チーフとの“夢”の語らい
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日のブログで、「惣菜こそ旬で差別化」を記した。
そんな取り組みを、惣菜で集中的に行っている。
お蔭で、どんどん元気になっていく私を尻目に、どんどん疲れていく惣菜チーフ。
先日、そんな惣菜チーフと、今取り組んでいる、和牛焼肉弁当を食べながら
“夢”を語った。
「店長、この焼肉弁当は、すこぶる美味いですね。」
「当然だ、精肉自慢の交雑牛を使っているんだ。美味くて当然だ。」
「でも、780円の売価は、高くないですか?。」
「いや精肉で販売している正値だったら、この倍の価格だ。だから
780円という売価は、お買い得価格だよ。」
「なかなか、その価値をわかってくれる人は少ないですね。」
「一回ニ回やっただけで、わかってもらえると思う事が間違っているんだ。」
「やり続けて、初めてわかってもらえるんだ。毎週継続していこう。」
そんな、やり取りがきっかけだった。
そして、それから、私の“夢”に火が付いてしまったのだろう。
“夢”語らいが、止まらなかった。
最後は、こんなことまで言っていた。
「この弁当は、やり続ければ、必ず爆発する弁当だ。」
「毎週この弁当を目当てに、お客様を並ばせよう。数量限定で販売していけば
この弁当目当てに、我先に列を成して並ぶに違いない。」
「そうなったら店長、整理券を発行しなくちゃならないですね。」
「そうだな、そのためにも、毎日1280円で出し続ける必要があるな。」
「毎日その売価で出し続ければ、いざ780円で数量限定、しかも美味とくれば
お客様は絶対に並ぶハズだぁー。」
「その程度の数量なら、なんら問題なく継続できますよ。店長。」
「よし、それへ向けて、今度の焼肉弁当は30pに挑戦しよう!。」
「えっ!、えっえぇ~!。マジっすかぁ~?。」
当日、ひぃ~ひぃ~、言いながら焼肉弁当を作成し、陳列した惣菜チーフと
焼肉弁当を食いながら、再度、語り合った。
「全然売れねぇ~なぁ~。造り過ぎかなぁ~。」
「店長、味もちょっと濃かったですね。次回は以前の味付けに戻しますか。」
「そうだな、次回は数量と味付けを元に戻して、継続していこう。」
「次回、15個製造して空振りだったら、この焼肉弁当もお蔵入りだな。」
「いや、店長、15パック程度なら、続けられますよ。とにかく来週は彼岸入り
ですが、焼肉弁当はやり続けましょう。」
逆に、励まされる店長であった。
先週の日曜日(13日)の会話である。
そして、実施は今日の20日。彼岸の入り。
“夢”の実現とは、そんな他愛も無い会話から生まれるのではないだろうか。
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