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2009年7月12日 (日)

久しぶりの“アリス”

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、NHKのSONGSを録画したら、「アリス」の特集だった。

 今年で60歳を迎える「アリス」の面々が、33年ぶりに再結成をするという。
 そして、全国ツアーを前に、SONGS出演となったわけだ。

  本当に久しぶりに、3人揃った「アリス」を見た。

 そして、彼らを取り囲む、周囲のギャラリーも、同年代の50歳代~60歳の
 御の一般のギャラリーの面々だ。

 さぞ、家庭では定年間近のおじさん、おばさん方が、30数年前の青春時代
 を謳歌するように、飛んでいた。

 アリスのヒット曲は数々あるが、いずれも、彼らのさわやかな男らしい声が、
 聞いていてすがすがしい。

  男が、男の歌を聴いて快感を得る、数少ないグループだろう。

 そして、何といっても、「乗りやすい」曲が多い。
 ライブなどで、歌手と観客が一体感を得て、観衆が自ら参加出来たという
 実感を得られるグループなのだろう。

 だから、この日のギャラリーも、男と女が半々ぐらいで参加していた。
 そこに、「アリス」というグループの当時の存在価値があったのだろう。

  今聞いても、惚れ惚れするような、谷村新司と堀内孝雄の伸びやかな声と
  矢沢透の軽快なドラムが気持ちいい。

 アリスのヒット曲は、いろいろある。

  谷村新司が作詞、作曲を手掛けた曲は、より心臓にグサッと突き刺さり、
  堀内孝雄が作曲を手掛けた曲は、より軽快に、盛り上げれる乗りがある。

 そして、SONGSの最後の歌は、「帰らざる日々」だった。
 
  谷村新司が作詞作曲の名曲。

 誰でも、自らの青春の苦い思い出を、振り返る時、
 今だから、つらい思い出を、いとも簡単に許せる、
 人としての「幅」が出てきたのだろう。

  それは、それ以後の人生で、それ以上の苦難を乗り越えたからこそ、当時の
  「重い詩(死)」が、何とも恥ずかしい思い出として、甦らせてくれるのだろう。

 そして私は、アリスのマイナーな曲、「青春時代」が一番好きだ。
 森田公一とトップギャランの「青春時代」もいいが、
 アリスの「青春時代」は、何とも言えない「味」がある。

  ラジオとカセットデッキを、2本のコードでつないで、赤い録音ボタンを押して
  録音したテープを、擦り切れるまで聞いて“涙”していた時代を思い出すのだ。

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コメント

ユア・アイズさん、コメントありがとうございます。
当時の歌には、人に思考力を植え付けさせる何かがありましたよね。
今の歌にもあるのかもしれませんが、日本語で日本的音頭で響いてこないとだめなんです。
ユア・アイズさん、今後とも、よろしくお願いいたします。

投稿: てっちゃん | 2009年7月12日 (日) 22時14分

名前にミスがありました。

投稿: ユア・アイズ | 2009年7月12日 (日) 20時45分

はじめまして、私もその「アリス」を見ました。当時も今も泣けましたといいますか、泣きました。広島からブログいつものぞかせて頂いております。同業者ですので、とても勉強になります。ありがとうございます。

投稿: ユアアイズ | 2009年7月12日 (日) 20時41分

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