バナナの“味”
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
「バナナ」。
リンゴとともに、年間ナンバーワンの果実の商材だ。
最近、またアイテムが増えてきた(当社だけ?)。
国別では、台湾バナナ、エクアドルバナナ他、
ネーミングも「ラカタンバナナ」「特塾バナナ」等。
たかが、バナナと言えないほどのアイテムと価格になってきている。
そして、バナナは相変わらず伸びているアイテムだ。
私自身、バナナの味にはあまりこだわりは無かったが、これを機会に
バナナの食べ比べをやってみた。
それと言うのも、先日の店長会で「バナナ」が話題になり、特に以前話題
だった「ラカタンバナナ」の味に関しての是非が問われていた。
その話題に乗れなかった私は、以前から食べ比べをやりたいとは思っていた。
サンプルは、「ラカタンバナナ」「エクアドル産バナナ」「特熟バナナ」の3品。
今回、フィリピン産のベーシックな価格型のバナナは入れなかった。
さんざんぱら食べてきた「味」だからだ。
こればっかりは、今更だ。
何人かで、食べ比べを実施。
まずは、「ラカタンバナナ」だ。
やはり、マニアックだ。
この酸味は独特で、これを「疲労回復に良い」と認識し、思いこみで食しない
限りは、ほとんどの人はこれをバナナとは認めないだろう。
次に、「エクアドル産バナナ」。
私個人的には、一番味のあるバナナであり、美味しさを感じた。
甘み、酸味、ねっとり感のバランスが良く、一番味のある感じだった。
最後に「特熟バナナ」。
これは、フィリピン産バナナだが、酸味を消し甘みのみを残した味が特徴で
後を引く味だなぁ~、と言う印象だ。
そして、特に若い世代(といっても30歳前後)は、特熟が美味しいと言う。
私は、断然エクアドル産バナナだ。
そこに世代間ギャップがあると、青果トレーナーは私の舌を過去の遺産に
仕立てていたが、そうなのだろうか?。
いずれにしても、「バナナ」と「リンゴ」は年間商材。
このベーシックな2品の品揃、味、鮮度、価格を追及していけば、
お客様の信頼を勝ち得ることは、永久の原理原則のようだ。
| 固定リンク
コメント