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2009年6月20日 (土)

流通王の挑戦

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある番組を見ていたら、「流通王の挑戦」と題して、大手スーパーのトップ
 が出演していた。

 日本にコンビニを普及させ、収益性の高いGMSのトップに君臨する人物だ。
 そこで、目を引いたのは、駅前立地で現在は競合店に集客を奪われている
 「ディスカウントストア」への切り替えの報道だった。

  IYよ、お前もか?。

 そんな心境で見ていたが、トップに言わせると、今期中に20店舗前後に
 増加させたい、との意向だった。

 どんどん各社が「価格宣言」を出し、価格志向、ディスカウント志向へ舵を切る。
 そして、最後までストロングスタイルを貫いていたこの企業も動いてきた。

  そんな流通大手の動向と、トップの考えを聞いてみたいと思った。

 そして、やはりこの企業、この人物が「したたかだなぁ~。」と思ったのは、

  ディスカウントを好まれるお客様もいるが、そうでななくて、従来の品揃えや
  品質を大切にするお客様もいる。だから、ディスカウントがすべてでは無い。

  しかし、世の中のお客様が変化してきているのに、一番変化に敏感でなけれ
  ばならない我々商売人が、変化を拒んでいては話にならない、だからその
  志向に合わせた商売も必要に応じてチャレンジしていく。

 そんな、内容だった。
 他のディスカウントに振れた企業の戦略とは大いに異なる。
 だから、番組の中でも言っていたが、従来の「質」重視の営業から、
 「価格」と「質」の両面でお客様に近づこうとするアプローチへ切り替えたと
 言っていた。

  そこに、簡単には舵を切らず、貪欲に、粘り強く経営をしていこうとする
  この企業の真髄を見たような気がした。

  「さすがだ。」
  率直に、そう思った。

 しかし、番組を見ていて気になったのは、
 その現場での、プロジェクトリーダー達の姿勢だ。

  どうも、そのリーダーシップに、人間的な魅力を感じない。

 この企業の一番の弱点が、この部分なのだろう。
 だから、この経営者の理念や思想が、
 現場で熱いうねりとなって伝わってこない。

  この経営者と同様の視点でしか、仕事をとらえていない。
  現場に近づけば近づくほど、肉食系の熱さを増していかなければ、
  現場は踊らない、と言う事だ。

  逆に言うと、コンビニの女性経営者が、御用聞きに走り回る姿こそ、
  忘れ去られたこの企業の創業期の原点を持っているようだった。

  そう言う意味では、現場はいつでも「お祭り」を欲しているのだ。

 この企業は、その事を、本質的に理解出来ていない、と思われる。

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