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2009年6月16日 (火)

本部の立場・お店の立場

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、販売会議の後に、飲み会があった。

 店長3名、本部スタッフ2名。

 いろいろな話題が出た。
 店長からみた、本部商品部の姿。
 本部商品部からみた、店舗、店長の姿。

  気になるのは、後者だ。
  店長からみた、本部の姿は、自分の見えたとおりの姿だ。

 しかし、本部商品部からみた、店長の姿とは、どんなものなのだろう?。
 
  そこが疑問だ。

 そして、それは、彼らにとって思わしくない姿だった。
 やたら愛想が良く、出来ていない部分を指摘すると、
 「いつも言っているんだけどねぇ~。」 で終了すると言う。

  言っただけでやられていないと言う事は、取り組んでいないのと同じ。

 彼らから言わせると、そのような事だ。
 それは、私も同感だ。

  しかし、部下と毎日顔を突き合わせている店長が変えられないのなら、、
  商品部が変えられる訳がないだろう、と言う事だ。

 その事に関しても、同感だ。

 そして、店長としての立場で言わせてもらえば、
 店長として、何を優先課題ととらえているかで、大きく変わってくると言う事だ。

  生鮮出身の私は、常に優先事項が「生鮮」だ。
  売場に行くのも、商品を見るのも、担当者と口を利くのも、全て生鮮優先。

 だから、生鮮の課題への取り組みは早いし、商品部への対応も早い。
 しかし、グロサリーに関しては、常に優先順位が遅れる。

  それは、興味が薄いと言う事かも知れない。
  または、優先課題としてとらえていない、と言う事かも知れない。
  本当に重要だと考えれば、生鮮以上に素早く取り組んでいるのだろう。
  過去には、そんな場合もあったが、最近は、どうしても生鮮中心だ。

  そして、問題解決も遅れる、と言う事なのだろう。

 要は、店長が興味を持つか持たないか、で現場浸透力が変化すると言う事。
 逆に言うと、優先順位をつけたら、確実に取組効果を発揮させることが、
 店長としての命題だ、と言う事だ。

  店長が取り組んでも、効果が発揮されない。
  こうなったら、店長としての存在意義が無い、と言う事だ。

 店長として、課題の部分を、強く心に想う。
 そして、その課題に、フォーカスして、グゥ~ット、入り込む。
 入り込んだら、解決し数値改善するまで、しつこく取り組む。
 そして、必ず、数値を変えること。

  店長に課される命題は、単純明快だ。
  結果として、数値が変わること。変えられること。

 浅く広く、目を光らせながら、
 入り込んだら、確実に数値効果をひねり出し、課題を解決する事。

 これが出来なければ、誰もリーダーとして認めてくれない。
 そして、それが出来なくなったら、自ら降りる覚悟を持つ、と言う事だ。

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