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2009年6月26日 (金)

影響力の行使

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログで、「商品に惚れる」を記した。

 叩き上げで現場から這い上がってきた店長には、必ず出身部門がある。
 新入社員時に、部門へ配属されるのだが、ローテーションを組んで全ての部門
 を経験させられない限りは、必ずどこかの部門に配属され、それが出身部門と
 なっていく。

 そこから、商品に携わり、マネジメントし、商売をして、経営に発展していく。
 しかし、いくら店長になろうとも、我々の仕事の根本は、物を売る仕事。
 だから、ある単品に惚れたり、売り込んだり、売り切る努力をしたりするのは、
 ある意味、その遠い昔の “血” がさせるのである。

 しかし、いずれ部門を離れ、商品から間隔をおくようになると、妙に「無力感」に
 襲われるものだ。それが、副店長時代だったように思う。

 店舗決定権は店長にあり、商品決定権は部門チーフが握っている。
 「副店長」には、どんな存在価値があるのか?。疑問に思って悩んだ時代だ。

 ここから先の職位は、イレギュラーが無い限り、居なくてもお店は回る存在だ。
 しかし、店長が存在し、副店長が存在するお店もある。

  “副店長以上の存在価値とは?”

 この段階で、副店長は必ず一回は挫折を経験する。
 そして、この「問い」の答えを見出す時期が、いずれ来るものだ。

  それは、「影響力を養う為だ。」

 影響力。

  組織にとっての、良い影響力。
  個人にとっても、良い影響力。

 そして、影響力が行使できなかったら、店長としての存在価値は無い。
 常に、店長から良い影響を受け、従業員が常に活性されているお店は強い。

 そんなお店は、常に外に「アンテナ」を張って、最新の情報に敏感に反応し、
 最先端のフォーマットを編み出し、お客様の半歩前を歩み、惹きつける。

  影響力とは?。

 他人を変える事の出来る力、の事だ。
 そして、他人を変える、とは、自ら変われる事のできる人間。

  いわゆる、自己変革。

 自己変革を繰り返すリーダーの姿こそが、影響力の源だ。

  個人には、必ずいろいろな「しがらみ」がある。
  古くなれば、ベテランになれば、長くなれば、必ず「しがらみ」が住み着く。
  その「しがらみ」をもろともせず、常に自己変革していくリーダー。

 そんな姿勢を持つ上司がいたら、部下への影響力は絶大だろう。
 影響力とは、腕力で部下に押し付け、やらせをさせることではない。
 自らの変革を通して、部下に意識改革を促す存在だという事だ。


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コメント

ふくしま・I さん、コメントありがとうございます。
全ては、自分の身の回りから変えていくしかないですよ。
お互いに、がんばりましょう。

投稿: てっちゃん | 2009年6月27日 (土) 07時07分

ふくしま・!です!  てっちゃんの店長職に真面目に取り組む姿勢が感じられます。立派です。「匠」ですね!私も、部下に私の持っている経験と知識をOJTを通じて一生懸命伝えていきたいと思います。(大した知識は無いですが・・)私は、幸い前職も現職も上司に恵まれています。組織を動かす原動力は、一人が二人、三人と歯車が大きくなると間違いなく影響力がでます。お互いに頑張りましょう!

投稿: ふくしま・I | 2009年6月26日 (金) 21時56分

ふくしま・I さん、コメントありがとうございます。
出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない。
意味深い「格言」ですね。
中途半端がなによりいけないのでしょうね。
  
 組織を根底から動かす事。
私は、店長という立場から、組織を根底から動かせる影響力をつけたいと思っています。
出来るかどうかは別としても、店長をキャリアアップの踏み台として捉えるのではなく、一生涯、店長に誇りを持ち、店長職を極め、組織に影響力を持ち続ける。出来るかどうかわかりませんが、私の理想の店長論です(そんなカッコイイこと言うな!、と言われそうですが)。

投稿: てっちゃん | 2009年6月26日 (金) 19時13分

追伸 高いマネジメント能力があれば必ず影響力も付いてきますよね…しかし、私の苦い経験から、「出る杭は必ず打たれます」しかし、それ以上出れば打たれません。(失礼)てっちゃんも偉くなって、組織を根底から動かせる人間になって下さい!期待しています。

投稿: ふくしま·I | 2009年6月26日 (金) 15時42分

こんにちは、ふくしま·Iです。私も副店長を二年経験しました。店の潤滑油として、各部門に応援に入った記憶があります。影響力…確かに役職が上がるに連れて影響力は増しますね…しかし、経営者ではない限り決定権も限りがあります。その端境が難しいですよね。時には、爪をだし、ある時には、爪を 隠す…副店長時代は、とにかくがむしゃらだった気がします。懐かしいなぁ…でも、みんなの幸せの為に、嫌われる存在であることは、今も昔も変わらないですけどね…(笑)

投稿: ふくしま·I | 2009年6月26日 (金) 15時26分

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