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2009年6月 5日 (金)

ある、新入社員の問いかけ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日、新入社員の配属に関して記した。

 そして、今日はその続編。

 配属される部門は、“仮の姿”。
 その部門を通して、商売を学び、マネジメントを学ぶ。
 そして、いよいよ一店舗の経営に携わる。

  だから私は、部門を問わず、「踏み込み」が大切だ、と考える。

 しかし、・ ・ ・ 。

  新入社員にとっては、それが全てなのだろう。

 先日、ひとりの新入社員からの問いかけがあった。
 内容は、現在部門研修の途中だが、その中からどうしても、この部門に
 配属されたい、という部門が出来てきた。そこで、いてもたってもいられず、
 その部門に配属されるために、どんな手段を使えば確率が高まるか。

 そんな質問だった。
 正規のルールに従ったやり方で、自分の夢を叶える。
 それはそれで、歓迎すべき個人の取り組み方だ。

 その時私は、昨年の新入社員の事を思い出した。
 昨年のブログ「新入社員の配属」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_7c10.htmlを記した。

  「夢は必ず叶う」

 私の持論だ。
 そして、その第一歩が、自ら選択した部門への配属。
 
  その為には、どんな行動を起こすか?。

 私は、彼(彼女)に言った。
  「これは、皆さんが社会人として初めて遭遇するチャンスだ。チャンスを
  モノにするのか、見逃すのか。最大の分かれ道だ。こんな時にどう行動
  するのかが、皆さんの成功体験の積み重ねとなって、引き出しが増える。」

  「今回の配属の希望用紙は後日配布される。第三希望まで記する欄がある
  が、第一希望に対する皆さんの想いが強ければ、とうていその3行では収まら
  ないだろう。だったら、便箋一枚に、その事を記して、その部門に配属される
  ことによって、この企業がどれだけ利益を得るのかを期してみよ。その想い
  は必ず叶えられるものだ。」

 その新入社員は、目を爛々と輝かせて、
  「ハイ、わかりました。」
 と、言った。

 私は、更に付け加えた。
  「それでも、叶わぬ夢もある。いろいろな事情で、社内的にもそれ以外の
  部門の人材を厚くしたい、と考える場合もある。しかし、夢叶わず、違う部門
  に配属になっても、そこはあくまでも仮の姿だ。どの部門を通してでも商売は
  学べる。その時は快く配属部門を引き受けろ。」

 そして、その場の近くに、2年前に入社し、現在チーフとして活躍している一人
 の社員がいた。

 わたしは、彼(彼女)を捕まえていった。
  「おいっ、○○君。君は当初青果部門が希望だったよな。第一希望が叶わず
  グロサリーに配属されたが、その後どうだった?。」

 彼(彼女)は、私の予測通りの答えを返してきた。
  「グロサリーに配属されて正解でした。会社が必要としている部門への配属
  ですから、その事は私にも理解できたし、そういう考えでその部門で取り組め
  は、どの部門で成功すると思います。」

 100点満点の回答だった。
  そう、言い切れるというところに、彼(彼女)の成長があるのだ。

 それを聞いた新入社員には、それは保険に引っかかった場合の安心でしか
 無いのだろうが、それもまた真実なのである。

 そんなこんなで、たかが新入社員の配属と考えがちだが、
 現場の新入社員にとってみれば、やはり一生を左右する問題。

 だからこそ、その夢を叶えさせるべく、配属部門の考え方を示す事の大切さ
 を理解して対話しないと、将来を背負う人材が流出してしまうと言う事だ。




  

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