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2009年8月

2009年8月31日 (月)

競合店長の異動

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、サービスカウンターから、私を呼ぶアナウンスがあった。

 アナウンスの中に、ある隠語が無かった為、クレームでは無さそうだ。
 ゆっくりと近づいてみると、昨年出店した競合の店長だ。

 私
  「あら、どうしたのこんな時間に?。」
  夜も8時を回っており、通常こんな時間にには来ないものだ。

 競合店長
  「実は私、異動なんです。」

 私は、言葉が出なかった。
 
  “えっ、もう異動かよ?”
  “それは、やり逃げ、だろう!”
  “次は、どこだ?”

 わたしの頭も、思惑が交錯し、いつものキャッチボールが出来なかった。

 私
  「随分、早いね。」

 競合店長
  「そうなんです。今日言われました。」

  “その早さもあるが、開店してまだ1年だろう”

 私の先入観として、新店の店長は、最低2年は基礎固め、と思い込んでいた。
 開店して1年では、1年間苦しんで地域の暮らしを掴んできた経験が逆戻りだ。

 それでも、敢えて異動させるのだから、よほど引く手数多なのだろう。

  しかし、わたしにとっては、残念な事だ。
  競合店長とはいえ、新店開店まえからの付き合いだ。
  それは、以前のブログ「競合店 私の流儀」でも記した。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_afd3.html

 そんな店長だから、1年以上の付き合いにもなるし、懇親会等も数回に及ぶ。
 彼から学んだ事も数多く、イベント対応力も高かった。
 
  とはいっても、迎え撃つ店長として容赦もしなかった。

 おそらく、年末に開店する新規店舗への異動なのだろう。
 企業として、そういう役割を担っているようだ。

 そして、競合店との戦いも、新たなステージへと進化していくのだろう。


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2009年8月30日 (日)

お盆反省から下期商戦へ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お盆商戦も終わり、お盆反省、下期予算等から、あっという間の下期。

 いよいよ、秋本番の下期商戦になだれ込み、あっという間に“年末”だ。
 そして、予算組みから、その数値達成への具体的取り組み計画を立案し、
 9月スタートを、ダッシュで駆け抜けていったお店ほど、状況が良いだろう。

 私なりに、今回のお盆という上半期の総決算としての、お客様の評価から感じ
 た事がある。

  相手より、先手必勝で取り組まないと、半歩の遅れが致命傷になる、と言う事。
  中途半端な取り組み、打ち出しでは伝わらない。徹底してやる、と言う事。
  小イベントの積み重ねが大イベントへの布石。
  だから、小イベントを大切にしなければならない、と言う事。

 いままで以上に、売場展開に「メリハリ」をつける、と言う事だ。
 
  “今までも、そうやってきたではないか?”

 まだまだ、甘かった、と言う事だ。

  ここまでやるか!、という売場つくりでないと、伝わらない。
  それは、いろいろな情報や、小売に関する報道番組でも明らかだ。

  これは、売場作りだけの問題ではない。
  全ての行動、リーダーとしての行動全てにおいて、言える事。  

 その為に、一番大切な事。

  「意志を持って仮説を立て、実行し、必ず成功させる」という、“強い意志”。

 これが、全てだと思われる。

 仮説を立てる事の大切さ。

  いろいろな情報をもとに、自分なりに仮説を立てたら、
  それを信じ、強い意志を持って取り組んだものだけが、成功するという法則。

 それは、組織において、人生において、変わらぬ法則なのだろう。
 それを、今回のイベントという機会において、またもや思い知らされたと言う事だ。

  そして、何にどんな意志を持って取り組もうとしているのか?。
  それは、以前のブログ「ステージを変える」で記した。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-72bd.html

 野菜の取り組みから、果実へ
 丸魚の取り組みから、刺身へ
 弁当の取り組みから、寿司へ
 新たな取り組みとして、ベーカリーへ

  全ては、商圏の広がりへ向けて、だ。

 この一年、競合対策として、1k商圏の足固めを貪欲に実施してきた。
 これからは、2k商圏まで取り込むための、戦略と具体策だ。

 早速、今週はその手ごたえを感じ取る週となった。

  “先手必勝”
 
 いつの時代でも、商売とは、このことに尽きるのだと思う。

   

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2009年8月29日 (土)

トップの言葉

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の店長会。

 久しぶりに、トップからの“激”が飛んだ。

  激と言っても、現状の数値に対する不満を並べ立てるだけの激では無い。

 魂が揺さぶられる、とはこの事を言うのだろう。
 そんな“激”だった。

  現状の企業の業績を共有し、どう現場が意欲的に、自ら組織を率先して
  取り組むか。

  そして、最終の結果まで含めて変える、という意欲と姿勢をもってほしい。

 そんな、激だった。

 30分ほどの“激”の中で、私の心をとらえた“言葉”があった。

  「みんなには、一流の店長になってほしいんだよ。でも、一流の店長には
  そう簡単にはなれねぇ~んだよ。なんでもそうだが、一流になると言う事は、
  一流の努力が必要なんだ。そして、時には一流の苦しみも味わうんだ。
  そうやって、みんな一流になっていくんだ。それだけ大変な苦労を克服して
  初めて、一流になれるんだ。そんな簡単なことじゃぁ~ねぇ~んだ。」

  「うちも苦しい。でも、他はもっと苦しいんだ。逆に言うと、この苦境はうちに
  とっては、絶好のチャンスなんだ。千載一隅のチャンスなんだ。舞い込んで
  きたこのチャンスを逃すわけにはいかねぇだろう~よ。なあぁみんな、こんな
  チャンスは、めったにねぇ~んだ。絶対にものにすんだぞ。」

 “一流になるには、一流の努力と一流の苦しみを味わうということ”
 “自分も苦しいということは、相手はもっと苦しい。これはチャンスだ”

  すごい事を、言うなぁ~。

  でも、確かにそうだよなぁ~。
  柔道の、絞めの応酬のようなものだ。

  自分も苦しいが、相手はもっと苦しい。
  
   “手を抜いたら負ける”
 
  そう思って、更に絞め込んだら、相手が落ちていた。

 そこまで、やる、と言う事だ。

 いろいろな話があり、厳しい口調で厳しい内容だったが、情に訴え、
 人の魂を揺さぶり、火をつけるような内容だった。

  「よし、一流の苦しみを味わってみるか!。」

 そう、腹を括った時間だった。


  

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2009年8月28日 (金)

「器」と「場」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、ある読者の方からコメントを頂いた。

 「最近のてっちゃんの記事は、学者のようだね。」

  「 ん~~っむ。」

 返す言葉が無かった。
 最近、現場の生臭さが無くなってきたなぁ~、とは、思っていた。
 
  「だんだん、現場の感度が薄れてきているのかなぁ~。」
  それを、率直にストレートに良い当たられた。

 そんな言葉を投げてくれる「仲間」の存在もありがたい存在だ。
 そして、そう思いつつ、今日の記事も、前にも増して、学者肌の内容だ。

今日は、人間の「器」について。

 よく、「器」が大きい、とか「器」が小さいとか言われる。

  「器」って、なんだ?。

 「器」とは、その人間の “懐の深さ” だ。
 現実を受け入れる事の出来る許容範囲の広さ、深さ。

  「器」が、大きい事は、良い事なのか?。

 「器」が、現状認識能力とすれば、
 その素直な現状認識能力が無ければ、本質的な課題改善は出来ない。
 
  そういう意味では、「器」の大きさとは、問題解決能力と同義語だ。

 「器」とは、どうしたら、大きくなるのか?、大きくできるのか?。

  自分の「器」以上の「場」に身を委ねることから、全てがはじまる。

 「場」とは?。

  究極の意味では、「試練の場」だ。
  自分の「器」以上の、試練の「場」に身を委ねること。

 このような「場」で磨かれれば、否応なく「器」は大きくなる。

  「なぁ~んだ、簡単じゃぁ~ねぇ~か。」

 そう言うなら、そういう場へ飛び込むがいい。
 
  人は誰でも自分が可愛いもの。
  可愛い自分を、敢えて試練の「場」へと身を委ねられるか?。
  
  もしかしたら、そのまま潰されてしまうかも?。
  更には、再起不能に陥ってしまうかも?。

  そんな匂いがプンプンする危険な領域へ、自らを委ねられるか?。
  そんな匂いに、人間は、どこかでセーブして、自らを守ってしまうもの。

 しかし、一度地獄を見た者は言う。

  「地獄も、そんなに悪くはない。人間、そんなに弱くはない。」
  ほとんどの人間は、そんな中から、必ず這い上がってくるもの。

 なぜか?。

  人間とは、そう出来ているものだから、だ。
  自ら投じた領域では、人間は強くなれる。

  逆に、不意に陥った領域では、弱い存在。
  だから、自らの意志で自らを窮地に追い込む事が、大切だ。

 そうやって、自らの「器」を大きく広げていくことが大切だ。

  また、9ちゃんから、「学者のようだね」、と言われようが、
  これだけは、読者の方に伝えたかった。

 「器」と「場」。
  
  自分の「器」は、どうなのだろう?。
  窮地に身を投じる姿は、部下には、どう映っているのだろう?。

  その後ろ姿から、彼らは、何を学んでいるのだろう?。

 それが、私の、教育だ。

PS
 山形市内エリアMRの写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yamagatasinaimr/



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2009年8月27日 (木)

御殿場ビール園ツアー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「御殿場ビール園飲み放題食べ放題ツアー」なるものに参加した。

 ビール好きの男(女)なら、そそられる名目だ。
 女房と二人のバスツアー。

  予想はしていたが、バスの中は、旅行が楽しみの60代~70代のおばちゃん
  連中でごったがえしていた。

  ガイドに案内され、バスの中ほどに座ると、おばちゃん連中の歓声と匂いで
  卒倒しそうになった。

 女房が言う。
  「予想通りね。」

 私は思った。
  “お前も、五十歩百歩だろう”

 大渋滞の首都高を抜けても、意外と東名も混んでいた。
 海老名サービスエリア付近も、渋滞だった。
 ここで、休憩をとり、再度スタート。

 天候は今一つだったが、富士山に近づくにつれ、うっさらと霞みがかった富士山
 が姿を現した。

  “やはり、富士には、威圧感があるなぁ~。”
 
 左右均等の斜面なのだが、稜線がそそり立つように頂上に向かう、鋭さがある。
 しかし、実際に富士の姿を見たのは、これが最後だった。
 近づくにつれ、霞みから本格的な雲に覆われ、稜線すら見せなかった。

  *よって、アルバムの写真は、この日は貴重な一枚です。

 いよいよ御殿場。

  降りると、流石に高原だ。

 涼しさが違う。標高がかなり高いのだろう。気温24度前後だった。

 そして、メインイベントの「ビール飲み放題食べ放題」。

  ビールは「ピルス」やら、「バァイツェン」やら難しい名前が付いていたが、
  とりあえず、無ろ過のビールを手に、女房が持ってきたつまみで乾杯だ。

 一杯目。

  “やっぱり、うまい”

 率直な感想。

  “雑味” “苦味” が無い。

  ほんのり甘みとキメの細かい泡。
  しかし、無ろ過だからだろうか、酔いも早かった。

 そんなこんなで、約一時間ちょいで、この場を後にした。

  “それは、早すぎまっせ!”

