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2009年8月15日 (土)

個人の実力とは?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「個人の実力」 と 「個人の能力」 とは別物だ。

 個人的な能力に優れた人間は、山ほどいる。
 しかし、強い組織力を駆使し、実績を振り絞る人間は少ない。

  組織を率いる力も、個人の能力とすれば、
  個人の実力とは、実にさまざまな要素が織りなす万華鏡のようなものだ。

 我々企業人が、実力と言えば、組織力、店舗力、現場力の事だ。
 
  いくら能力の高い個人が集まったところで、
  その能力通りの力が発揮されて初めて、能力は証明される。

  その能力は、あくまでも、能力を有する本人が発揮する、と言う事だ。
  能力を有する本人が、能力を発揮する「意志」が無ければ、宝の持ち腐れだ。

  その「意志」は、どこから創造されるのか?。

   そこから先は、人間の本質に関わる問題だ。
   どろどろとした、得体の知れない、人間本来の泥沼の世界に
   足を踏み入れる勇気を持たねば、見えてこない世界だ。

  人に「意志」を持たせる、「力」。
  
   これこそが、個人の実力、だと私は思う。

  人の意志ほど、崇高で、尊いものは無い。
  全ては、そこから始まり、そこで終わる。

   自家発電が出来る人間は、どんな状況でも「意志」をコントロール出来る。
   しかし、たいていの人間は、弱い存在だ。

  弱いが故に、他人にすがりたがる。
  日本人なら、尚更だ。

   だから、日本という風土の中で、
   人の「意志」を揺り動かせる人間が、必要とされているのだろう。

  そして、この日本という風土の中では、そんなリーダーが
  実力のあるリーダーとして君臨していけるのだと思う。

   

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