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2009年7月23日 (木)

今年の“丑の日”動向

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


厳しい「丑の日」だった。

 丑の日当日合わせで、こんなに厳しい数値は記憶に無い。

  当日、一日だけの数値合わせでは。

 要因は、いろいろありすぎて、考えるだけ無駄なのでやめることにする。
 
 要は、丑の日当日に、うなぎを食べてきた日本人の、丑の日に対する捉え方
 が大きく変わってきたという事だ。

  ほんの数年前までは、曜日に関係なく、丑の日は丑の日。
  どんなに弱い曜日でも、それなりに結果を残してきた。
  
  それは、丑の日には、うなぎを食べるという日本人の暮らしが間違いなくあった
  からだ。

 その日に、間違いなく、その事を、する。
 冠婚葬祭以外、どんどん、その日にたいするこだわりは薄れているのだろう。

  日を決めて、時間を決めて、皆が集まって、何かをする。
  そんなイベントは、日がブレルことは無い。

 しかし、丑の日のような、個人の裁量が自由なイベントに関しては、
 個人の自由な都合で、如何様にでも変更できてしまう。

  今年の3連休などは、その典型的な事例だろう。

 ことしの丑の日当日は、うなぎを食べる従来の日本人の暮らし以上に、
 3連休を利用し、行楽等の個人的な娯楽の享受を優先したお客様が多かった
 ということだろう。

  しかし、我々商売人は、それを指をくわえて、見過ごすのか、
  それとも、貪欲に、うなぎを売るチャンスを虎視眈々と狙うのか。

 どちらを選択するか、だ。

  丑の日に関して言えば、今年の曜日周りを考慮し、昨年の前日・当日の売上
  を、今年は、前日・当日・後日、と3日間で考えて売場計画を立てるかだ。

  もっと、言うと、7月のスタートから、うなぎの展開に力を入れて、
  「丑の日」当日に、うなぎを食べる事が目的ではなく、本来の目的でもある、
  「この一番蒸し暑い時期に、“う”の付く食材で夏バテ防止をする」という、平賀
  源内の民間伝承を再度利用し、7月月間を夏バテキャンペーンと称して、うな
  ぎの量販体制と、その販売技術を磨いていく月間と捉えていくことが大切。

 そう考えると、丑の日に単なる国産うなぎを量販する日とする、過去の販売方
 法は継承しつつも、活うなぎを捌いて販売する「ライブ販売」の技術を身につけ
 丑の日当日は、特別に活うなぎや、活うなぎの串物、串焼きにこだわった販売
 日と捉え、競合他社と差別化していくぐらいの思い切った販売戦略が、今後の
 その企業、そのお店のブルーオーシャン戦略(水元さん、すみません)か。

  いずれにせよ、温めるだけの、簡便商材の楽な販売戦略から脱却し、
  販売技術、調理技術を身につけ、更に本物志向を強化し、本来の丑の日の
  趣旨を理解し、味を追求し、うなぎの知識と販売の知恵を磨いていくチャンス
  なのだと捉える時期がきているのだろう。


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