 しかし、それが予定だ。
 最後は、悪酔いしそうなほど、胃袋に「無ろ過」を詰め込んで、バスに乗った。

 更に、箱根の関と、芦ノ湖でのお買い物と遊覧船ツアー(希望者のみ)。
 
  こんなに濃霧の芦ノ湖も珍しいらしい。

 ここでは、寄木細工が有名だ。

  次は、柿田川湧水園 

  当店でもここの天然水は販売しているが、いまいちパットした動きは無い。
 

 しかし、湧水群は綺麗な流れだった。湧き出たばかりの天然水は、本当に
 美味しく、本当に綺麗だった。

 更に、途中で、沼津の魚センターと、小田原のかまぼこの里でお買いもの。
 盛りだくさんの内容で北関東着は21時を回っていた。



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2009年8月26日 (水)

山形の旅

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、山形MRを記した。

 同時に、山形の蔵王温泉へと足を運んだ。
 
  山形には、以前2年弱ほど住んでいた。

 そしてわたしは、この地で、食文化とはどういう事なのか?、という事を学んだ。
 かってから、いろいろな地へ人事異動により移り住んだが、その地その地で
 土地柄のメニューがあり、食材があるのはわかっていたが、この地に住んで
 初めて、食文化とは気候に大きく左右されるものだ、と言う事を知った。

  気候があり、それに応じて植物や環境が適正に生きていく。
  そして、そこで育った食材を食する事が、
  そこで活きていく人々には、なによりの健康維持なのだということ。
 
  そして、その季節に成った食材で、その季節を、人間がよりよく生きていく。

  それを極めていくことが、「食文化」であること。

 夏場に食べる「だし」が、どれだけ体を浄化してくれるか。
 梅雨時に飲む梅ジュースが、どれだけ体に活力を与えてくれるか。
 秋口に食べる「いも煮」が、どれだけ味覚の秋を満足させるか。
 冬場に食べる「寒鱈汁」が、どれだけ体を芯から温めてくれるか。

  ここの地場メニューは、全てその季節を生き抜く人間の健康食だ。
  山形の「だし」は、山形のその時期に食べるから美味しいのだ。

 食文化。

  ようやく、この地で、その意味を理解した。
  スーパーマーケットの従業員として、20余年たって、ようやく理解できた。
  
  食文化とは、厳しい生活環境になるほど、個性の強い食文化が生まれる。
  山形、米沢、会津の雪国になるほどそうであろうし、更に厳しい地域では
  なおさらだ。

  そして、それをお互いに共有し、共に生きていく地域柄が生まれる。

そんな事を思い出しながら、蔵王温泉の「大露天風呂」に入ってきた。

 蔵王温泉は、知っている方も多いと思うが、成分が強く、皮膚がひりひりして
 しまうが、体の芯から温まり、本当に疲れが吹き飛んだ。

 そして、蔵王スキー場。

  私が、一番愛する、スキー場だ。

 各スキー場間のアクセスの悪さが指摘もされるが、このお蔭で、私は、スケー
 ティングなる技術を覚える事が出来た。

 更に、このスキー場の魅力は、ノンストップで絶対に降りる事の出来ない超ロン
 グコースから、プライベートゲレンデのような閑静なコースまであらゆるシチュエ
 ーションを有しており、3日間は飽きずにじっくり滑れる雄大さが特徴だ。

  私が一押しのコースは、快晴の朝に地蔵山頂駅から下りるザンゲ坂だ。

 以外に狭く短いが、眼下の山形市街を眺めながら、スピードの増す中斜面を
 豪快に飛ばせるコースだ。

 機会があれば、是非、どうぞ。

PS
 山形の旅の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yamagatanotabi/

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2009年8月25日 (火)

「組織」と「個人」が洗われる時代

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


業績の良い時代には見えてこなかった、組織や個人の変化対応能力。

 こんな時代だから、組織や個人は、上から下から変化を求められる。
 それは、自ら変われる能力であり、その結果の業績改善能力だ。

  自ら変わり、組織を変え、変化へ対応し、結果として結果を出す。

 業績の良い時代には、求められない事を、時代が変われば、要求される。
 業績の良い店舗には、求められない事を、業績不振店舗には要求される。

  だから、業績を上げ続ければ、先手先手で仕事をリードできる、という真理と、
  だから、自ら変われなければ、いずれ組織から除外されてしまうという真理。

 先手を打つから、常にお客様からの評価を得て、集客を高めていける。
 集客が高まるから、各部門がこぞってお客様の奪い合いに精を出す。
 結果として、お店全体のストアロイヤリィティーが高まっていく。

  先手は、必勝 なのだ。

 だから、現状に満足は出来ない。
 すぐに、追いつかれてしまう。
 
  先手は、取り続けるから、他の追随を許さない。
  だから、“継続”とは、価値のある行為なのだ。

 先手を打てず、自ら変われず、業績を回復できない悪循環に入り込んだら。

  “姿勢が問われる” 時代なのだ。

 以前のブログ「姿勢が問われる時代」でも記したが、
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-4adc.html
 
  姿勢 の時代だ。

 なんとかして、現状を改善しよう、改革しよう、自ら変わろう。
 自らが持つ「素直」さからくる現状認識を素直にとらえ、
 自ら答えを導かれなければ、素直に他者から学ぶという姿勢。

  そんな姿勢が、素直さであり、自ら変わろうとする態度である。

 わたしは、そのような態度を持ち続け、姿勢を継続していけば、
 変えられないものは何も無い、出来ない事は何も無い、と思っている。

  使い古された言葉 
  
  「継続は力なり」

 この言葉を数千年もの間、磨き込んできた人間の末裔が、我々だ。
 そして、そんな人種だけが、栄えてきた。
 それは、今後もそうだと言う事だ。

  しかし、その姿勢を継続する、ということは、並大抵のことではない。

 “自ら覚悟を決め、腹をくくらねば” 姿勢を継続することは出来ない。
 そんな、強い意志を持ち続けることが出来るかどうかだ。

  自ら、変わる、とは、そういう事なのだと思う。
  そして、それが出来なければ、組織から退場を命じられる時代なのだ。

PS
 山形市内エリアMRの写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yamagatasinaimr/


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2009年8月24日 (月)

山形MR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


久しぶりの山形MR。

 山形北エリアの「嶋地区」が熱い戦いを演じている。
 従来から支持の高い「Y社」と「YZ社」と「J社」の競合状態から、
 新規「Y社」と、新規「O社」の戦いをきっかけに、四つ巴の戦いへ進化していた。

まずは「Y社」ⅰ。

 開店間も無くのMRだったが、青果の陳列技術を見ると、流石の印象。
 更に、これからの山形の風物詩でもある「いも煮会」用の商材も、
 これでもか、という展開である。

  これほどまでに、いも煮会の合同展開をしているお店は初めてだ。
  全社の動向なのか店長の動向なのか?。「ここまでやるか!」の徹底ぶり。

 こういうところが、「Y社」の凄さなのだろう。

次に「J社」。

 かっては「Y社」「YM社」と並んで」この地域での存在価値が高かったのだが、
 現在は、食品に関しては、その役割は終了した、といった感じ。

 売場の手直し、整理整頓は出来ているが、お客様を引き付けるものは何も無い。
 それだけ、地場食品スーパーの進化に押されているという事だろう。

そして、「Y社」ⅱ。

 ①の「Y社」と同企業だが、競合関係までの距離では無い。
 むしろ、次の「O社」と隣同士のような近さだ。
 山形北部の「嶋地区」に昨年出店したお店。

 基本を守りながらも、生鮮の泥臭さをアレンジして魅力を出している。
 入口を入ってすぐの、リヤカーと企画コーナーから圧倒された。

 そして、山形の果実類がローカルに、香りを漂わせて展開されていた。
 ネオマスカットが4房で398円。大玉ソルダム6個398円等地元ならではの
 価格。

 また、いも煮コーナーも、前述の「Y社」同様に、徹底した集合展開。
 そして、秋の飾り付けも、青果中心に徹底している。

 関連に関しても、野菜類の関連も含めて、鮮度感があり、陳列の徹底も含めて
 すきの無い売場だ。

 この辺に、基本を守りながらも、店長主導の個展経営の一端が見られる。
 最近の新店にしては、ローカル色を意図的に打ち出しているお店だ。

更に、「O社」。

 前述の「Y社」ⅱと直接の競合関係にある「O社」。
 隣同士、直線距離にして300メートルも無い。

 かっての「O社」は、青果の価格と精肉ので評判のお店だったが、
 このお店は、同社の総力を結集した最新店舗のようだ。

 鮮度、品質、価格の基本レベルを向上させ、更に、旬の展開力、産直提案、
 産地へのこだわり、大玉へのこだわり、単品量販力、メニュー提案力、
 カラーコントロール等、商品力一辺倒から、販売力へ昇華してきている。
 生鮮3部門の販売力は、前述の「Y社」にも引けを取らない。

  立地的な優位性もあるのか、集客力も、むしろ前述の「Y社」を凌いでいた。
 
 地場スーパーもどんどん進化している。
 以前は、通り越してでも「Y社」や「J社」へ通っていたお客様が、近くて便利な
 地場スーパーで、普段とハレの日の買物が同時に両立する。
 土地を抑えられれば、同等の戦いが出来る時代へ突入していく。

