私の“部下教育”
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
以前のブログで「教育の絶好の機会」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-cbe7.html
新入社員が「9月1日のキウイの日」を通して、売場つくりの教育に関するブログ。
そして、その後、新入社員の動向はどうか?。
明らかに、目の輝きが違ってきた。
今までであれば、アルバイトかお手伝いさん程度の動きであり、目付きだったが、
あの件以降、明らかに、「目」が、「眼」へ変化し、輝いてきた。
いわゆる、眼光が出てきた(鋭くは無いが)。
仕事の仕方を、キウイの日という現実のイベントを眼の前にして、更には、
昨比200%で推移し、店長が予定数量の倍の追加を、何の戸惑いも無く
速攻で本部バイヤーに連絡し、午後一で配送され、そこから矢継ぎ早に
この数量を売切る売場を考えさせられ、なんとか実現し、売り切った経験
は、本人たちにとっても、仕事の醍醐味を味わわずには無かったろう。
いいままでは、教育という名の「ぬるま湯」に浸かっていたとしか、本人たちにも
思えなかっただろう。
売場計画、数量計画、事前売場準備までは、ゆっくりした時を経て、
いざ、当日のイベント当日の商品動向と、その動きからの商品追加の判断の
タイミング、商品入荷から、再度売場つくり、ピーク時のレイアウト変更、そして、
ピーク後の売切りの売場から、元売場への収納。
こんな臨場感は、今までの仕事には無かったハズだ。
“これが仕事なんだ。一瞬一瞬が全てなんだ、真剣勝負なんだ”
仕事の本質を体験できた瞬間だったと思う。
彼らに、何回か聞いた事がある。
「今日は、何を創意工夫して、仕事をした?。そして、何を学んだ?」。
なかなか出てこなかった私とのキャッチボールも、ようやく2~3回はやりとり
出来るレベルになってきた。
このような会話で、どれだけキャッチボールが続かで、その人間の仕事へ取り組
む姿勢が見えるのだ。
そして、それは新入社員だけではなく、3年目までの社員全てに言える事だ。
入社二年目で、私と対等に売場運営に関してキャッチボールを繰り返す社員
もいれば、会話が続かない社員もいる。
それは、そういう目線、視線で仕事をしているかどうかの鏡でもある。
仕事に取り組む、姿勢でもある。
仕事に、課題を持ち、目標を持ち、仮説を立て、日々検証しているか、どうかだ。
そして、店長が、そのような目線、姿勢で会話を投げかけているか、と言う事だ。
そういう会話は、逆に私に学びの場を与えてくれるし、
そのような相手には、素直に感謝するようにしている。
そして、そのやり取りから、部下も次の仮説へ大きく飛躍してくれていると
考える。それが、検証を経て、結果として残っていくのだろう。
「仮説」「検証」という、考え方が共通語になっている企業は、
どんどん進化していくし、コミュニケーションの手段としても、
世代を超えて、情報を共有してける最高の情報共有ツールなのだろう。
そのような社内のソフト面が整備されているから、データを中心とする
情報システムの導入が、大いに効果を発揮するのではないだろうか。
追伸
リンク仲間の「JIN」http://blogs.yahoo.co.jp/maruichi5810さんへ、
上記内容を踏まえて、効果的な情報システムを構築してくださいね。
それと、臨時休業が長すぎます。みんな忘れてしまいますよ。
ブログ再開待ってます。
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