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2009年8月 7日 (金)

矢板エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


投稿500回を越してくると、不思議な現象が起きてくるものだ。
 
 最近は、こんな記事を載せてくれ、というわがままな読者の方(失礼)がいて、
 今回はそのリクエストに答えるかたちになってしまった。

 栃木県北部、いわゆる宇都宮から北のエリアの店舗状況を知りたいと言う。
 栃木北部エリアは、以前にも「MD社」の出店に応じてMR記事を載せたが、
 いろいろ知りたいと言う。

 このエリアは、人口減の競合増という基本構造が厳しい地域である。
 更に、今後は圧倒的な価格政策で押してくる「T社」の出店も控えており、
 今後の店舗戦略では、厳しい企業が多いと聞く。

 今回は、氏家の北部に位置する「矢板エリア」をMRした。

まずは、「B社」。

 EDLPは圧倒的に安い。
 なんと言ったって、毎日冷食半額だ。
 豆腐だって、毎日58円。納豆68円の世界。

 そして、当然その反動が低人件費という形で押し寄せ、結果として生鮮にも
 反映されている。
 それは、生鮮の品揃え、開店品揃え、調理技術、陳列技術などだ。
 売場を考える人のコストまで削減してしまったのか、それともそんな事は
 関係無いという事なのか。考えられた売場とは言えない。

 お客様の生活を豊かにする手段を価格でしか捉えていない店舗とは、
 実に寂しい売場になってしまうということを、先駆けて教えてくれている
 企業と言える。

そして、「Y社」。

 前述の「B社」とは、まったく逆の手法でSMを極めようとしている企業だ。
 価格に追随しない、ポイントカードに追随しない、GMSに追随しない。

 品揃えと販売技術とサービスというSM本来の技術の磨き込みでSMを
 極めようとする企業。

 そして、個店経営を標榜し、店舗運営能力を極め、店長のリーダーシップの
 下、パートさん一人一人にまで、商売魂を植え付けようとする企業体質。

 しかし、この店舗の本日の売場状況は、雑だった。
 こんな日もあるのだろう。店舗幹部の目線の問題と思われる。

最後は「D社」。

 黒磯では、あの「MD社」と真っ向から対抗している企業だ。
 しかし、矢板の店舗はその緊張感が見られなかった。

 「B社」、「Y社」に挟まれ、それこそ地域SMの真価の問われる状況の中で、
 リージョナルスーパーの手の届かぬかゆみをついた店舗運営が必須だ。

 中小スーパーの最大のメリットは、駐車場から買い場まで近いということ、
 更には、絞られた品揃えで選びやすい等、中小スーパーだけが実現出来る
 小回りはたくさんある。

 そのメリットを最大限に活かしていけば、この両店に挟まれ、更に地域中小
 SMだけが実現出来る店舗運営を地域のお客様に合わせて小回りを活かし
 て実現し、このリージョナル2店のかゆみに手をとどかせてほしいものだ。

PS
 矢板エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yaitaeriamr/

 
 
 

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コメント

大塚恵一さん、コメントありがとうございます。
30年やり続けて、なぜ辞める。
精肉一筋の、自負はないのか。
厳しい言葉ですみませんが、私の率直な考えです。
お客様は、あなたのような、その道一筋の技術者の商品を待ってるのではないですか?。
売場に出て、一番美味しい商品を選別してお客様に差し出したら、みんな寄ってくると思いますよ。
また、コメントください。

投稿: てっちゃん | 2009年8月 7日 (金) 23時06分

精肉一筋、30年たちました。辞めるべきか、又、ど根性で、やったるか、わからない、現在、47才です。

投稿: 大塚恵一 | 2009年8月 7日 (金) 22時06分

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