最後に「YZ社」。

 従来から存在する「YZ社」。
 かっては、このエリアが山形最北部だったが、「嶋地区」の開発により、
 どんどん市街地が拡張されている。

 この「YZ社」は、以前はドル箱だった。同社の最強店舗だった。
 そして、嶋地区の「Y社」「O社」の出現により、影響は大きいだろう。
 売場も、この両店に対抗した展開までステージが変化していない。

 こうなると、建物の大きさがネックになってくる。
 来店目的が明確な店舗ほど、競合との戦いは有利だ。

久しぶりに、山形をMRしてみて、どんどん街が拡大し、

 そこに、スーパーどうしの戦いが進化し、ついていけない店舗は
 それがGMSだろうが、リージョナルスーパーだろうが、地場スーパーだろうが、
 脱落していく時代。

 常に進化し、どんな場面でも買いやすく、品揃えの豊富な近くのスーパー。
 明暗が分かれつつある、今回のMRだった。

PS
 山形市内エリアMRの写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yamagatasinaimr/

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2009年8月23日 (日)

果実の美味しさ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、昼食の為店内で買物をしていたら、鮮度落ちのバナナが値下げされていた。

 「この鮮度でこの価格は、お買い得だ!。」
 バナナの表面の皮に、黒い斑点が小さく、いくつも入っていた。
 ついつい、買ってしまった。

  エクアドル産の、当社こだわりのバナナ。
  一袋、通常298円。
  一人で食べるには、結構な量目だ。

  休憩室で食事をしていたが、このバナナ一袋は、私の胃袋には多すぎた。
  
 目の前には、今年入社し、青果に配属された二人の新入社員が休憩していた。
 この二人は、苗字が同じで、私からいつも、「ダブル○○」と呼ばれていた。

  「おい、ダブル○○、こっち来い。」(普段はこんな命令口調ではない、念のた
  め)。

  「このバナナをやるから、味見をしてみろ。」

 二人の新入社員は、

  “こんな腐ったバナナをくれるのかよ” と言った表情だ。

 それはそうだろう。
  表面上の鮮度しか教育されていないからだ。家庭でもそうだろう。
  日付という目安でしか目利きしていない世代だ。そういう時代なのだ。

 私は、言った。
  「この斑点があるだろう?、それが食べごろサインだ。
   今が、一番美味しい食べごろだ。騙されたと思って、食べてみろ。」

 “殺す気か” という表情も、一口食べて変わった。
  「美味しいですね。表面の斑点からは想像できませんでした。」

  バナナの青臭さが消え、本来の香りが漂う美味しさが伝わってくる。

 私は、言った。
  「表面上の状態と、現実の味はこんなに違う。」
  「果実とはそういう食材だ。だから現実に食べてみよ。舌で覚えろ。」

  そういう私も、そんな事を言いながら、一番美味しいタイミングを
  もっと、お客様に分かってもらえないか?。

  バナナの食べごろコーナーを作って、提案出来ないか?。

 そんな発想で、果実を売り込めないか?。

  部下に商品の目利きを伝える。
  その行為から、またヒントが生まれた。

 あとは、やるか、やらないか。
 
  それだけの事だ。

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2009年8月22日 (土)

ステージを変える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで「下期予算」を記した。

 その数値達成の為に、下期で具体的に何をするのか?。
 それが、大切だ。
 
 それが的を得ていて、組織として「意志」を入れて実行、継続されて結果が残る。
 予算という数値計画とは、同時に、具体的な実行計画が必ず伴うと言う事。

  いや、伴わなければ、仕事とは言えない。

 だから、毎年、頭を悩ます。
 
  それは、本当に、競合に差別化できるのか?。
  今の現状の組織で、実現可能なのか?。
  だからと言って、やれる事だけ並べて、組織や店舗が成長するのか?。
  と、言っても、不可能を並べて、モチベーションが上がるのか?。

 いろいろな、「組織の力学」 を考えてしまう。

  そして、導き出された結論。
   
  「いま、ステージを変えなくて、いつ変えるのか?。」

 ステージを変える。
 パラダイムを変える、と言う事。

  だんだん難しくなっていくが、要は、見る視点を変える、と言う事だ。
  上期予算の段階では、競合出店で破損した部分の、ほころびを繕っていた。
  だから、どうしても、昨年との比較の中で、修繕がメインだった。

  下期予算では、ほころびに更に厚手の布をかぶせる部分と、
  ほころびの繕いをやめる部分を作ると言う事だ。
  昨年の発想ではなく、未来への発想へ切り替える。
  そして、新たなお客様の創造と取り込み。

 足元を固めなくてどうする!。

  そんな言葉も聞かれそうだが、それは当り前。
  いつまでもそれを言っていれば、進歩は無い。
  同時に、どう展開させるか、だ。

 それを、下期は「先手必勝」で掴んでいく。
 だから、部門から見れば、高い要求になっている。
 
  しかし、このタイミングを逸すれば、二度とチャンスは無い。

 なぜか?。

  この業績と見通し、そして現存の戦力は、このタイミングしか存在しないから。
  いま、やれるときに、やるべき事をする。

   挑戦をする、と言う事だ。

  特に、「果実」「刺身」「牛肉」「生寿司」「インストアベーカリー」での挑戦。
  下期は、ここに特化する。

  そして、お客さまには、どんどん「豊かな生活」を実現していただく。
  その為の、存在として評価を頂くお店つくりをしていく。

   このお店で無ければ、実現出来ない存在価値。
   普段の暮らしを維持しつつ、上記分野を10%から、30%へ拡大させる。

  そんな意識で、取り組もうとする、下期計画。
  いまが、一番、「ワクワク、ドキドキ。」の時期かもしれない。

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2009年8月21日 (金)

下期の予算

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お盆が終わって、息つく間もなく、下期予算の作成だ。

 年頭に年間予算の作成ではなく、当社は半期ごとの予算作成。
 だから、精度の高い予算が作成される?、ハズだ。

 そして、お盆商戦という、上期のお客様の総決算後の予算組みでもあり、
 お盆の業績が直近の業績と考えれば、その数値が大いに予算に反映される。

 思えば半年前、上期予算組みを、ブログ「強さとは。」で記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-8070.html

 そして、この記事でのコメントをきっかけとして、
 「KOZO」さんとも交流が深まった。

 あの、半年前の心境と、現在の心境。
 
  大きく変化した。

 それは、現状の業績もあるし、
 それを踏まえての、下期へ向かう気持ちの高鳴りにもある。

 そして、昨年割れで臨む予算へ向けての、日々の商売と
 昨年にいくら上積みして、伸ばしていくか、という意欲の差。

  「挑戦する気持ち」 と、「守る気持ち」。

 仕事にも、人生にも、攻めるべき時と守るべき時は、ある。
 しかし、人間とは弱い存在でもある。

  一人になると、どうしても自分の弱さが出てしまう。
  それを補ってくれるのが、組織の強みだ。

 そんな時に、半年前のブログを記し、いろいろなコメントを頂いた。
 自らの「心の強さ」にも触れた。
 自らの予算に、納得したかったからだ。

  そして、上期は、組織に助けられた。
  自分の上司、部下に大いに助けられたと思っている。

 それが、競合出店から一年が周り、結果につながった。

  そして、今。

 “火” のついた心は、止めようもない。

  先手必勝で、どんどん進化しようとする“心”がある。
  
   こんな時の人間は、強い。
 
   そして、同時に、もろい。
 
  こんな時ほど、現状の組織の力、自分の力を認識する必要もあるのだろう。
  そして、その現状認識から、大胆な進化の法則を利用して、
  先手必勝を推進していくことが大切なのだろう。

 思えば、こんな気持ちは、競合一周年前から持っていたような気がする。
 
  業績に結び付かずとも、今来てくれているお客様を満足させていく。
  そして、いずれこの取り組みが、結果として花開く時が、必ず、来る。

 それは、山梨MRから帰ってきた時から、心にくすぶっていた。
 山梨のお店を見て、感動し、自分の不甲斐無さに、心が洗われた時からだ。

  ブログ「山梨MR」
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-ef4f.html

  人は、人によって育てられるもの。
  人は、人から刺激を受け、成長するもの。
  それは、技術的な事ではなく、その人の「姿勢」からである。

 そういう意味では、私には、半年に一度、
 心を洗ってくれる出会いが必要なのかも知れない。

  9月に、そんな出会いを求めてみたい。

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2009年8月20日 (木)

秋へ向けて

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


長い長い、涼味~真夏の夏型商材が、お盆を持ってピークを迎えた。

 そして季節は、節分・恵方巻でピークを迎える「冬型商材」へシフトしていく。

 売場変更は、精肉が9月よりホットメニューのプロパー売場が立ち上がり、
 順次、食品、デイリー、鮮魚とホットメニューの提案へなだれ込んでいく。

 お盆後早々に、精肉チーフが私に言った。

  「店長、8月末日に、売場変更して、鍋材のコーナー化をします。」
  「同時に、鍋用のスープとか比内鳥スープとかが登録されます。」

 毎年の事だが、精肉のスープ類は食品のスープよりも人気が高いため、
 青果、鮮魚にも関連で大陳するのだ。
 比内鳥スープや、きりたんぽも青果プロパーへ関連で陳列している。
 
  日頃からの「あ、うん」の呼吸での会話だった。

 そこに居合わせた、鮮魚チーフが言った。

  「なんでうち(鮮魚)だけ、鍋物のコーナー化が遅いんですかね?。」

   “感度の高い男だ” そう思った。

  精肉で動いて、なんで鮮魚では動かないのか?。
  純粋な疑問だ。

  「どうしてだと、思う?。」
  鮮魚チーフは考えていたが、答えは出てこなかった。

  「鮮魚だけは、鍋材が出てこないだろう。」  
  鮮魚チーフは、納得した表情を浮かべた。

  「なるほど、確かにそうですね。それは無理だ。」

  私は言った。
  「しかし、店長として、鍋関連の売場は作っていく。」
  「鮮魚に、鍋材は無くても、調味料その他、コーナー化はいくらでも出来る。」

 素材が出そろってから、そのコーナーを本格的に作るのでは、遅い。
 調味料や練り物、その他精肉、野菜など、年間商材は多い。

 極端な話、鮮魚以外は、真夏でも「鍋物コーナー」は出来る。
 
  だから、本来、旬をリードするのは、グロサリーなのである。

 お店での売場提案で、一番初めに堂々とコーナーのど真ん中に位置し、
 季節を感じさせる事の出来る部門が、食品部門であり、デイリー部門である。

 そこに、季節の時期にならなければ出回ってこない「生物」が入荷した段階で、
 お店の展開は、次のステップへステージを変えていく。

  だから、鮮魚の鍋材と関連が登録されなくても、精肉の鍋タレ、食品の調味料、
  などで、鮮魚の鍋物風のコーナー化を実現させる。

 だから、当店の鍋タレは、鮮魚での売上が一番大きい。

  なぜか?。

 年間を通して、一年中、精肉の鍋タレを品揃えしているから。
 そして、一番売れない7月月間でも、30袋は売れている。

 いよいよ、下半期。

  豊富な食材で賑わう、後半戦の始まりだ。

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2009年8月19日 (水)

