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2009年6月28日 (日)

結婚記念日

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、何回目かの結婚記念日を迎えた。

 その前日に、女房から、

  「明日は、何の日かしら?。」

 と、強引な誘導尋問のトラップにかかり、子羊の私は、
 あえなく、那須のレストランへ誘い込まれたしまった訳だ。

 普段は、インターネットなど縁遠いハズの女房だが、この時ばかりは、自ら
 検索し、那須のレストランを見つけ出した。

 那須塩原のアウトレットにも出店している、このレストランは全国のリゾート地
 にも何店舗か出店していた。

 早速、事前予約し、那須高原の心地よい風景を楽しみながら、休日のゆった
 りした時を過ごし、現地に到着した。

 2階のレストランは教会風の作りで、ステンドグラスなども備え付けられ、落ち
 着いた雰囲気だった。

  “ちょっと、高そうだなぁ~”

 しかし、こんな「アニバーサリー」でも無ければ、こんな場所での食事は無い。
 今日は、ゆっくり楽しもう、そんな「腹」をくくって、引かれた椅子に座った。

 数千円のランチメニューしか無かったが、その中に、一日限定5食のランチ
 メニューがあった。

  「エスカルゴ」と「松坂牛」がメインだった。

 そのメニューに対しての「能書き」が、そばに書いてあった。

  「エスカルゴ」
   *本物のエスカルゴの味を知っている日本人は居ない。

  「松坂牛」
   *この松坂牛はクラシックを聴かせ、ビールを飲ませて育てました。

  そんな能書きが、私の心を揺さぶった。
  「そんなに、ここのシェフが薦めるのであれば、このアニバーサリーで
   食してみるか?。」

  出てきた「エスカルゴ」は、ビスケットの大きさ程度のトウモロコシの粉で
  作られた器に、4切れほど、何とかの何とか風何とかで味付けされて、
  大きな器に載って目の前に現れた。

   “えっ、これっぽっち?”

  本物のエスカルゴは、流石に柔らかくて、癖の無い食感だった。
   
   「これが、本物の味かぁ~。」

  そして、「松坂牛」。
  親指大に、2切れ程度の肉片だった。
  しかし、2センチ程の厚さに、ミディアムで焼かれた「松坂牛」は、
  その美味しさをギュッと凝縮されて、口の中でジュ~っと広がる美味しさ
  だった。

   「こんなうまい牛肉は、初めてだ!。」

  率直にそう思った。
  柔らかさといい、ジューシーさといい、サシと赤みのバランスといい、
  やはり格が違う。そんな感じだ。

  そして、野菜なども、最高の素材で、最高の味付けで料理された素材は
  そのメインメニューを大いに引き立ててくれる美味しさだった。

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