SONGS 矢沢永吉から
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日の「SONGS」は、矢沢永吉だった。
相変わらず、永ちゃん節は健在。
本当に還暦を迎えたのか?。
ますます、アクが強くなっていくようだ。
しかし、そのアクも、しわの深さのように、深みが出てきた。
若者との対談でも、人間の深みが違うなぁ~と思った。
そして、若者を気遣う心配りも流石だ。
収録では、おそらく一人一人との会話を楽しんだのだろうが、
放映では、一部とのやり取りだけが放送されたが、
一つ一つの会話というか、コンサルテーションというか、若者への返しに
感動した。
どんな質問にも丁寧に返答し、心に響く言葉を、返していた。
還暦を迎えた彼だからこそ、実現できた若者とのやり取り。
人生を重ねる中で培われた、人間の本質が言葉になって返ってきた。
私が、矢沢永吉を聴くようになったのは、大学一年の頃。
ボート部の仲間から勧められて、聴き始めた。
そして、その頃発売された彼のアルバム
「P.M.9」
このアルバムに収録される詩すべてに感動した。
大学生の頃の心の葛藤が、この歌声から癒された。
そして、その後に発売されたアルバム
「E`」
当時、ボート部の合宿で、つらい日々を送っていた私の清涼剤として、
心の安らぎと、次への活力を与えてくれた。
そして、私が所有するアルバムは、この二枚だけ。
その後、なぜか、矢沢永吉の歌声は、私の心に響かなくなった。
私の求めるものと、彼の訴えるものがすれ違うようになったのだろう。
それは、人によってさまざまに交差するものだと思う。
だから、矢沢永吉の魅力は人それぞれ違うのだろう。
しかし、それでも、あのアルバム二枚は、
私にとって永遠の矢沢永吉だ。
その、矢沢永吉が、若者との対談で露出した、彼の人間性。
彼は、何も変わっていなかった。
人間の根本は、何も変わっていなかった。
変わったのは、人生を重ねるごとの「表現力」。
彼が、若者との対談で言っていた言葉の中で、印象に残った言葉。
「人間だから、弱さもある。人や社会に責任を押し付けたい時もある、
でも、最後に自分の人生の責任は、自分で取る。そこなんだよね。」
「人生に対する考え方は、いろいろ変わってきた、しかし、変わらぬもの
ものもある、それは、真面目さじゃないですか。それは変えちゃだめだ。
音楽にたいするひたむきな真面目さ、素直さは変わらなかった。」
重い一言一言。
そして、私が今回のSONGSで一番泣いた曲。
「チャイナタウン」
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