「ゴジラのタマゴ」試食会“09”

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ちょうど一年前の、8月19日に「ゴジラのタマゴ試食会」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_49e6.html

 早いもので、あれから一年が過ぎ、今年のお盆も過ぎた。
 
 そして、「ゴジラのタマゴ」が、2個残った。

  店内での話題は、「いつ、食べるのか?」。

 「恒例」とまで言い切った、惣菜チーフがいた。
 ○日の○時に試食会だと言いきった、精肉チーフがいた。
 
 そして、「安く売っちまうんじゃぁねぇぞぉ~」 と脅す店長がいた。

 私は、お盆も後半の15日に、青果チーフに打診した。
  「ゴジラのタマゴが残ったら、分かってるな!。」

   「はい、分かってます。試食会ですね?。」

 昨年の「ゴジラのタマゴ」は、すでに終わっていた。
 もそもその、すかすかで、わずかな甘みはあったが、
 普通のスイカのほうが、美味しいと感じた。

 しかし、今年の「ゴジラのタマゴ」は、張りが違う。
 ‘今年は、本来の味が確かめられるぞ’ との思いがあった。

 そして、16日の日曜日。

 私は、各部チーフへコミュニケした。

  「今日、午後6時から、やるぞ。」

 お盆初戦から、そんな目で仕事してくれよ、と言いたくなるような
 目の輝きようで、みんな頷いた。

  チェッカーチーフにも声をかけ、残っていた全社員が青果へ集合した。
  恒例の、記念撮影も終わり、皆で食した。

 「甘い!」

  誰かが、叫んだ。
  本当だ、甘い。これが本来の「ゴジラのタマゴ」の味なのか?。
  甘さと、繊維の重量感が感じられた。独特の美味しさだ。

 しかし、

  皮に近づけば近づくほど、甘みは薄れていく。

 なるほど、

  これが、本来の味、か。

 そして、これほどまでに、皆の心を引き寄せる価値。

  それが、このお店での「ゴジラのタマゴ」の価値なのだ。

PS
 高根沢エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/takanezawamr/

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2009年8月18日 (火)

今年のお盆商戦“09”

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お盆商戦が終わった。

 以前のブログで「今年の“お盆商戦”」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-1feb.htmlを記した。
 そして、ほぼその通りの結果となった。

 13日というピンポイントに集中し、ギフト、生花、生寿司、盛り合せが好調。
 14日まで盆用品の動きは継続し、14日からのUターンラッシュ。
 そして、16日の日曜日には跡形も残らず、終了してしまった。

 ETC効果は大きく、昨年帰省出来なかった方が、こぞって動いた。
 その方たちの持ち帰りギフトが15日まで継続して動き続ける。
 昨年以上にサービスカウンターの人員強化を図らねば対応できない状況。

  これは、地方へ向かえば向かうほど顕著に現れた、と言う事だ。
  更に、天気も後押しし、12日以降は好天にも恵まれ、帰省が更に加速した。

 しかし、これとは逆に、青果物はそれ以前の天候不順によって、物不足。
 生花なども、高値で花が回ってこない。
 レタス、プリーツレタスなども、売れるレベルの商品は少なかった。

  なんとももどかしいお盆商戦でもあった。

 結果は、過ぎてしまえば、理路整然と、いろいろな情報から組み立てられる。

  大切なのは、事前情報から、どう仮説を組み立て、事前準備をするかだ。

 たとえば生寿司、昨年比110%の計画を立てた。
 12日~15日までの4日間合計での計画だから、4日間連続して110%を
 売り込むという計画だ。

  結果、112%。

 ただ、指をくわえて、昨年通りの商品化、売場つくりを繰り返した訳ではない。

  今年は、生寿司の一部に、鮮魚で使用の中とろをインストアスライスして
  入れ込み、売上アップに大いに貢献した。

  これも、事前にテスト販売し、2か月前から手ごたえを感じていた商品だ。
  同様に、鮮魚でも中トロ使用の貫数少なめアイテム多めの盛り合せが爆発。

  以前にもテスト販売した商品であったが、今年と言うタイミングで爆発させる。
  全ては、今年の状況から“仮説”を立てたことから、全てが始まった。

  それも含めての、先手必勝。

 全てが全て110%の計画ではないが、仮説を立て計画を立て実施した商品
 はそんな動向だった。

 そして、そんな仮説の蓄積が、お盆商戦の結果であり、それがまた次年度へ
 つながる。

  以前から、このブログでも幾度となく記してきた事だが、
  イベント、お盆、年末とは、一年間の商売の総決算。

  この一年間の、お店とお客様との信頼関係の結果が、
  一年前から、どう増加したのか減少したのか、
  その結果が、お盆であり、年末である。

  だから、お盆の売場を突然素晴らしく改善しても、次に繋がりはしても、
  今日の結果にはつながらない。

  それは、過去から蓄積してきた「お盆」というタイミングでの商売が、
  お店への期待値として、どれだけ評価していただいたか?、の結果だから。  

 そういう意味では、本当に久しぶりに美酒に酔えたお盆商戦といえた。

PS
 高根沢エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/takanezawamr/

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2009年8月17日 (月)

高根沢エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、宇都宮北部の高根沢エリアをMRした。

 約半年間休業していた「T社」が、リニューアルオープンした。
 土地を更地にして、まったくの新店としてのオープンだ。

  「T社」の最新モデルのレイアウトを持つ店舗へと生まれ変わっていた。

 この企業は、トータルバランスの良い店舗運営が特徴で、
 従来のスーパーマーケットのど真ん中を歩む企業だ。

  特に、店舗間のばらつきも少なく、鮮度、品揃え、商品化、接客のどの面から
  切っても、一定のレベルでマネジメントされている。

  そして、この店舗も「細谷店」「真岡荒町店」等と同様に、同じレイアウトで
  設計されオープンした。
  但し、「細谷店」のみは、鮮魚に対面平台を有し、「Y社」に対抗すべく力を入れ
  た経緯がある。

 今回の高根沢のお店も、基本的には上記店舗同様に、同一オペレーションを視
 野に入れた、コスト管理しやすい店舗である。

 そして、今年の6月頃より「安値宣言」を出し、競合の「K社」等に対抗すべく
 価格戦略に傾き始めている。

  その結末はいまだ見えてこないが、継続力のある企業だけに、価格戦略も
  軌道修正しながら、積み上げている時期なのだろう。

  この企業は、コスト構造の管理も進化させる実力を有しており、今後の方向が
  楽しみだ。

そして、その競合として立地している「L社」。

 福島県に本拠を置く「L社」。
 多店舗戦略を実施している同社だが、どうしても本拠から遠のく程マネジメント
 レベルが落ちていくが、同社も例外ではない。

 この店舗も、それを如実に物語っていた。
 これだけの格上競合が出店した場合、どう動くかは企業によって異なる。

 しかし、お客様は、その辺の動向をしっかり見極めているのだ。
 そして、対応している店舗には、お客様の同情も含めて、ファンが付くものだ。

  そして、そのファンを起点として、少しずつ回復の道筋が広がっていくものだが、
  その起点となるものが、見当たらなかった。

 いずれ、閉まるお店なのだろうか?。

PS
 高根沢エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/takanezawamr/

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2009年8月16日 (日)

芽が出るまで「水」をやれ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログで、競合出店一周年に関して記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-589e.html

 一年が周って、部門ごとに格差が出始めてきた。

  競合出店後、大きなダメージを受けたのが生鮮3部門だ。
  その後、もがき苦しみ、業績回復の為にいろいろな手を打ってきた部門。

   その、生鮮3部門の回復が大きい。

  昨年、一番影響を受けたのだから、当然だろう。
  そう、言ってしまえばそれまでだが、それでも回復しない場合も多い。

  いままで一年間もがき苦しんできた私としては、
  数値回復が大きい部門ほど、昨年からの売場展開能力が高まっている部門だ。

   要は、この一年間で、どんな効果的な「種」を蒔いてきたかだ。
   その種の芽が、今ようやく出てきて、更に収穫されつつあるという事。

  もがく、と言う事は、種を蒔くという「手」を打つ事。
  それも、一つ二つではない。

   その幾重にも重なる「種」が蒔かれ、その結果として、
   一年前から比べると、商売の精度が圧倒的に高まったと言う事だろう。

  しかし、それも、時がたてば、いずれ陳腐化されていく。
  だから、どんどん新しい種を蒔き続け、その種が一年後に収穫される
  仕組みを確立し、その事によって、結果として、業績が伸び続けると言う事。

   そして、大切なのは、この一年間で、そのことを大いに学んだと言う事だ。

  この一年間は、業績の回復が無かったが、こうして一年が周ってみると
  一年の間に蒔き続けてきた「種」が、確実に芽を出し、成長していたのだ。
  それが、結果として数値認識が出来る時期にようやくなってきたのだろう。

