結婚記念日
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、何回目かの結婚記念日を迎えた。
その前日に、女房から、
「明日は、何の日かしら?。」
と、強引な誘導尋問のトラップにかかり、子羊の私は、
あえなく、那須のレストランへ誘い込まれたしまった訳だ。
普段は、インターネットなど縁遠いハズの女房だが、この時ばかりは、自ら
検索し、那須のレストランを見つけ出した。
那須塩原のアウトレットにも出店している、このレストランは全国のリゾート地
にも何店舗か出店していた。
早速、事前予約し、那須高原の心地よい風景を楽しみながら、休日のゆった
りした時を過ごし、現地に到着した。
2階のレストランは教会風の作りで、ステンドグラスなども備え付けられ、落ち
着いた雰囲気だった。
“ちょっと、高そうだなぁ~”
しかし、こんな「アニバーサリー」でも無ければ、こんな場所での食事は無い。
今日は、ゆっくり楽しもう、そんな「腹」をくくって、引かれた椅子に座った。
数千円のランチメニューしか無かったが、その中に、一日限定5食のランチ
メニューがあった。
「エスカルゴ」と「松坂牛」がメインだった。
そのメニューに対しての「能書き」が、そばに書いてあった。
「エスカルゴ」
*本物のエスカルゴの味を知っている日本人は居ない。
「松坂牛」
*この松坂牛はクラシックを聴かせ、ビールを飲ませて育てました。
そんな能書きが、私の心を揺さぶった。
「そんなに、ここのシェフが薦めるのであれば、このアニバーサリーで
食してみるか?。」
出てきた「エスカルゴ」は、ビスケットの大きさ程度のトウモロコシの粉で
作られた器に、4切れほど、何とかの何とか風何とかで味付けされて、
大きな器に載って目の前に現れた。
“えっ、これっぽっち?”
本物のエスカルゴは、流石に柔らかくて、癖の無い食感だった。
「これが、本物の味かぁ~。」
そして、「松坂牛」。
親指大に、2切れ程度の肉片だった。
しかし、2センチ程の厚さに、ミディアムで焼かれた「松坂牛」は、
その美味しさをギュッと凝縮されて、口の中でジュ~っと広がる美味しさ
だった。
「こんなうまい牛肉は、初めてだ!。」
率直にそう思った。
柔らかさといい、ジューシーさといい、サシと赤みのバランスといい、
やはり格が違う。そんな感じだ。
そして、野菜なども、最高の素材で、最高の味付けで料理された素材は
そのメインメニューを大いに引き立ててくれる美味しさだった。
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