
  最終30個、約3万の販売を記録した。

 私も、レジチーフに買わされてしまったほどだ。

  そして、翌日のデータから、数量、金額とも1位を奪還したことを確認した。

 先ほどのパートさんと、朝の休憩室で顔を合わせ、真っ先に聞いてきた。

  「店長、どうだったんですか?。」
   「見事、1位を奪取したよ。みんなの力だ。」

 そのパートさんも、小さいものを3つ購入したと言う。

 レジの仕事とは、なかなか数値には反映されないものだ。
 レジの生産性とか、スキャニングスピードが速くなったとか言っても、
 やっている本人達の達成感は少ない。

 このような、販売面での数量や金額、そして何より、他店との順位が出ると言う
 ことが、チームで仕事をしていくには大切なことなのだろう。

 みんなで力を合わせて、目標をクリアしていく。
 レジに関わりの少ない私だが、販売面を好材料に、深い関わりを持てたイベント
 だった。

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