  更に、一つ一つの種に、あきらめずに芽が出るまで「水」をやり続け、
  その芽が、認識できるまでに成長してきたことに、ようやく気がついたのだ。

  あきらめない、と言う事。
  最低でも、一年間周るまで、あきらめずに、コツコツ積み重ねる事。

  普段から、部下には口うるさく言っている「言葉」だが、
  いま、こうして、現実のものとなると、やはり嬉しいものだ。

   いろいろな手を尽くして、組織強化、店舗強化を図ってきたが、
   内部の人間は、その実力の効果がなかなか見えない。

   それが、一年経ってようやく数値効果、数値認識として目に見える
   時期になった事により、改めてその実力が認識できるようになった。

  生鮮3部門は、それだけ、価格以外の付加価値で戦ってきた部門であり、
  競合オープンから、すぐさま効果が認識できるレベルで数値効果として
  現れてこなかった。

   そして、ようやく今、積み重ねた分が返ってきた。

  ここで大切なことは、「芽が出る種を蒔く」と言う事だ。
  芽が吹く前から、芽が出る事を信じて疑わず、水をやり続けてこれるか?。

   弱い人間は、すぐさま自分に負けて、安易な道を選択し、水撒きを諦める。
   一年後の店舗、一年後の組織を信じて、コツコツと継続すること。

 私が、この一年で学んだ、一番大切な事だ。
 逆を言えば、更に一年後へ向けて、新たな「種」を蒔く時期にも来ていると言う事。

 時は、待ってはくれない。
 今この時期、好調なこの時期に、新しい「種」を蒔かねばならない。

  それは、苦しい時には手が出せない「種」。
  それは、好調な時にしか蒔けない「種」。
  敢えて、それを蒔く時期が来た、と言う事だ。

  今が、最大のチャンス。
  それが、来年の今頃、必ず芽を出す。
  それを信じて、今、行動を起こそう。

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2009年8月15日 (土)

個人の実力とは?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「個人の実力」 と 「個人の能力」 とは別物だ。

 個人的な能力に優れた人間は、山ほどいる。
 しかし、強い組織力を駆使し、実績を振り絞る人間は少ない。

  組織を率いる力も、個人の能力とすれば、
  個人の実力とは、実にさまざまな要素が織りなす万華鏡のようなものだ。

 我々企業人が、実力と言えば、組織力、店舗力、現場力の事だ。
 
  いくら能力の高い個人が集まったところで、
  その能力通りの力が発揮されて初めて、能力は証明される。

  その能力は、あくまでも、能力を有する本人が発揮する、と言う事だ。
  能力を有する本人が、能力を発揮する「意志」が無ければ、宝の持ち腐れだ。

  その「意志」は、どこから創造されるのか?。

   そこから先は、人間の本質に関わる問題だ。
   どろどろとした、得体の知れない、人間本来の泥沼の世界に
   足を踏み入れる勇気を持たねば、見えてこない世界だ。

  人に「意志」を持たせる、「力」。
  
   これこそが、個人の実力、だと私は思う。

  人の意志ほど、崇高で、尊いものは無い。
  全ては、そこから始まり、そこで終わる。

   自家発電が出来る人間は、どんな状況でも「意志」をコントロール出来る。
   しかし、たいていの人間は、弱い存在だ。

  弱いが故に、他人にすがりたがる。
  日本人なら、尚更だ。

   だから、日本という風土の中で、
   人の「意志」を揺り動かせる人間が、必要とされているのだろう。

  そして、この日本という風土の中では、そんなリーダーが
  実力のあるリーダーとして君臨していけるのだと思う。

   

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2009年8月14日 (金)

自責を負うか、他責に負わせるか

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで「矢沢永吉」に関して記したが、
 その中での、印象的な言葉として

 「人間だから、弱さもある。人の責任や社会の責任に押し付けたい時もある、
  でも、最後に自分の人生の責任は、自分で取る。そこなんだよね、大切なのは」

  その通りだ。

 そして、人の上に立つリーダーにとっても、一番大切な要諦だろう。
 組織を率いるリーダーとして、どこまでも「自責を負う」姿勢。

  どんな小さな事でも、最後はリーダーに帰属する。
  であれば、初めから、組織の事は自分の責任だと表明する姿勢。

  その姿勢に周りが吸引されるのだろう。

 物事がうまく回っている間は、自責で押せる。
 当然だ、結果が良ければ、自責で評価されるからだ。

 問題は、状況が悪化しだしてからだろう。
 状況悪化を他責へ押しつけたくなるのが、人間の性だ。

  リーダーとして、他責に流され、人心を失うのか?。
  あくまでも自責を通して、人の心を掴むのか?。

 そして、自責を通す「生き方」が、長い目で見た「自己成長」へ向かう、と言う事だ。
 
 更に、それは、自分が率いる組織のDNAに感染する。

  自責の風が吹く、組織か?
  他責の風が吹く、組織か?。

 自責の風が吹き荒れる組織は、強固な連帯感がみなぎり、
 他責の風が吹き荒れる組織は、指示待ち人間の安住の地となる。

  自責の組織には、時間軸の仕事観ではなく、納得軸の仕事観が芽生え
  上位組織に向いた貢献意欲から、下位組織への貢献意欲に旺盛であり、
  下位組織からの評価に仕事の喜びを得、勤労意欲を掻き立てられる。

 そんな組織は、強固な連帯感にみなぎっており、成長も早く、
 どんな競合にも負けないという、戦闘意欲が旺盛な組織でもある。

  自責の組織。
  それは、リーダーの姿勢の鏡であり、
  リーダーの強い、意志の現れでもある。

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2009年8月13日 (木)

SONGS 矢沢永吉から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「SONGS」は、矢沢永吉だった。

 相変わらず、永ちゃん節は健在。
 本当に還暦を迎えたのか?。

 ますます、アクが強くなっていくようだ。
 しかし、そのアクも、しわの深さのように、深みが出てきた。

 若者との対談でも、人間の深みが違うなぁ~と思った。
 そして、若者を気遣う心配りも流石だ。

 収録では、おそらく一人一人との会話を楽しんだのだろうが、
 放映では、一部とのやり取りだけが放送されたが、
 一つ一つの会話というか、コンサルテーションというか、若者への返しに
 感動した。

  どんな質問にも丁寧に返答し、心に響く言葉を、返していた。

 還暦を迎えた彼だからこそ、実現できた若者とのやり取り。
 人生を重ねる中で培われた、人間の本質が言葉になって返ってきた。

私が、矢沢永吉を聴くようになったのは、大学一年の頃。

 ボート部の仲間から勧められて、聴き始めた。
 そして、その頃発売された彼のアルバム

  「P.M.9」

 このアルバムに収録される詩すべてに感動した。
 大学生の頃の心の葛藤が、この歌声から癒された。
 そして、その後に発売されたアルバム

  「E`」

 当時、ボート部の合宿で、つらい日々を送っていた私の清涼剤として、
 心の安らぎと、次への活力を与えてくれた。

 そして、私が所有するアルバムは、この二枚だけ。
 その後、なぜか、矢沢永吉の歌声は、私の心に響かなくなった。

 私の求めるものと、彼の訴えるものがすれ違うようになったのだろう。
 それは、人によってさまざまに交差するものだと思う。

 だから、矢沢永吉の魅力は人それぞれ違うのだろう。
 しかし、それでも、あのアルバム二枚は、
 私にとって永遠の矢沢永吉だ。

その、矢沢永吉が、若者との対談で露出した、彼の人間性。

 彼は、何も変わっていなかった。
 人間の根本は、何も変わっていなかった。
 変わったのは、人生を重ねるごとの「表現力」。

 彼が、若者との対談で言っていた言葉の中で、印象に残った言葉。

  「人間だから、弱さもある。人や社会に責任を押し付けたい時もある、
  でも、最後に自分の人生の責任は、自分で取る。そこなんだよね。」
  
  「人生に対する考え方は、いろいろ変わってきた、しかし、変わらぬもの
  ものもある、それは、真面目さじゃないですか。それは変えちゃだめだ。
  音楽にたいするひたむきな真面目さ、素直さは変わらなかった。」

 重い一言一言。

 そして、私が今回のSONGSで一番泣いた曲。

  「チャイナタウン」

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2009年8月12日 (水)

名刺

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


名刺を使用する枚数というのは、人によってばらつきが多いという。

 そして、私は、とりわけ多いという。

  先日、何かの折に、幹部と話をしていた際に、出てきた話題だ。
  と言っても、半年に1ケース程度だから、通常の営業マンと比較したら、
  とりわけ多いと言うほどでもないのだが、店長どうしの比較で見ると、
  圧倒的に、使用枚数が多いと言われた。

  どうして、幹部がそんな事を知っているのかとも思うが、確かに私のように、
  店内でそれとわかる業界関係者に、ところ構わず名刺を差し出して、

   「私はこのお店の店長のてっちゃんと申すものですが、あなたは誰?、
   どこのどいつ?、何しに来たの?。」

  と言って捕まえていては、すぐに名刺が無くなってしまう、とは思う。

 思えば、この業界に入って一番初めに名刺を会社から頂いたのは、チーフに
 なってからだ。

  株式会社○○ ××店鮮魚担当チーフ 

 “おおっ~、カックイイィ~。俺もいよいよチーフかぁ~~。”

  しかし、なかなか名刺を使う機会が無かった。
  新天地のチーフとして赴任し、市場関係の連中と名刺交換すれば、その後は
  ほとんど名刺は使用しない。

  まして、名刺の差し出し方や受け取り方も正式に教わった訳でも無いため、
  当初は、失礼にも片手で差し出していたような気がする。

   その後、スーパーバイザーとなって、名刺の使用量も増えた。

  そして、そこでわかったのは、名刺とは、配るから使うのではなく、
  行動するから、必要になってくるものなのだ、と言う事だ。

  その経験もあってか、店長になってからも、どんどん外部へ出ていき、
  その度に名刺を使い、本部に追加の依頼をした。

  そして、その事により、いろいろな情報が入り、店舗運営に活かし、自らの
  立ち位置が感覚として見えてくるようになった。

   要は、行動すればするほど「名刺」が必要になり、自らの幅が広がると言う事。
   そして、店長という店舗責任者の場合は、自ら求めていかなければ、
   行動半径は広がらないという事だろう。

  しかし、この名刺。
   夜の社交場で、女性に渡した名刺は1枚もありません。念のため。

PS
 私の友人の一人、JINさんがブログを始めました。
 福島で食品スーパーに携わる人物です。
 是非、立ち寄ってみてください。

  「JINの食品スーパー奮戦記」
  http://blogs.yahoo.co.jp/maruichi5810

PS
 結城エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yuukimrni/

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2009年8月11日 (火)

情報は“ドライアイス”

