越谷レイクタウンMR
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
国内最大級のショッピングモール。
越谷「レイクタウン」。
しかし、私が興味を持つのは、「J社」と「M社」の両立だ。
従来から、このような状況でのスーパー2店舗の出店はあった。
しかし、いづれ両店とも、ジリ貧になって終息していくという歴史の繰り返し。
果たして、この2店舖は、どのようなコンセプトを実現すべく出店したのだろうか。
まずは、「J社」。
青果から、精肉、鮮魚、惣菜へと向かうレイアウトで出店。
このレイアウトから考えられるのは、「精肉」を軸とした食品の将来像。
魚離れ等のあらゆる与件を見越したレイアウトを追求したのだろう。
しかし、・ ・ ・ 。
この企業は、本当に「精肉」が強いのか?。
全品、インストア化されていないのに、精肉を軸とした食品展開で競争力がある
のだろうか?。
まずもって、その部分に、大きな疑問が残る。
また、生鮮全般に、この企業の新店出店を見ると、もっと斬新な売場展開を実現
している店舗もある。
そういう意味では、最新店舗ではあるが、進化が退化しているような印象だ。
全ての面での、徹底さが弱まっているようだ。
次に、「M社」。
前述の「J社」とは、長いモールの対極に位置する。
しかし、前述の「J社」とは、まったく反対の戦術をもって出店したと思われる。
まずは、面積。
およそ400坪程度か。
この手の出店にしては、相当コンパクトに仕上げている。
効率を考慮しての出店だろうが、相当割り切っている。
しかし、中身はストロングなSMだ。
品揃え、グレード共に前述の「J社」を遥かに凌ぎ、このサイズながら品揃えに
不満は無い。
更には、青果の量販体制や、主力品のSKUの持ち方などは、販売技術でも
「J社」の上手をいく。そして、鮮魚も同様であり、精肉では、全品インストア調理
の強みを遺憾なく発揮している。
私は、SMは将来的には、このサイズに向かっていくのではないかと思っている。
それは、狭い範囲の中で、しっかりした品揃えとSKUにて、不満の無い品揃えを
実現しながらも、コンパクトにて、間延びの無いレイアウトとボリュームにて、買
いやすさを追求した店舗だ。
「M社」は、この巨大ショッピングモールにて、その事を検証すべく出店したので
は無いかと思われる。
PS
越谷レイクタウンのMR写真を載せました。どうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kosigayareikutaunnmr/
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コメント
カリンさん、コメントありがとうございます。
お互いに背負うものも多いと思いますが、楽しんでやっていきましょう。
今後とも、よろしくお願いいたします。
投稿: てっちゃん | 2009年10月19日 (月) 23時45分
初めまして、携帯から
「ライブ販売」で検索して
こちらのブログに辿り着きました。
九州の方でスーパーの店員して18年になるカリンと申します
毎朝、起床とともにてっちゃんさんのブログを読ませて頂いて出勤してます
これからも頑張ってください
自分もがんばります
投稿: カリン | 2009年10月19日 (月) 15時00分