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2009年9月19日 (土)

惣菜こそ“旬”で差別化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「旬」で差別化、と言わなければならない程、惣菜から旬が消えてしまった。

 「季節の天麩羅」 「季節の天重」 「季節の ・ ・ ・ 」。

 等々、季節での変化を出そうとする努力はわかるのだが、
 ここでも、本部商品部の縦割り社会の壁は大きいようだ。

 これだけ、店内を見渡せば、秋の味覚が豊富に展開され、季の折々の食材が
 生鮮各部で展開されているのに、だ。

  競合激化にさらされ、惣菜が不振に陥ってから久しい。

 以前のブログ「惣菜の未来像」にも記したが、
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-2e5f.html
 青果、鮮魚等の素材部門の安売り合戦に突入すると、どうしても素材中心の
 食卓での買い回りになり、出来あいの惣菜の消費が減退する方向なのだろう。

  しかし、それだけなのだろうか?。

 当然、素材を使いきる台所事情は増加するだろう。
 それによって、多くの家庭で、素材の良さ、本物の美味しさ、本来の味覚を
 取り戻されてきたという事実を考えていく必要がある。

  働く主婦の支援として、惣菜売場が拡充され、販売量が増え、主婦も便利に
  なっていた。

  しかし、ここに来て、総収入減、働く時間の短縮もあり、素材からの料理へ
  戻りつつある事も事実だ。

  「素材の天ぷらって、こんなに美味しかったのか?。」
  「生のサバって、こんなに脂が乗って、美味しかったのか?。」

 素材の安売り合戦から、家庭でのそんな新たな発見があり、
 更に、素材へ向かうお客様。

  そして、ますます窮地に追い込まれる「惣菜」部門。

 いつしか、四季折々の売場つくりの中で、惣菜だけが、どんな季節への対応も
 せず、年がら年中同じ売場レイアウトで商売をしている部門になってしまった。

  今、私のお店では、鮮魚の生さんまを、惣菜で塩焼きして販売している。
  また、生さばの3枚卸しを、西京漬けにして、惣菜で西京焼きで販売している。
  それだけでは無い。チャレンジしていることは、まだまだたくさんある。

 それは、今日鮮魚で、徹底量販している商品を、部門という枠を飛び越え、
 惣菜でも販売し、同じ味覚をすぐにでも食べたい人への提案だ。

 もっと言うと、お店の店長として、今本当に美味しい「生さんま」「生さば」を、部門
 を飛び越えて、お店として量販して、お客様に感動していただきたいからだ。

 生鮮と言う部門は、メーカー機能も有し、店内に調理場を持ち、工場同様に
 加工技術も有している。

 店舗が持つ「加工技術」を、一つの部門だけに終始させず、お店全体として
 共有していく店舗運営のノウハウ。

  効率とは、そのような発想から、発展していく時代になったのではないか。

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