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


情報は「ドライアイスの如し」。

 よく言われる諺だ。

  その通りだと思う。

 どんな情報でも、人に入った段階では、単なる話題でしかない。
 それは、人事情報に代表されるように、知っている事が能力のように錯覚して
 しまう情報もある。

  それを知っているから、なんなのだ、と言う事だ。

 それは、なんの価値も生まない話題だ。
 その人事情報で、わが身を憂い、一喜一憂するのがせいぜいだ。
 それに、なんの付加価値が生まれ、どんな企業貢献ができるのか?。
 マイナスの貢献は出来ても、プラスの貢献など何も出来はしない。

  そんな事で一喜一憂するくらいなら、
  次の自分の上司の嗜好をいち早く情報として取り入れ、
  上司の好む仕事の成果をいち早く行動して差し上げる。
  これにも問題はあるが、その方がよほど生産的な情報活用だろう。

 自分に入った情報から、どう、行動を起こし、どんな結果を引き出すのか?。

  情報をドライアイスとして、冷めないうちに(いや温まらないうちに)活かす。

 入った情報を、全て活かそうとするから、手が回らなくなるのである。

  受け手が主体性を持って、情報を敏感に察知することが大切だ。

 だから、出来る人間に情報が集まる、というのも間違っている。
 出来る人間は、仮説を立てているから、入る情報も選別出来るのだ。

  要は、どんな情報を欲しているのか?、だ。
  その守備範囲が広ければ、アンテナも高く広げていこうとする。
  守備範囲が狭ければ、アンテナも低いから、引っかかる情報も少なくなる。

  もし、仮説すら無ければ、情報を活かそうとする意志も行動も無い。

 POSデータも、仮説を持って見なければ、単なる過去データでしか過ぎない。
 仮説を立て、売場を変え、その検証としてデータで確認する。
 だから、POSデータが活きてくるのだ。
 そして、次への仮説が、明確に羅針盤のように示してくれるのである。

  それは、訓練すればするほど、仮説-検証のサイクルは短く精度が上がる。

 いずれは、仮説の段階で精度の高いものが生まれ、精度の高い検証が出来る。
 
  仕事とは、そういうものだ。
  そして、それが、知恵と言ものだ。

 経験に導かれた知恵が、今崩れてきているから、問題なのだ。
 過去の経験が、役に立たなくなっているから、リーダー達は悩んでいる。

 話は、初めに戻るが、上記の流れで崩れ始めた、仮説-検証のサイクルを
 もう一度初心に戻って、構築していく時期なのだろう。

  そして、それも仕事と言うものなのだろう。
  常に、新たな環境に即した仕事が目の前に現れるから、
  我々は、変化への対応に迫られ、情報を活用し続け、
  自ら変化しなければ生き残れない、と言う事だ。

 そして、それが、人間なんだ、と言う事だ。

PS
 私の友人の一人、JINさんがブログを始めました。
 福島で食品スーパーに携わる人物です。
 是非、立ち寄ってみてください。

  「JINの食品スーパー奮戦記」
  http://blogs.yahoo.co.jp/maruichi5810
 

PS
 結城エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yuukimrni/

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2009年8月10日 (月)

結城エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、結城にオープンした「Y社」。

 まだまだ歴史的家屋が多く残るこのエリアの新興住宅街に開店した。
 厳しい商圏と思われたが、チラシ効果もあってか、すこぶる好調のようだ。
 
  店内は開店早々の賑わいを得ていた。
  いろいろなオープニングイベントやプレゼント、更には価格の効果もあってか
  相当の集客を得、開店第一弾のチラシ期間は予想を大幅に上回る来店客と
  売上らしい。

   しかし、冷静に売場を見回してみると、このお店のコンセプトが見えてくる。

  まず、平常に戻った時のレジ台数は、6台。
  これだけでも、このお店の年商の予測が分かる。

  更に、鮮魚の平台の括りが、オーソドックスなレイアウトに括られており、
  低売上予測を反映した、低コストオペレーションの実現へ向けて、売場
  レイアウトもオーソドックスにまとめ、パートさんでも作りやすいハードを
  選択した、という感じだ。

  更に、素材売場の簡素化とは逆に、デリカゾーンの充実と集中は、新興
  住宅街に立地した今後の販売戦略を物語っている。

 より若い世代にマッチさせ、当面の売上予測からのシビアなコストコントロール
 に対応したお店つくり。

 このお店は、潜在能力を有しながらも、一年一年とお客様と成長していくお店
 つくりを目指している、そんな風に感じた。

近隣の「T社」。
 
 「Y社」の開業は特別関係ないといった感じ。
 但し、ポイント10倍セールの媒体は1000枚ぐらい使用しているのでは、
 と思えるほどところ構わず貼り付けている。

 商品以外の部分での対策のみ、か。

更に「U社」。

 ここが本社の「U社」。
 流石に、しっかり価格だけは対応し、合わせている。
 上述の「T社」とこの「U社」の影響度は相当と思われる。
 それだけ店内は閑散としていた。

 但し、グロサリーの陳列等は全て面を見せているなど、細かい部分の基本
 が守られたお店でもある。

「B社」。

 距離にして2K程度か。
 この距離まで来ると、大きな影響は無いように見えるが、どうだろうか?。
 競合が出来ても、青果の品揃えとボリュームは変わらず、これがこの企業の
 体質なのだろう。

 常に、マイペースで迎え撃つ。それだけ、価格面では絶対の自信を持っている
 ようだ。

最後は「T社」。

 一番距離があって、一番敏感に反応しているのが「T社」。
 やはり、同じストロングタイプのスーパーの出現だけあって、競合出店の
 基本項目を網羅した対応だ。

  鮮度、品揃え、価格の3点セットはきっちりと対応している。

PS
 結城エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yuukimrni/


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2009年8月 9日 (日)

手書きPOP

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


商品をいかにPRするか。

 バイヤーが意図を持って開発し、差別化の為の切り札として投入された商品。

  しかし、お店の定番の中で、眠っている切り札のなんと多い事か。

 生産者(メーカー) - バイヤー - 店舗担当者

  上記流れが、連動していないからだ。

 この流れをプロデュースし、コーディネート出来るのは、バイヤーだけだ。
 もしくは、バイヤーの意図を理解し、その商品に惚れこんだ店舗担当者。

  そして、かってのブログで「商品に惚れる、ということ」を記した。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-c173.html

 商品開発の意図を理解し、その機能、品質、味を現場が認めた場合、
 その商品を売り込もうとするパワーは倍増する。
 
  物を生産し、買い付け、店舗で販売する。

 生産者、バイヤーの意図と、その商品の価値を店舗で認めなければ、
 その商品が陽の目を見る事は、絶対に無い。

 だから、チェーンストアとして、一人のバイヤーが意図を持って投入した商品が
 店舗で理解され、意図を持ってお客様に提案されていないという事は、、チェー
 ンストアとして、機能していないという事でもある。

  それは、コミュニケーション技術の問題でもあり、本部とバイヤーの信頼関係
  の問題でもあり、それらを含めた企業体質の問題でもある。

 私は、そんなバイヤーの意図を理解し、納得した商品に関しては、3点セットで
 売り込みを図っている。

  3点セット ~ スペース、媒体、試食

 特に、媒体は本部指定の媒体は当然としながら、いかに10メートル先から
 認知出来るか?を視点にいれている。

  そう、10メートル先から、勝負が始まっているのだ。
  1日に3000人、4000人が来店されるという事は、
  来店客数の何割の人が、まずはこの商品を見てくれるか?、が大きい。

 まずは、近寄ってもらって、見てもらう事。

 そして、意図を理解してもらう事。

  何故、我々商売のプロがお客様に推奨するのか?。
  味なのか、鮮度なのか、便利なのか、お買い得なのか、
  それには、自ら体験すると言う事が大切。
  
  食べてみて、使ってみて、体験してみて、「これは、いいっ!。」と感じなけれ
  ば、その能書きは、絶対に伝わらない。

 最後は、お客様にも体験していただく事だ。

  能書きどおりだ、と体験していただければ、2割の人は買っていってくれる。
 
 そうやって、打ち出し商品の「参加率」が決まっていく。
 精度の高い3点セットを習得していけば、参加率は更に高まっていく。

  私は、ちなみに、私の汚い手書きPOPを多用している。

 なぜか?

  従業員に依頼されるからだ。
  私の、汚い手書きPOPが売れるのだと言う。

 商品自体に力を有する商品は、何もしなくても、どこでも売れる。
 しかし、そんな商品は何品も無いし、他店ではもっと安く売っている。

  大切なのは、汚い手書きでもいいから、「伝わる」と言う事だ。
  その商品に秘められた「生産者の想い」「バイヤーの想い」を伝える事。

  お客様は、その想いをドライアイスのように、冷えたまま溶けないうちに、
  家庭の食卓に持ち込み、大切な人々へ届けようとする。

  その大切な人々に、生産者の想いが伝わった時に、我々小売業に対して
  感謝するのである。

PS
 矢板エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yaitaeriamr/

 
 
 



 

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2009年8月 8日 (土)

店舗一丸

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで、競合出店から一年が周ったことを記した。

 思えば、競合出店に際し、私は全社員(正社員のみ)を休憩室に集めて、
 私の想いを話した。

  明日より、直近の距離に競合が出店する。
  なんとしても店舗一丸となって、全員が一致協力して事に当たらなければ
  数値回復は出来ない。是非皆の力を貸してほしい。

 そんな内容だったと思う。

  そして、まさに店舗一丸となって、事に当たってこれた。当初は。

 しかし、徐々に時間が過ぎる都度に、皆の気持ちは薄れていく。
 そんな折に、新たな対策を店舗全体的な取り組みとして、施策してきた。

  特に、ピーク時の集客と日曜の集客に集中した対策だった。

 その事を通して、いかにこのポイントで集客するか?。
 そして、競合に大きなダメージを与えるか?。

  その事を通して、店舗一丸を図ってきた。

 結果として、最大の課題の部分で、集客が戻ってきた。
 一年が周ってみると、いかに昨年のこの部分のダメージが大きかったが分かる。

 そして、今後、何を持って、店舗一丸を図っていくか?。

  言うなれば、「共通の話題」だ。

  “52周を先手必勝で魅せて売る”

