新入社員とのコミュニケーションから
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日のブログで「今年の新入社員感想文」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-760c.htmlを記した。
新入社員の感想文を読んで、もっと新入社員とコミュニケーションを取らねば、
と思いつつ数日が経過した。
そして昨日、久し振りに新入社員と膝交えて懇談を持った。
思えば、彼らとフェイス・トゥ・フェイスで話を持ったのは、入社式以来だ。
その時は、彼らはリクルートスタイルで、学生気分のまだまだ抜けきれない格好
だった。
そして昨日、久し振りに見た彼らの顔つきは、精悍に変化していた。
私を見る“眼つき”が変化していた。
目的を持つ人間の眼つきだ。
たかだか一か月でここまで変化するのか?。感心してしまう。
そして、特に読書感想文を提出した新入社員ほど、眼つきが真剣だ。
今年の新入社員の読書感想文。
「まだまだこの本から得るものは無い」。
そんな感想が特徴の、今回の新入社員の読書感想文だったが、
そんな本でも、彼らにとって、結果的に得るものは大きかったのだろう。
“仕事に対する考え方”
それが、変わったと言う事だろう。
自ら選択した仕事ではあるが、実際に直面して初めて分かる“絶望感”。
その“絶望感”を払拭するだけの考え方を、この本から学んだのだろう。
仕事に就いた当初は、何もかもがうまく進まず、自分の力に対しての
“絶望感”を経験するものだ。
そして、その絶望感から這い上がる術が、今までの人生経験だ。
しかし、そんな人生経験だけでは整理出来ない絶望感を味わう。
そこに一服の清涼剤のような、一冊の本に出会うことほど、
その本人にとって幸せなことはない。
その出会いをコーディネートすることも、上司の仕事だ。
PS
宇都宮市街地MRの写真を載せました。どうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/utunomiyasigaitini/。
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