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2009年5月15日 (金)

バイヤーの仕事

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「バイヤーが仕事をしていないなぁ~」。

 そんなお店が結構あるものだ。

 例えば青果の売場を見ると、突き出しが多く、一見単品を売り込んでいるように
 見えるが、プロパー商品の定位置管理が出来ていない。

 一店舗、二店舗の個人商店であれば、バイヤー兼店主である経営者がすべて
 を把握して商売をするわけであるから、プロパーの考え方はいらない。

 しかし、5店舗以上のチェーンストアとして成長していく過程では、必ず通らねば
 ならないのが、プロパーの陳列台帳の存在だ。

  私は、バイヤーの最大の仕事とは、「陳列台帳」の作成だと思っている。
  それも、毎月更新し、常に最新の陳列台帳を提示することが、本来の仕事だ。

  陳列台帳に、バイヤーの今月の政策がすべて集約されている。
  各店のスペースやレイアウトが違うとはいえ、スタンダードタイプをベースに
  各店の担当者に、考え方を提示することが、チェーンストアのバイヤーの
  最大の仕事となる。

 バイヤー。

  言葉通り、「買付人」。
  しかし、チェーンストアのバイヤーとは、MDプランナーの事を指す。
  販売するために、買い付ける。
  誰に、どんなふうに、いくらで、いくつ売るのか?。
  そんな計画があるから、どこから、どのように、いくらで買い付けるのか?

 仕入れと販売。

  本来は、一つの機能だった。優秀な創業者が一人でこなしたから、
  急速に成長してきた。

  急速に成長したから、役割を分担しより効率よく「仕入」と「販売」を分けた。
  そして、その意思疎通が分断され、店舗・企業として、弱体化していく。

 急速にチェーン化し成長していく為には、商売人としての人の成長は必須だ。
 そして、スタンダード店舗化し、短期間で店舗運営できる担当者の育成。

 更にそれは、商品の定位置管理の進行により、お客様にも買いやすくなる。

 そして担当者は人事異動により、新たな環境変化への対応力を身につける。
 そのためにも、バイヤー作成の陳列台帳は必須だ。

 そして、その陳列台帳を読み解く能力が、現場担当者の能力だ。
 だから、現場担当者は、陳列台帳に忠実に従い、運営できる。

 そうしたベースがあるから、バイヤー一人でも、企業はチェーン化でき、
 多店舗展開しても、ゆるぎない店舗運営が可能となる。

  プロパーが機能していない店舗。
  それは、バイヤーが役割として、機能していない。
  陳列台帳とプロパー管理とは、それほど大切な生命線なのだ。


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