  この商売、とどのつまりは、お客様を飽きさせない事。
  その為には、飽きない仕事をコツコツ定着させる部分と、
  そこを固めて飽きない売場を常に変化させていく部分が大切。

 そして、店長として、変化させていく部分に大きなメスを入れていくという事だ。
 競合対策中心の取り組みから、本題への取り組みへ進化していく時期だ。

  はやりお店は、取り組んで楽しくなければ継続出来ない。
  そういう意味では、販売や売場つくり等のお客様に対して直接的な分野の方が
  やっていて楽しいだろうし、部下の目も輝く。

 「店舗一丸」

  店長が常に、人の力をいかに、1+1=3に倍増する魔法を使えるかだ?。
  従業員の前向きなパワーを利用して、更に加速をつける。
  そして、お店を一つの方向へ向けさせ、店舗一丸を図る。

 店舗一丸が進めば、必ず店舗強化が図られる。
 それは、とりもなおさず、組織強化へ向かう。
 それが、最終の狙いだ。

PS
 矢板エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yaitaeriamr/

 
 
 

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2009年8月 7日 (金)

矢板エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


投稿500回を越してくると、不思議な現象が起きてくるものだ。
 
 最近は、こんな記事を載せてくれ、というわがままな読者の方(失礼)がいて、
 今回はそのリクエストに答えるかたちになってしまった。

 栃木県北部、いわゆる宇都宮から北のエリアの店舗状況を知りたいと言う。
 栃木北部エリアは、以前にも「MD社」の出店に応じてMR記事を載せたが、
 いろいろ知りたいと言う。

 このエリアは、人口減の競合増という基本構造が厳しい地域である。
 更に、今後は圧倒的な価格政策で押してくる「T社」の出店も控えており、
 今後の店舗戦略では、厳しい企業が多いと聞く。

 今回は、氏家の北部に位置する「矢板エリア」をMRした。

まずは、「B社」。

 EDLPは圧倒的に安い。
 なんと言ったって、毎日冷食半額だ。
 豆腐だって、毎日58円。納豆68円の世界。

 そして、当然その反動が低人件費という形で押し寄せ、結果として生鮮にも
 反映されている。
 それは、生鮮の品揃え、開店品揃え、調理技術、陳列技術などだ。
 売場を考える人のコストまで削減してしまったのか、それともそんな事は
 関係無いという事なのか。考えられた売場とは言えない。

 お客様の生活を豊かにする手段を価格でしか捉えていない店舗とは、
 実に寂しい売場になってしまうということを、先駆けて教えてくれている
 企業と言える。

そして、「Y社」。

 前述の「B社」とは、まったく逆の手法でSMを極めようとしている企業だ。
 価格に追随しない、ポイントカードに追随しない、GMSに追随しない。

 品揃えと販売技術とサービスというSM本来の技術の磨き込みでSMを
 極めようとする企業。

 そして、個店経営を標榜し、店舗運営能力を極め、店長のリーダーシップの
 下、パートさん一人一人にまで、商売魂を植え付けようとする企業体質。

 しかし、この店舗の本日の売場状況は、雑だった。
 こんな日もあるのだろう。店舗幹部の目線の問題と思われる。

最後は「D社」。

 黒磯では、あの「MD社」と真っ向から対抗している企業だ。
 しかし、矢板の店舗はその緊張感が見られなかった。

 「B社」、「Y社」に挟まれ、それこそ地域SMの真価の問われる状況の中で、
 リージョナルスーパーの手の届かぬかゆみをついた店舗運営が必須だ。

 中小スーパーの最大のメリットは、駐車場から買い場まで近いということ、
 更には、絞られた品揃えで選びやすい等、中小スーパーだけが実現出来る
 小回りはたくさんある。

 そのメリットを最大限に活かしていけば、この両店に挟まれ、更に地域中小
 SMだけが実現出来る店舗運営を地域のお客様に合わせて小回りを活かし
 て実現し、このリージョナル2店のかゆみに手をとどかせてほしいものだ。

PS
 矢板エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yaitaeriamr/

 
 
 

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2009年8月 6日 (木)

一年が周って

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、競合が出来て1年が周った。

 「やっと?」と言うか、「もう?」と言うか。
 今にして思えば、早いものである。

 そして、この1年苦労してきた数値も、かっての三ケタの数値が戻ってきた。
 途中、回復の兆しも見えたが、結局、昨年実績を取り戻せないままの1年だった。

 悔しいのは、昨年実績を回復せぬまま、1年が周ってしまったと言う事に尽きる。
 あれほど誓って、いろいろな手を尽くしたと思ってやってきたのに、だ。

  まだまだ、やり残したことがあるのだろう。
  まだまだ、妥協してきた部分があるのだろう。

 そのような、後悔の部分と、今後の数値状況から、安定した三ケタの予測とが
 交錯し、

  「なにか、一つの区切りがついたなぁ~。」といった感じだ。

 競合が出店し、お盆が過ぎ、落ち着いてからの数値状況から、本格的にダメージ
 を受けた部分を矢継ぎ早に対応し、更に、回復したところとしないところを検証し、
 最終的には、ピーク時間帯での集客と、週末の集客に絞り対策を深化させた。

  一言で言うと、そんな1年だった。

 そうして、ようやく1年が周り、昨年との比較になってきた。
 それは、この1年間の商売が、お客様にどう評価されたかの結果である。
 評価され、更に従業員のレベルアップも相乗効果として現れれば、数値は黙って
 三ケタをクリアする。

 しかし、それがお客様に評価されず、従業員のレベル向上も無ければ、更に
 悪化の数値が返ってくる。

  そういう意味では、この1年は「競合との戦い」だったが、
  今後は、自らの数値に対する戦いと、お客様対策に戻っていく。

  だから、競合店に縛られることなく、より自由な発想で、自分との戦いを
  推し進めていく段階に入った、と考えている。

 それは、一人一人の従業員を、更に高めていく事と、
 お店としての、販売計画の精度を高めていく事。

 そして、今までもそうだったが、やった分だけ成長し、やった分だけ数値が改善
 される。それが、この業界の真実。

 早速は、お盆商戦。

 今年のテーマは「先手必勝」。
 これも、今後の私のテーマにしていきたいと考えている。

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2009年8月 5日 (水)

500投稿

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


早いもので、ブログを書き始めてから、今回で500回の投稿です。

 過去には、100回、200回、300回と記念の記事を乗せてきました。
 400回目は、いまさらとの思いもあり、通過点として通り過ぎましたが、
 さすがに、500回目は記事にしました。

 毎日更新しているため、ほぼ一年半が経過した事になる。

  「あっという間だなぁ~。」と言う、時間軸での感想と、
  「えっ、もう500回目なの?。」という驚きの感想。

  いずれにせよ、1000回を超す諸先輩方との差は、まだまだ歴然。

  しかし、正直言って、500回はあっという間に訪れたが、この一年半での
  出来事は、いろんな事があった。

  こんなに、いろいろな方々と交流が出来た時間は、いままで無かった。
  それだけ、社外の方々との交流は、質の高い情報が収集でき、自分の
  成長を加速させる事が出来た。

  特に、店舗で店長をしていると、内部組織と関わる時間が全てであり、
  外部との交流はほとんど無くなってしまう。

  そして、いつしかそんな自分が当然と思え、とにかく内部強化と考えながら、
  内部分裂への道を歩むことになる。

  それは、より広い視野で、店長としての自分の存在を知れないからであり、
  より広い視野で自分を見るという訓練をしていないからなのだろう。

   その訓練の、最たるものは、外部との交流だ。

  それは、特に自分のお店の店内にいては誰も言ってくれない真実を、
  外部との交流の中で発見できるという事だ。

  そして、自分の考え方が、どのスタンスで位置づけられており、どんな
  バランスで、位置づけされているのか、そしてそのスタンスは大きな視野
  で見た場合に、どんなメリットとデメリットを有しているのか?、という、自分
  の存在価値を教えてくれるのだ。

 また、私自身の内面的な変化も大きい。

  それは、ブログの毎日更新を自らに課すことにより、強制的に頭を整理
  する時間が作れる、と言う事だ。

  毎日、一週間,、の区切りで、今何を最優先で取り組もうとしているのか?、
  更に、それは、全体計画の中でどんな位置づけの実施項目なのか?、
  そして、その実現により、どんな効果が、組織に、自分にもたらされるのか?、
  
  そんな頭の整理が常に繰り返され、その事によって、効果測定が定期的
  に実施され、更に次への取り組み計画が、頭をよぎるような連鎖が、理解
  できるようになってきた。

   それは、私にとって非常に大きいメリットの一つだ。
 
  それによって、日々頭の整理をつけながら仕事を進行していけるようになり、
  それがまた、ブログの記事としての「ネタ」になってくる。

 更には、いろいろな方々との交流から、自己啓発の資料の提供も大きい。
 
  チェーンストアのいち店長としては手に入らない資料等も受ける事が出来、
  それがまた、自らの視野の広がりをつけてくれるのだ。

  そのような資料の全てが、自らの店長業にフィードバックでき、仕事を通して
  「生き方」や「人生観」を確立でき、従来よりも、仕事のやりがいや、前向きな
  姿勢が身についてきたと思える。

 だから、わたしと交流があった方々や、コメントを寄せてくださる方々にも、
 ブログを始める事を、是非お勧めしたいのである。

  なにも、毎日更新する必要は無いと思う。
  これは、自分の頭の整理と、アウトプットすることでの検証なのだ。

  そして、それだけをメリットとして始めたブログが、どんどん深化して、
  いつの間にか、同じ方向を進んでいる「仲間」に巡り合い、共に助け合い、
  心の支えになり、進むスピードを早めていってくれる同志になっていくのだ。

 そんなメリットの多いブログを、共に楽しみながら、皆さんと共有したいと思う
 今日この頃なのです。

  そんな訳で、私にも出来たブログが、早いもので500回も書いてしまいました
  という今回の記事でした。

  ありがとうございました。
  そして、今後とも、よろしくお願いいたします。

PS
 イイアスと土浦のMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/tutiuramr/


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2009年8月 4日 (火)

土浦エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の休日に、つくば学園都市の「イイアスつくば」に行ってきた。

