十五夜のすすき
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
十五夜には、毎年の事だが、「すすき」を無料プレゼントする。
どの競合店でも実施している事ではあるが、毎年頭を悩ます。
そして、今年は10月の3日。
10月頭の量販の連続で、事前準備をしている暇が無い。
更には、すすきも無い。
十五夜には珍しく、10月にずれ込んでしまったからだ。
事前に、自力で伐採してきた「すすき」も、当日はあっという間に無くなってしまう。
だから、毎年、地場野菜を出荷してくれる農家さんに、一部お願いもしてきた。
その農家さんとは、懇意にしていただいており、普段からコミュニケーションを
とっている。
いつも、私の朝の店内放送を聞いてくれている。
「店長、最近業績いいのね。」
「前回の量販日は、そんなに売ったの?。すごいねぇ~。」
私は、敢えて店内放送で、最近の業績や直近の売上を放送しているのだ。
それは、パートさんたちにも店舗の業績を知ってもらい、数値に対して敏感に
なってほしい、という願いからなのだが、もう一つの意図は、店内の地場の農家
さんや取引先さんにも、当店の業績を敢えて知ってもらうと言う事だ。
それは、地域の口コミで広まり、業績の良いお店として、ますますお客様から
売れているという認識を持ってもらえる、と言う事。
その事でのメリット・デメリットを考えると、メリットのほうが高いと思うから。
そして、その放送をいつも聞いてくれているのが、その地場の農家さんだ。
その農家さんに、今回は全ておんぶしようと思った。
「○○さん、10月3日の十五夜の為のすすきを、2日によろしくね。」
「はい、わかったよ。どのくらい?。」
「トラック一台!。」
「わかったよ、でもそんなにお客さんが持ってくの?。」
「それでも足りないくらいだよ。」
「売れるお店は違うねぇ~。」
そんな具合だ。
もちろん、後でお礼もするのだが。
今回の十五夜は、前日、当日と天気が不安定だった。
毎年、当日のみの「すすき」無料配布なのだが、
今年は、そんな天気予報の為、敢えて前日から「すすき」を配布した。
理由は、先手を打って、競合店よりも早く配布することにより、
当日の買物を誘う為、そして、10月の遅い十五夜を喚起する為。
予想通り、競合店はどこも前日の配布はしていなかった。
「シメシメ」だ。
しかし、今年は「すすき」のl無料配布の人気も少ない。
通常ならば、午後には無くなってしまうのだが、4時まで残っていた。
土曜日という曜日周りもあり、行楽・お出かけメインの十五夜になって
しまったようだ。
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