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2009年10月23日 (金)

エンドレス・テープの反響

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで「カセット・デッキに想いを寄せて」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-15f7.html

 カットデッキを購入したは良いが、肝心の「エンドレス・テープ」が無い。
 無い、というより、製造していない。

  最大のピンチだった。
  自前の3本が無くなれば、カセット・デッキの存在理由さえ無くなる。

  そうして、ブログの最後に、皆さんにお願いした。
  ダメ元で書いたブログの反響が、以外に大きかったのだ。

 コメントで、その対応を記していただいた方も、大勢いた。
 更に、直接、または郵送で送付していただいた方もいた。

  あのブログを記してから、4~5日経ってからだった。
  私の机の上に、何やら小包が乗っていた。

 「なんだ?。」

  送り主を見て、以前から交流している方だったので、何か?、と思って
  開けてみて、びっくりだった。

  新品のエンドレス・テープではないか。
  それも、4本も。

 早速、電話して、お礼を言った。

  なぜか、その方の地域では、売っていた、と言う。
  早速、開封し、新品のエンドレス・テープで吹き込んだ。

 また、直接来店され、中古のエンドレス・テープをごっそり置いて行かれた
 方もいた。

  これも、涙が出るほど嬉しかった。
  これだけあれば、一生不自由しない、と思われるほどの量だった。

 そうして、今現在、店内では、4か所に「カセットデッキ」が配置され、
 お買い得品が案内されている。

  600坪程度のお店の、4か所にカセットデッキが配置され、同時に
  鳴っていたら、本当に、賑わいがある、と言うか、うるさいくらいだ。

 それでも、私は、これを継続していきたい。
 
  なぜか?。

 これは、今の私が行き着いた、「集客の極意」、だからだ。
 私が、若かった頃、カセットデッキに販促の地声を吹き込んで集客、販売に
 活かそうとしていた上司がいた。

 私は、思った。

  「そんなんで、売上が上がったら、世話無いわい。」

 若い頃は、そう思っていた。
 そうして、逆に、スマートに、仕入れ計画、販売計画、陳列技術や調理技術
 を学び、売上を上げ、結果を出そうと必死になってきた。

 それは、それで大切なことだった。
 部門の責任者として、部門の最大の売場を提供することは、
 まずもって、大切な事だ。

  しかし、お店は、各部門の集合体。
  そして、お客様は、その集合体の魅力に来店されるものだ。
  どの部門一つが突出しても、効果は薄まる。

  その集合体として、活気があり、統一されて変化に対応し、イベントに
  追随していく。
  そして、店内での賑わいも、同様だ。

 その活気と、商品案内と、売場の明確な表現力が相まって、魅力ある売場に
 なり、その活気に、お客様は吸い寄せられてくるものだ。

  だから私は、やる事全てやった売場に残された、活気を吹き込む。

 その事に、行き着いてきた、と言う事だ。

 以前は、バカにしていた、カセットデッキとエンドレステープ。
 今は、これが再生への足がかりとなろうとは、思わなかった。

 

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コメント

PM・9さん、コメントありがとうございます。
これに懲りず、また、コメントくださいね。
今後とも、よろしくお願い致します。

投稿: てっちゃん | 2009年10月23日 (金) 22時16分

良かったですね、てっちゃん信者がいっばいいて!

投稿: PM・9 | 2009年10月23日 (金) 08時51分

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