 更に、そこから車で15分程度の「イオン土浦ショッピングセンター」にも
 足を延ばしてみた。

 イイアスつくばには、何回か足を運んでいたが、土浦のショッピングセンターは
 初めてのMRだ。

 どうせ、いつものイオンだろう、とたかをくくっていたが、相当考えられたSCとして
 君臨している、という感想だ。

まず、イイアスから入る。

 「おやっ、車が少ないぞ。」

 まずは、そんな感想。相当食われているな、とすぐ感じるぐらいの減り様だ。
 当然内部も、かっての賑わいは無くなっている。

 食品スーパーの「K社」は、相変わらず良い売場をつくっているが、2階、3階と
 テナントゾーンに足を伸ばしてみると、
  「こんなにも衣料品のテナントが多いのか。」
 と思ってしまうほどの、テナントの偏りだ。

 それは、土浦ショッピングセンターの内部テナントの組み合わせと比較すると
 如実にあらわれる。

 土浦ショッピングセンターの外部は、どこにでもある「イオン」のうつわであり、
 内装も、少し暗めで、直線が基調だ。

 イイアスとの比較で言えば、
  イイアスは、プロのコーディネーターがテナント全体をまとめ、地域に合った
  つくばらしい洗練された器にまとめ、内装も透き通るような清潔感を基調と
  した、完成度の高いショッピングセンターの域にたどり着いている。

 一方の土浦ショッピングセンターでは、イオンの野暮ったさは残るものの、
 地味に実直に皆が楽しめる器が用意されている。

 しかし、イイアスほどの器の完成度は高くなく、全体のまとまりも悪い。
 それでも、土浦のほうが圧倒的に集客していた。

  その違いは、なんなのか?。

  テナント群のバラェティーさだろう。

 イイアスは、あまりにも衣料品を手掛けるテナントに集中しすぎている。
 主要テナントは、ほとんど同じであり、食品スーパーどうしも、イオングループ
 の仲間である。なぜか兄妹のような主要テナントの出店であるが、テナントの
 バラェティーさでは、圧倒的に土浦に軍配があがる。

 どこでも見かける店舗ネームが顔を揃え、馴染みのあるテナント群だ。
 そして、どのテナントもまとまりのある値ごろ感を有しており、ここに買物に来た
 一個人のお客様が、どのテナントへ入っても、安心して買い物ができる値頃感
 がある。

 それだけ、土浦は誰が入っても、一定の満足度があり、事実、買えるテナント
 が多い。 

  さすが、この手のショッピングセンターを数多く手がける「イオン」である。

 そして、肝心の食品スーパーとしての「イオン」の実力もレベルが上がってきた。
 特に、生鮮の「青果」と「鮮魚」のレベル向上は見事だ。

  青果の品揃えの豊富感と価格。
  鮮魚の賑わいと専門性の高さ。

 この二部門のレベル向上は、このショッピングセンターの存在価値を大いに
 高めている。

 この、キーテナントのレベル向上は、脅威である。

PS
 イイアスと土浦のMR写真を載せました。どうぞ。
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2009年8月 3日 (月)

部下のパワーを引き出す

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで、部下が力を発揮し続ける環境に関して記した。

 そして、本日は、その続編。

 よく、「部下を褒めて育てる」 とか、「部下を叱って育てる」 とか言われる。

  部下は、褒められると、育つのか?。
  部下は、叱られると、育つのか?。

 心の刺激にはなるが、その事をもって、部下が育つとは思えない。
 昨日も記したが、部下は自育していくのが、本質だ。

  要は、部下が持つパワーを、引き出し、正しい方向へ向かわせるか、だ。

 その為には、ある場面で、ある部下には、褒めるし、
         ある場面で、ある部下には、叱る。

  部下の、現在の状況が、どうなのか?。

   持っているパワーが、表面に出されていないのか?。
   表面に出ているパワーが、間違った方向へ向かっているのか?。
   それとも、パワー自体が、少ないのか?。

  本来有するパワーが、何らかの理由で表面化されていないのであれば、
  上司が誘導して、心を刺激し、そのパワーを表面化させてあげる事だ。

   それには、褒めてあげて、前向きにさせて、勇気を持たせる事。

  有り余るパワーが表面化し、それが、いろんな方向へ向かっているときは、
  そのパワーを、正しい方向へ集中させ、効率よく発揮させてあげる事だ。

   それには、叱って叱って、気持ちを引き締めて、集中させる事。

  パワー自体が、少ない部下には、入社2年の部下同様に、
  どんどん経験を積ませ、失敗させ、成功体験を積ませ、自らの引き出し
  を増やさせていくしかない。

   それには、口うるさく、「姿勢」を語り、方向付けする事だ。

  いずれにせよ、その部下を正しい方向へ向かわせ、企業の次代を担わせ、
  10年後に、ようやく感謝されると言う認識を持たねば、厳しい眼差しで
  叱ってやる事は出来ない。

   大切なのは、部下の将来を真剣に考える上司の“姿勢”と、
   その上司の意図を理解し、その上司についていこうとする部下との
   信頼関係だ。

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2009年8月 2日 (日)

人材を成長させる環境

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで「入社2年で決まる」を記した。

 仕事に向きあう“姿勢”。
 その態度は、入社2年でほぼ固まる。

  しっかり“姿勢”が固まれば、その後の成長は素直にストレートに伸びていく。

 そして、そんな人材が、3年目以降から、さらに伸びていく環境とは?。

  “アクセルを踏み続ける環境” だ。

 以前のブログで「期待感と信頼感」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_c05c.html

 アクセルを踏み続ける企業風土。
 そんな企業風土で大切な10年を過ごせた人間は幸せだ。

  アクセルを踏む、企業風土とは?。

 トップが踏んだアクセルは、踏んだだけでは進まない。
 当然、それがエンジンにガソリンを注ぎ込み、エンジン回転が上がり、
 シリンダーを伝わり、タイヤが稼働し、車が加速する。

 しかし、限界を超えると、車体がきしみ、運転に支障が出始める。
 だから、車体を強化し、スピードに耐えられる強化がなされ、
 更にエンジンが進化していく。

  アクセルを踏むとは、それに耐えられるだけの企業強化が進むと言う事。
  そして、その企業強化を苦も言わずやってのける人材が存在すると言う事。
  その為に、入社2年で、そんな人材が育ち、その後の活躍があると言う事。

 入社当時、同等の能力を有した人間が、入社後に、
 アクセルを踏み続ける企業に属するか、ブレーキを踏んでいる企業に属するか、
 この差は、10年後に、雲泥の差として現れる。
 それは、企業力としても、雲泥の差で露出してくる。

  アクセルを踏み続け、スピード感を持った企業とは、
  ブレーキの踏み方もまた、心得ている、と言う事だ。

 ブレーキとは、長く踏み続けるものではない。
 短く、強く、ブレーキを踏み、直ぐにアクセルに足を乗せる。
 だから、世のスピードについていけるのである。

  そんな企業環境が、個人を成長へ向かわせるのだろう。
  
   個人の成長とは?。

  企業という組織の中でも、個人の成長の本質とは、
  上司や他人から教育を受けて成長する部分は、本当は少ない。
  自らが、自らの意志で、自ら行動を起こし、自育していくのである。

   それが、個人の成長の本質である。

  そして、その「自育」できる大きな環境の一つが、アクセルを踏み続ける
  企業文化だ。

   アクセルを踏む。

  次代を担う若手が成長していく上でも、ブレーキを踏み続ける事は出来ない。

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2009年8月 1日 (土)

入社2年で決まる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで、優秀な人材は入社2年で決まる、と記した。

 なぜ、二年なのか?。

 「鉄は熱いうちに打て」、の諺どおりだからだ。

  鉄とは、企業人としての“姿勢”。

 自分の人生を、今の仕事に賭けていくかどうかの決意が、2年で決まるのだ。

 長年この業界で仕事をし、店長として1店舗の経営に携わってきた結果、
 最近つくづく想う事。

  担当者や部門責任者を1年、2年を通して共に仕事をし、成長し、そして
  人事異動で去っていく。

  そして、また新たな、共に成長のサイクルが繰り返される。
  それはそれで、永遠の仕事であり、それにより新たな発見が出てくるもの。

  しかし、新入社員として入社してきた人材なら、一から叩きこめるが、
  途中で異動してきた人材が、2年以上経過していた場合は、それ以前に
  身に着けていた“姿勢”で全てが決まってしまう。

  仕事に対する“姿勢”を身に付けた人材は、素直に、前向きに、自立的だ。
  そして、自ら考え、自ら行動し、自らの仕事に自己責任を負う。

   そんな人材には、安心して叱ってあげられる。

  かっては、叱って育てられた人材が多かった。
  そして、そんな人材ほど、更にどんどん伸びていった。
  それも、有り余るエネルギーを、正しい方向にフォーカスしていく
  ように集中させ、ある時期から噴き出すように伸びていく。

   全ての行きつくところは、入社2年で決まる、と言う事。

  それでは、入社2年で、どのように「鉄を打つ」のか?。

   厳しく育てる、と言う事だ。

  厳しく育てる事に、怖がってはいけない。
  この2年間で、企業を背負う“姿勢”が決まってしまうのだから。

  しかし、私の言う、“厳しく育てる” とは、
  仕事を締めつける事ではない。
  仕事に向きあう“姿勢”を鍛える、と言う事だ。

   仕事に対する、全ての“姿勢”を叩きこんでいく。
   学生から、企業人としての自覚に始まり、
   商売の厳しさ、商品の目利き、品切れの罪悪感、上司との言葉使い、
   更には、調理技術から販売技術、そして、売る事の楽しさも含めて、
   厳しく厳しく育てる事が、一番の早道であると思う。

  そして、その厳しさは、誰でも無い、その本人の将来の為だ。
  その本人の10年後、企業を背負う人材として、我々が築いた仕組みを
  受け継ぎ、更に積み上げて、企業を成長させていくのは、彼らだ。

  その人材に対して、入社2年で全てが決まるのであれば、彼らの為にも
  我々も本気になって、彼らに接しなければならない。

   本気になって、厳しく接しなければならない。
   本人の10年後の為に、今、厳しく育てる。

  それは、必ず本人に伝わるもの。
  そして、それが理解できれば、本人も、厳しさを受け入れるもの。
  更に、10年後に、その時の上司は、感謝されるのである。

 それでは、全ての2年が経過した後、企業はどのように人材を活かす環境を
 整えていくべきか?。

  それは、明日。

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