ある“友”とのメール交換
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、あるブログ(このブログに相互リンク)で、あるお店の記事が載った。
数百メートルのところに競合店が出店。
売上が昨年対比で戻っていないという叱咤激励(私はエールと捉えている)
のブログだった。
この店長とは、このブログがきっかけで、懇意にしていただいている。
そして、以前訪問した時http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-ef4f.htmlは、見事な売場でお迎えしていただいた。
そんな経緯があったため、私は思わず「彼」にメールを送ってしまった。
“私も、あなたなら昨年クリアしてくれると信じていますよ”
そんな内容だったと思う。
そして、「彼」からメールが届いた。
原文をそのまま載せたいと思う。
「丁度入社して1~2年の時のような新鮮な気持ち(プラモデルを一から作り上
げていくような感じ)で、もう一度お店の再構築を図っています。色々な意味で
今はとても楽しい気持ちで、充実しています。(変ですかね?)」
最後の締めの言葉だが、この難局にあってなお、一からお店の仕組みを再構
築して、勝てる仕組み作りをコツコツと積み上げている。
目先の数値がどうあれ、現状のお店のレベルをワンステージ上げるべく、店長と
して、敢えて遠回りをして、組織改革を深耕しているのだ。
そして、その手ごたえを着実に感じているのだろう。
そのような取り組みは、直ぐに数値効果が上がるわけではない。
しかし、その数値効果が上がらない時期にしっかり蓄積したものは、
いずれ爆発する時期が来るものだ。
その爆発点は、いつ到来するのかわからないが、必ず来る。
それを信じて、彼は、組織を再構築しながら、自らの組織強化を図っている。
「流石だ!。」
率直に、彼には脱帽だ。
競合出店を、ピンチからチャンスに変換できる男だ。
彼にとって、競合出店は、今まで出来なかった仕事を可能にするチャンスと
捉えているのだろう。
転んでも、タダでは起き上がらない。
組織の長(オサ)として、いろいろな状況を貪欲にむさぼり尽くす。
この姿こそが、部下にとっての最大の教育でもある。
そして、私は、そんな「友」の存在を得たことが、最大の心のよりどころだ。
黒磯エリア③のアルバムが出来ました。どうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kuroisomrsann/
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コメント
ふくしま・Iさん、嬉しいコメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: てっちゃん | 2009年6月23日 (火) 22時42分
いつも楽しく、身につまされながら見させていただいております。私も25年間SMで仕事をし、現在DSで7年間しごとをさせて頂いております。人つくり、組織つくり、仕組みつくり、品だし、などなど・・毎日、自分の力の無さを感じながら過ごしております。てっちゃんのSMでの話を読む度にSCの店長をしていた頃のことを思い出して懐かしさを感じます。これからも楽しく読まさせていただきます。お互い、小売業に携る者として頑張りましょう!
投稿: ふくしま・I | 2009年6月23日 (火) 09時42分