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2009年10月31日 (土)

市場価格

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


本日は、昨日のブログの続編である。

 この三日間は、関連した内容になっている。

 なぜ、店内加工にこだわるのか?。
 なぜ、「肉」「魚」の惣菜への店内原料供給にこだわるのか?。

  全ては、「利は元にあり」、という理念からだ。
  
 それは、以前のブログ「利は元にあり」でも記した内容でもある。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-d3b7.html

 我々の商売は、生鮮・グロサリー・惣菜・ベーカリーの販売だ。
 グロサリー以外は、調理加工を要する。

 そうして、原料を形態変更しながら、調理技術を駆使して、お客様の料理用途に
 近づけて商品化し、販売する。

  しかし、いくら調理技術が進化しても、原料自体は誤魔化せない。
  それは、法律的にも、品質という「味」や「鮮度」的にも、だ。

 現在の惣菜の、全国的な不振は、同一店舗で営業している
 「青果」「鮮魚」「精肉」等の原料と比較して、決定的に「味」が落ちる事だ。
 
  その根本的な問題は、「元」が違う事。

 その「元」が、同一店舗で販売されている生鮮商材と同じ「元」に戻ったならば、
 お客様は、必ず、惣菜に戻ってくる。

  それは、当然の事だ。

 なぜか?

  美味しくなって、安くなって、旬の変化があれば、
  当然の如く、支持ある売場に戻るからだ。

  「青果」「鮮魚」「精肉」と同じ仕入れルートに戻せば、
  圧倒的に仕入れコストがダウンする。
  
  仕入れコストがダウンすれば、商品原価がダウンする。
  そして、ここからが問題だ。

 商品単価がダウンして、売価を、どう安くするかだ。
 ここに、「市場価格」の発想が発生する。

  「市場価格」

 市場では、この商品は、いくらで売られているのか?。
 従来の発想では、単純に商品原価に、値入50%を掛けるのが、惣菜の売価。

  しかし、上記の仕組みが完成すれば、「市場価格」という発想が必須だ。
  市場では、同一商品がいくらの価値があるのか?。

 そういう発想で、一品一品の価格が決定され、売価が決まる。
 そうして、その発想で決定された売価で、いかに利益を創出するか?。
 それを見据えた上でも、原料を「元」に戻す理由がある。

  原料を「元」に戻し、店舗内での商品調達へ向かえば、
  それだけ、同一原料での、調達原価が低減される。
  「味」「品質」が変わらず、原価が低減されれば、
  それだけ、値入が上がるということだ。
  それは、店舗内での原料調達により、利益が創出される、と言う事だ。

 これは、お客様にも、企業にも同様に利益になる、と言う事。
 この「WINN,WINN」を、どう実現させるか?。

 今後は、この「WINN,WINN」のスピードの競争の世界なのだろう。


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