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2009年8月 9日 (日)

手書きPOP

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


商品をいかにPRするか。

 バイヤーが意図を持って開発し、差別化の為の切り札として投入された商品。

  しかし、お店の定番の中で、眠っている切り札のなんと多い事か。

 生産者(メーカー) - バイヤー - 店舗担当者

  上記流れが、連動していないからだ。

 この流れをプロデュースし、コーディネート出来るのは、バイヤーだけだ。
 もしくは、バイヤーの意図を理解し、その商品に惚れこんだ店舗担当者。

  そして、かってのブログで「商品に惚れる、ということ」を記した。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-c173.html

 商品開発の意図を理解し、その機能、品質、味を現場が認めた場合、
 その商品を売り込もうとするパワーは倍増する。
 
  物を生産し、買い付け、店舗で販売する。

 生産者、バイヤーの意図と、その商品の価値を店舗で認めなければ、
 その商品が陽の目を見る事は、絶対に無い。

 だから、チェーンストアとして、一人のバイヤーが意図を持って投入した商品が
 店舗で理解され、意図を持ってお客様に提案されていないという事は、、チェー
 ンストアとして、機能していないという事でもある。

  それは、コミュニケーション技術の問題でもあり、本部とバイヤーの信頼関係
  の問題でもあり、それらを含めた企業体質の問題でもある。

 私は、そんなバイヤーの意図を理解し、納得した商品に関しては、3点セットで
 売り込みを図っている。

  3点セット ~ スペース、媒体、試食

 特に、媒体は本部指定の媒体は当然としながら、いかに10メートル先から
 認知出来るか?を視点にいれている。

  そう、10メートル先から、勝負が始まっているのだ。
  1日に3000人、4000人が来店されるという事は、
  来店客数の何割の人が、まずはこの商品を見てくれるか?、が大きい。

 まずは、近寄ってもらって、見てもらう事。

 そして、意図を理解してもらう事。

  何故、我々商売のプロがお客様に推奨するのか?。
  味なのか、鮮度なのか、便利なのか、お買い得なのか、
  それには、自ら体験すると言う事が大切。
  
  食べてみて、使ってみて、体験してみて、「これは、いいっ!。」と感じなけれ
  ば、その能書きは、絶対に伝わらない。

 最後は、お客様にも体験していただく事だ。

  能書きどおりだ、と体験していただければ、2割の人は買っていってくれる。
 
 そうやって、打ち出し商品の「参加率」が決まっていく。
 精度の高い3点セットを習得していけば、参加率は更に高まっていく。

  私は、ちなみに、私の汚い手書きPOPを多用している。

 なぜか?

  従業員に依頼されるからだ。
  私の、汚い手書きPOPが売れるのだと言う。

 商品自体に力を有する商品は、何もしなくても、どこでも売れる。
 しかし、そんな商品は何品も無いし、他店ではもっと安く売っている。

  大切なのは、汚い手書きでもいいから、「伝わる」と言う事だ。
  その商品に秘められた「生産者の想い」「バイヤーの想い」を伝える事。

  お客様は、その想いをドライアイスのように、冷えたまま溶けないうちに、
  家庭の食卓に持ち込み、大切な人々へ届けようとする。

  その大切な人々に、生産者の想いが伝わった時に、我々小売業に対して
  感謝するのである。

PS
 矢板エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yaitaeriamr/

 
 
 



 

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コメント

かおるさん、コメントありがとうございます。
POPとは、分身。その通りだと思います。
バイヤーが作成した分身以上に、売場担当者の想いが強ければ、そのPOPが分身としてお客様に強くアピールするだろうし、それが無ければ、バイヤー作成のPOPが分身として存在するだろうし。
バイヤーにとってのお客様は店舗担当者。
彼らに感動を与えられなければ、開発商品は所詮バイヤーの自己満足に過ぎないし、店舗で感動すれば、それはバイヤーの手を離れて独り歩きしていく、と言う事なのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2009年8月11日 (火) 05時54分

かおるです。
バイヤー時代に開発した商品には必ずPOPを作成添付して送っていました。
自分にとってPOPとは自分の代わりに売場に立って語ってくれるいわば「分身」でした。しかしこの「分身」が売場につけられていないことが多いのです。担当者を怒鳴ったことも何度もあります。今にして思えば私の思いが担当者に伝わっていなかったこと、私のPOPがお客様を立ち止まらせる力がないことを直感で担当者が察知していたこと、それだけだったのでしょう。今は店舗担当者に自分のつけたいPOPを競作で作ってもらってよいものは水平展開するようにしています。

投稿: かおる | 2009年8月11日 (火) 01時18分

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