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2009年6月13日 (土)

“味覚”について

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いつの頃からだろうか、自分の「舌」に自信を持つようになったのは?。

 結婚して、数年経過してからなのは間違いない。

  自分が持っていた、従来からの味覚。
  女房が作る料理からの、新たな味覚。
  赴任地で味わう、新たな感動の味覚。

 いろいろな、小さな感動がどんどん自分の「舌」を強化していった。

  思えば、小さい頃(高校までの頃)は、自分の舌が他により優れているとは
  思ったことも無かった。

  いろいろな食材の美味しさに触れたのは、大学に入って、酒を飲むように
  なってからだった。

   今まで食えなかった「肴」が、酒とともに美味しく感じてからだ。

  さらに、結婚してからは、違う家庭の「味覚」にも触れ、本格的に自分の舌が
  鍛えられていくのが分かった。

   辛さ、苦さ、渋さ、臭さなどの味覚を覚え、バラェティーさが増したように思う。

  また、この頃から、砂糖を使わない味付けも覚え、薄味志向になっていった。
  更に、女房と食べ歩きながら、素材の深みがわかるようになっていった。

  そして、赴任地での食材の違いにも触れるようになった。

   よく、地域性と言う言葉を使い、地域の暮らし、地域の人柄、地域の食事
   の違いがはっきり出てくるものだが、その違いの根本的な要因は、気候
   にあることが、わかってきたのだ。

  気候の違いが、体に与える影響は大きく、それにより、体が欲する食材も
  異なる。

  さらに、その地域で収穫される食材も異なり、その食材を利用して、地域の
  気候に合ったメニューで、欲する食事が賄われるのである。

  だから、そこで収穫されたもので作られたメニューと言うものは、
  その時期のその地域で食するから、本当に体が要求する食事と
  マッチし、その食材が一番美味しく感じられるのだろう。

   そういう意味で、山形での暮らしの時代に覚えた食材は美味しかった。

  あの、じとじとした梅雨時の蒸し暑さの中だからこそ、果実の美味しさや、
  山形のだしの美味しさ、更には、9月の残暑に食する山形の芋煮など、
  が際立つのであろう。

  山形で過ごした時期での気候と食材は、本当にこの時期に体に栄養と
  活力を与えてくれる、工夫された食材が多く、地域と気候と食事の関係
  がよく分かった時代だった。

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