山形の旅
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、山形MRを記した。
同時に、山形の蔵王温泉へと足を運んだ。
山形には、以前2年弱ほど住んでいた。
そしてわたしは、この地で、食文化とはどういう事なのか?、という事を学んだ。
かってから、いろいろな地へ人事異動により移り住んだが、その地その地で
土地柄のメニューがあり、食材があるのはわかっていたが、この地に住んで
初めて、食文化とは気候に大きく左右されるものだ、と言う事を知った。
気候があり、それに応じて植物や環境が適正に生きていく。
そして、そこで育った食材を食する事が、
そこで活きていく人々には、なによりの健康維持なのだということ。
そして、その季節に成った食材で、その季節を、人間がよりよく生きていく。
それを極めていくことが、「食文化」であること。
夏場に食べる「だし」が、どれだけ体を浄化してくれるか。
梅雨時に飲む梅ジュースが、どれだけ体に活力を与えてくれるか。
秋口に食べる「いも煮」が、どれだけ味覚の秋を満足させるか。
冬場に食べる「寒鱈汁」が、どれだけ体を芯から温めてくれるか。
ここの地場メニューは、全てその季節を生き抜く人間の健康食だ。
山形の「だし」は、山形のその時期に食べるから美味しいのだ。
食文化。
ようやく、この地で、その意味を理解した。
スーパーマーケットの従業員として、20余年たって、ようやく理解できた。
食文化とは、厳しい生活環境になるほど、個性の強い食文化が生まれる。
山形、米沢、会津の雪国になるほどそうであろうし、更に厳しい地域では
なおさらだ。
そして、それをお互いに共有し、共に生きていく地域柄が生まれる。
そんな事を思い出しながら、蔵王温泉の「大露天風呂」に入ってきた。
蔵王温泉は、知っている方も多いと思うが、成分が強く、皮膚がひりひりして
しまうが、体の芯から温まり、本当に疲れが吹き飛んだ。
そして、蔵王スキー場。
私が、一番愛する、スキー場だ。
各スキー場間のアクセスの悪さが指摘もされるが、このお蔭で、私は、スケー
ティングなる技術を覚える事が出来た。
更に、このスキー場の魅力は、ノンストップで絶対に降りる事の出来ない超ロン
グコースから、プライベートゲレンデのような閑静なコースまであらゆるシチュエ
ーションを有しており、3日間は飽きずにじっくり滑れる雄大さが特徴だ。
私が一押しのコースは、快晴の朝に地蔵山頂駅から下りるザンゲ坂だ。
以外に狭く短いが、眼下の山形市街を眺めながら、スピードの増す中斜面を
豪快に飛ばせるコースだ。
機会があれば、是非、どうぞ。
PS
山形の旅の写真を載せました。どうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yamagatanotabi/
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