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2009年10月 9日 (金)

「いわしの日」に想う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


10月4日は、何の日?。

 答えられる人は少ないだろう。
 ちなみに、10月10日は?。

 答え 10月4日  ~ 「いわしの日」
     10月10日 ~ 「まぐろの日」

  だから、なんだぁ~、と言われそうなほど、毎年盛り上がらない。

 しかし、商品部からの案内もあってか、「鮮魚」「惣菜」では、企画を組んで展開
 していた。

  “展開していた” と言う事だから、私の事前チェックも無かった。
 当日になって、やたらに鮮魚で「いわし」が出ているなぁ~、と思ったら、
  「いわしの日」。

  更に、惣菜でも「いわしのフライ」「いわしの梅しそフライ」「いわしの唐揚げ」等
  いわしづくしだった。

 それなら、一丁ダイナミックに売場を作ってやるか!。
 
  鮮魚と惣菜で分断している展開を、鮮魚で一つにくくり、鮮魚の平台サイドを
  利用して、惣菜の「いわしの唐揚げ」「いわしの生姜煮」などを展開し、平台 
  上には、「10月4日はいわしの日」、と媒体を作成。

  更に、どんどん魚離れが進む中、「いわしの日」を打ちだすわけだから、“売り”
  の文句が必要だ。

 「いわし」と言えば、DHAやEPA。そして「カルシウム豊富な食べ物」。
 しかし、骨が多く、臭みもあり食べずらい。

 その食べずらさと高値、そして料理の手間などから、魚離れが進行している
 のも事実だ。

  だから、お客様にどう「いわし」を伝えるかが問題なのだ。

 従来のように、「いわし」を売るのではなく、
 「牛乳と同等のカルシウム吸収率をお届けする」
 「お子様の成長に欠かせないカルシウムの摂取」
 「能機能を活発にする、DHA効果」

  益々子供の出世率が下がり、ひとりの子供に六つの財布が存在する時代。
  子供の健やかな成長に欠かせない「カルシウム」「DHA」を販売する、という
  商売への転換をしていかない限り、いわしの再生は無いだろう。

 そんな“手書き”POPを書いて、いわし尽くしの売場へ掲示した。
 そんなこんなで、鮮魚のいわし丸干や惣菜の「いわしフライ」なども結構売れ、
 惣菜などは、品切れしてしまったほどだ。

  “意志をいれて売場展開すれば、「いわし」も捨てたものではない”

 率直な感想だ。
 そして、今後のイベントでの、計画のチェックも店長として必要なのだと反省。

  そして、翌日。

 前日のいわしの日の事例を出し、

  「子供の成長」「子供の健康」に効果を発揮する商品の積極的打ち出し
  の話しをし、

 更に、

  「いわしの日」というイベント後の対応を話した。
  要は、イベント後に、売場から消えるのではなく、そのイベントをきっかけとして
  いわしを育てていくことの大切さ。

 それは、どんなイベントやフェアーにも言える事だ。
 商品販売コンクールやフェアーが終了すると、一気に売場から消えていく
 フェアー商品の多い事多い事。

 しかし、せっかく育て、チャンスの芽が出てきた商品も多い。
 それらが成長し利益商材に育てていくのは、その後の販売にかかっているのだ。

  そう、信じて、育てていく。

 そんなお店が、生き残っていくのだろう。


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