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2009年9月 5日 (土)

デビューのさせ方

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、副店長から、こんな質問を受けた。

  「店長、この弁当は量販する商品なんですか。」

 新規開発商品を、どういったスペースで展開しようかと、惣菜チーフと打合せ
 ている時だ。

 精肉で販売している和牛を使用した、「和牛焼肉弁当」の展開に関して、
 副店長が私に聞いてきた。

 私は、即答した。

  「デビューのさせ方の問題だ。」

  「どう、デビューさせるかで、その商品のその後が決まる。ダイナミックにデビュ
  ーさせれば、その後の育成は楽だし、採算にすぐ乗れる。」

  「しかし、定番の上段に1フェースだけのデビューでは、お客様は素通りするだけ
  だ。これでは、失敗は火を見るより明らかだ。」

  「どんな商品でも、デビューは思い切って、スペースを拡大し、試食をつけ、
  POPをつけ、店内放送をし、とことん売り込まなければ、お客様には理解して
  頂けない。」

  「だから、今回の焼肉弁当のデビューも、徹底してやる。」

 副店長は、納得したようだ。

  旬の商品(果実、野菜、丸魚等)は、否応なく大量に水揚げされたり収穫され
  る為、売場全面を利用して、単品量販する。

   これが、取りも直さず、青果や鮮魚のデビューのさせ方だ。

  しかし、それ以外の部門は、旬が無い、または、弱い。
  いつの間にか、棚割が変更され、隅っこに静かにデビューする。

   これでは、絶対に成功するわけが無い。

  特に、開発過程で山積みされた難題をクリアして、ようやくのデビュー。
  こんな商品ほど、いろいろな人の手を経て、デビューしたのだろう。
  そんな人たちの想いが詰まった新商品。

   そんな意図をお店が理解して、思い切ったデビューをさせないでどうする?。

 しかし、これだけの新商品がつぎつぎと開発される中で、全ては出来ない。

  その選択を本部と店舗で共有出来た時、商品力は一段と光り輝く。

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